倶楽部メモ(854)

令和5年8月10日〜8月16日

北海道における旧客について



投 稿 者  323

投 稿 日  2023/8/10 2:26

タイトル 北海道における旧客について

 

また模型で編成を組むにあたって妥協していいのかわからない点が出てきたので
再訪させていただきました。
北海道型の客車は一般に極寒仕様ということで歯車式発電機と大型蓄電池、
二重窓の装備が
一般的だと思うのですが、
この仕様のものは模型としてはあまり流通していません。
そこで一般仕様のもので代用してもよいのかというところが気になりまして...
特にスハ32系の耐寒仕様ではない車両は北海道にも存在していたものなのでしょうか?




投 稿 者  仙コリ

投 稿 日  2023/8/12 20:59

タイトル Re:北海道における旧客について

 

323様

北海道仕様の客車について詳しくはありませんが、基本形(北海道以外向け)が
北海道に転属する場合にも、北海道仕様の装備(二重窓や歯車式車軸発電機)は
運用上必須であると思われますので、転属の際に改造されたのではないかと思います。

ただ、模型的には、スハ32系列でいえば基本的に車体は一緒で、日よけの鎧戸を
内窓に取り換えて二重窓にしていたようなので、外観はほぼ変わらないと思います。

問題は車軸発電機ですが、車両によっては車軸発電機そのものが表現されていない
模型もあるので、そこは目をつむるか、こだわるのであれば台車によってはパーツで
歯車式車軸発電機も販売されているようなので、改造するのが最良かと思います。

ちなみにスハ32系列(スハ32・スハフ32)では、約45両程度が本州等から北海道へ
転属しているようですが、そのうち22両は晩年に北海道へ転属しており、転属前後の
配置区などもわかっているので、一覧表にまとめてみました。




投 稿 者  仙コリ

投 稿 日  2023/8/13 21:56

タイトル Re2:北海道における旧客について

 

323様

ご質問の本質は、模型においてどこまで妥協するかという事でしたね。
過去何度か話題にはなっていますが、旧型客車は車歴が長いほど、受けた改造
(体質改善工事や近代化・冷房化等)や点検・保守時の部品交換などにより様々な差が生じて、
詳細にみると1両として同じ形状の車両は無いとも言われています。
なので模型化においても、あくまでもその形式の代表的な形状のプロトタイプであるといえます。
ですので、模型で編成を組む際にどこまで妥協するかは、ひとそれぞれだと思います。
私の場合は基本的にはこだわるのは、形式(スハ43等)と屋根の形状
(二重屋根・丸屋根・冷房化の有無)や、妻面の形状といったところでしょうか。
といったところで、特にNゲージにおいて北海道仕様の車両については、二重窓は外観上はわからない、
車軸発電機も小さすぎてほとんどわからないと思われるので、スハ32のように同一形式の場合は、
私の場合は気にしないと思います。




投 稿 者  323

投 稿 日  2023/8/16 20:46

タイトル Re3:北海道における旧客について

 

仙コリ様
ありがとうございます。確かに、専用形式になると(客車以外だとキハ56系などもそうですが)

さすがにそれ以外の形式…と行きにくいのは確かですよね…
実は、あの投稿のあとうまいこと天賞堂の北海道型スハ32が4両とマニ36が手に入ってしまいまして、

悩みそのものがなくなってしまい…しかし今後の増備はやりやすくなりそうです
(それはそれで悩みどころではありますが…笑)
困ったときばかり顔を出して恐縮ですが、ありがとうございます!




        
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