かつて東京〜伊東・修善寺間に運行されていた客車準急「いこい」の
昭和36年以降から昭和43年の廃止までの編成と車体の色について、
ご存じの方は是非ご教示ください。
当方にて確認できている情報を下記に箇条書きしてみます。
1. 12両編成で1〜7号車が伊東行き、8〜12号車が修善寺行き
EF58が東京〜伊東を牽引。修善寺編成は熱海から別のEF58
が牽引し、三島からは伊豆箱根鉄道のED31形が牽引。
2. 昭和35〜36年に近代化改装を受けたスハ44系が主体の編成。
1等車が2号車と11号車に編成され、スロ54を使用。
3. 昭和40年10月1日に「第2いでゆ」に改称され、ヨンサトオで廃止。
4. ARC資料館にもはっきりした編成は掲載されていない。
5. 伊豆箱根鉄道にも問い合わせしましたが、古い話でかつ他社の車両
のことなので、詳細は不明とのこと。
6. 入手した写真
昭和38年6月15日東京駅に入線中:
12号車スハフ43ー22ぶどう色(?)
11号車スロ54 窓下に帯
10号車スハ44 車体裾にラインあり
9号車より前の車両 スハ44系に見えます
昭和40年8月12日伊東駅の留置線に停車中
1号車 スハフ42
2号車 ナロ10ー31 窓下に帯
3・4号車 スハ43(窓配置がスハ44とは違う)
いずれも車体・帯の色は白黒なので判然としません
<確認したい事項>
* 昭和36年以降ぶどう色のスハ44形を主体に編成されたことはま
ず間違いないと思いますが、団体専用車用の青塗装に裾クリー
ム色の車両も混成されていたのかという点。
* 昭和39年以降、スハ44形が瀬戸、明星、銀河などの幹線系統の
急行列車に使用されるようになり、スハ43形(ぶどう色または
青色)に、1等車もナロ10(ぶどう色または青色)に変更され
たのかという点。
以上です。よろしくお願いします。
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