倶楽部メモ(844)

令和4年10月22日~12月31日

姫路ー鳥羽間の参宮快速の編成について



投 稿 者  鈴木利正

投 稿 日  2022/10/22 22:35

タイトル 全国SLホテル解体客車

 

SLホテル解体された客車
https://ja.wikipedia.org/wiki/SL%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB

九州の鞍手町の民俗資料館の保存車両群
2015年解体された
https://nowtice-go.com/s/%E9%9E%8D%E6%89%8B%E7%94%BA/




投 稿 者  仙コリ@管理人

投 稿 日  2022/10/23 20:52

タイトル Re:全国SLホテル解体客車

 

鈴木利正様

保存車両についての情報提供ありがとうございます。

頂いた情報を含めて、現状を調査し保存車両ページの更新を図りたいと思います。

ありがとうございました。




投 稿 者  クモイ103

投 稿 日  2022/11/19 20:38

タイトル 鉄道電化の日

 

本日11月19日は「鉄道電化の日」。
昭和31(1956)年の今日、東海道本線米原-京都間が電化され、
東京から大阪まで架線がつながりました。
当時国鉄の看板列車だった東京-大阪間特急
「つばめ」「はと」は全区間EF58の通し牽引となり、

所要時間はそれまでの8時間から7時間30分、
同区間における客車列車の最速レコードとなりました。

…と、ここまでは過去に何度かここで話題にしてきた通りですが、
昨今は事情が変っています。
磐越西線の会津若松-喜多方間が“非電化”されるという話が取り沙汰されています。
歴史を振り返れば経営難から“非電化”した玉野市営電気鉄道という先例もあります。
一方、蓄電池車やハイブリッド車が実用化され、水素車も射程距離に入る現在、

架線が張られていることが必ずしもステータスではない時代が
やって来たとも言えるでしょう。
「鉄道電化」の持つ意味は、半世紀以上の歳月を経て変化してきています。




投 稿 者  ヒヨッ子

投 稿 日  2022/12/24 14:46

タイトル 姫路ー鳥羽間の参宮快速の編成を教えていただきたいです

 

皆さま
はじめまして。
ヒヨッ子と申します

私自身、蒸気機関車列車に興味がありまして、
特に昭和30年前後の東海道本線の列車に興味があります。
そして調べてゆく中で、昭和40年代ごろまで姫路から東海道本線、
草津線経由の鳥羽行き快速列車(いわゆる参宮快速です)があったことを知り、
是非とも模型で再現してみたいと思うのですが、
編成表などの資料が見つからず気になっております。
どなたかご存知の方、教えていただけないでしょうか?
C57で青1号帯の編成を作ってみたいので、

特に昭和29年〜30年ごろの編成です。
よろしくお願いします




投 稿 者  クモイ103

投 稿 日  2022/12/27 20:37

タイトル Re: 姫路ー鳥羽間の参宮快速の編成

 

ヒヨッ子様、はじめまして。

いわゆる「参宮快速」または「鳥羽快速」は、
知る人ぞ知る“その筋”では伝説的な存在の列車ですね。
ただ、お求めの客車編成に関する情報となるとなかなか見当たりません。
快速運転とは言えあくまで普通列車なので、
各種の資料で優先的に扱われる対象ではなかったと思われます。

こうした情報は意外な所にぶら下がっていたりもするので、
これから資料を見る時に気にかけて行こうと思います。
せめてどこの客車区の受け持ちだったかが分かれば、
青帯の二等車の形式が推測できるのですが。




投 稿 者  仙コリ

投 稿 日  2022/12/29 20:33

タイトル Re2: 姫路ー鳥羽間の参宮快速の編成

 

ヒヨッ子様

姫路ー鳥羽間の参宮快速の編成についてですが、すでにクモイ103様から
書き込みがある通り、時代が古いほど特急列車や急行列車しか情報が無く、
手持ちの資料を探しても見つけられませんでした。

そこで、使用車両についての推測ですが、始発・終着駅への配置車両である
可能性が高いと思われるので、当時(手持ちの最も古いもので昭和33年10月1日
時点ですが)の姫路及び鳥羽への配置車両を調べると、鳥羽には二等車の配置
は無く、姫路にはスロフ30が4両ありました。

姫路配置の車両の使用線区は、後年の状況を考えても二等車の連結が無い播但線と
姫新線の普通列車が中心だと思われ、昭和33年11月時点で二等車を連結している
東海道山陽線系統で姫路始発・終着となる客車列車は、東京-姫路間の普通列車
129・132レと、姫路-鳥羽間の快速列車1往復 441・442レ なので、
このスロフ30が参宮快速に使用されていた可能性が高いのではないかと思われます。

上記の仮定で、昭和33年の姫路配置の三等車を調べると、
主に スハ32 60両 スハフ32 21両
   オハ35 51両 オハフ33 14両 となっており、
その他にオハフ61とオハニ61も10両前後の配置がありますが、東海道・山陽本線を
走行する快速列車である「参宮快速」にはオハ35系の車両が使用されていた
と思われるので、参宮快速はスロフ30・オハ35・オハフ33で組成されていたのでは
ないかと思われます。

あくまでも推測であり、昭和33年の時点ですが、参考になれば幸いです。

 ※訂正
 後日の調査で、参宮快速の客車の主な受け持ちは、大ヒメ(姫路客貨車区)ではなく、
 天ヤマ(山田客貨車区)後の天イセ(伊勢管理所)であると判明しました。

 また、姫路のスロフは、東京-姫路間の普通列車 の運用でありました。




投 稿 者  クモイ103

投 稿 日  2022/12/29 22:37

タイトル Re3: 姫路ー鳥羽間の参宮快速の編成

 

仙コリ様

始終着駅の配置状況からのご推測、尤もなことです。
ただ、私はもう一つ、山田(天ヤマ)の可能性を考えます。
というのは、参宮線の主な客車基地は鳥羽でなく山田だったからです。
(鳥羽に客車の配置はありませんよね…)

鉄道ピクトリアルNo.514(1989年7月号<特集>列車編成の記録)には、
参宮快速に近い運転系統である鳥羽発京都行き745レの京都到着時の編成
(昭和31年7月31日)が示されています。
本編成スハニ31+オハ31×3+オハフ30(天13運用・天ヤマ)に、
附属編成オハ35×2+オハフ33(大附70運用・大キト)が付き、
さらにオハユニ71(大郵96運用・大キト)もぶら下がった編成で、本文には
「大附70番プラス天13番というのが草津線ではもっともポピュラーな編成」
と述べられています。
この列車に二等車はありませんが、昭和33年10月1日の客車配置表では
天ヤマにオロ40×1とスロハ32×2の配置があります。
(特ロのスロ53も3両いますが、これは東京-鳥羽間急行[伊勢]用です。)
なので、参宮快速の基地としては山田も候補に挙がると思います。




投 稿 者  仙コリ

投 稿 日  2022/12/30 9:32

タイトル Re4: 姫路ー鳥羽間の参宮快速の編成

 

クモイ103様

ご指摘ありがとうございます。

配置表そのものではなく、データベース上で二等車の配置状況だけ調べたので、
凡ミスをしてしまいました。
鳥羽には客車の配置はありませんでしたね。

そのうえで、参宮線の主な客車基地が山田であるとの情報は大変参考になりました。

そこで、あらためてネットで「参宮快速」で検索すると、「鳥羽快速と参宮線(上)
| DRFC-OB デジタル青信号」というサイトがあり、昭和31年と昭和39年の鳥羽快速
の写真が多数掲載されていました。

その写真の最後から2枚目を拡大してみると、車番を読み取ることが出来、
オハフ33 7であるとわかり、昭和39年の配置表で調べてみますと、この車両の
配置は伊勢となっており、あまり詳しくはないのですが、山田から伊勢に名称変更
しているようなので、昭和33年時点での参宮快速の受け持ちは山田の可能性が高い
と思われますので、昨日の私の書き込みは撤回させて頂きます。

そのうえで、上記サイトの写真を見ますと、1枚目と2枚目・7枚目から車両の
等級帯が半分ではないように見えますので、二等車は二・三等合造車ではなく、
全室二等車である、オロ40(番号は28)であると思われます。

三等車については、上記サイトにも記載されていますが、昭和20年代はオハ31系
中心で、昭和30年代にはオハ35系が主力になったようですが、昭和31年の写真から
1両目はダブルルーフに見えるためオハフ30と思われますので、昭和30年頃は
オハ31系からオハ35系へと変わる過渡期であったのではないかと思われます。

 ※訂正
 さらなる調査で、昭和31年の鳥羽快速の写真における二等車はオロ31(天ヤマ)
 1両目のダブルルーフ車はスハフ32(静ヌマ)であろう事が判明しました。




投 稿 者  クモイ103

投 稿 日  2022/12/30 13:36

タイトル Re5: 姫路ー鳥羽間の参宮快速の編成

 

仙コリ様

山田→伊勢市の名称変更は、昭和34年11月25日総裁達第627号
(車両塗色及び標記方式規程の改正)で、山田(ヤマ)が
伊勢市(イセ)に変更されていますので、これに近い時期と思います。
紀勢本線が全通した同年9月22日あたりが濃厚ですね。

二等車の車号ですが、手元の資料で下記の配置状況です。

S33.10.1 山田(天ヤマ)
オロ40 28
スロハ32 13,14

S36.10.1 伊勢市(天イセ)
オロ40 28
オロハ30 39
スロハ32 14
スロハ38 113

S37.10.1 伊勢市(天イセ)
オロ40 26,32
スロハ32 13

S39.10.1 伊勢市(天イセ)
オロ40 28,32

けっこう入れ替わりがあるので、具体的な資料が出てこない段階では、
あまり細かく断定するのもどうかと思います。




投 稿 者  仙コリ

投 稿 日  2022/12/30 14:33

タイトル Re6: 姫路ー鳥羽間の参宮快速の編成

 

クモイ103様

フォローありがとうございます。

あまり細かく断定するのもどうかというご指摘が早速当たってしまいまして、
昭和31年時点ですが、そのものズバリの編成記録が見つかりました。

鉄道ピクトリアル2022年8月号別冊
国鉄形車両の記録 鋼製1等座席客車(特ロ・並ロ)に記載がありまして、
昭和31年11月26日の上り442レ快速列車
 姫路→鳥羽 京都駅での記録
EF58   「浜」
スハフ32 静ヌマ
オハ35  静ヌマ
スハ32  静ヌマ
オハフ33 天ヤマ
オハ35  天ヤマ
オハ35  天ヤマ
オロ31  天ヤマ
オハフ61 天ヤマ

といった編成で、この時点では二等車はオロ40ではなく、オロ31であったようです。




投 稿 者  クモイ103

投 稿 日  2022/12/30 22:21

タイトル Re7: 姫路ー鳥羽間の参宮快速の編成

 

仙コリ様

ズバリが見つかって良かったです。
それにしても三等車がオハ35系で二等車がひときわ古いオロ31というのは、
当時の国鉄の客車事情が現れていますね。
戦後の混乱が収まるとまず喫緊の課題である輸送力増強のために
三等車が優先して増備された結果、
二等車の「平均年齢」が相対的に高まってしまったための現象で、
このような二等車だけが古いちぐはぐな編成は全国的に見られたようです。
逆に言えば、これはいかにもこの時代らしい編成、と言うこともできますね。

ヒヨッ子様を差し置いて盛り上がってしまい失礼しました。




投 稿 者  ヒヨッ子

投 稿 日  2022/12/31 15:48

タイトル Re: 姫路ー鳥羽間の参宮快速の編成

 

仙コリ 様
クモイ103 様

不祥ゆえお返事が遅れてしまい大変申し訳ありません。

難しい質問を投げかけてしまった中、編成例を考察し、
探していただいて大変ありがとうございました。
お二方のご意見、大変参考になりました。
自分は編成例を探すだけだったので、
担当の客車区から編成を推測するというのは目から鱗でした。
また、参宮快速の編成例を拝見しましたが、
近畿地方だけで完結する列車なのに静ヌマの客車が入っていたのは驚きです。
2等車も17m級のオロ31だったりと、やはり昔の客車列車は面白いと感じます。




投 稿 者  仙コリ

投 稿 日  2022/12/31 21:02

タイトル Re9: 姫路ー鳥羽間の参宮快速の編成

 

ヒヨッ子様

お役に立てたようで、何よりです。

実は昨日書き込みました編成記録は、車両の番号もわかっておりますので、
番号とともに車両形態も書き加えてみました。

EF58 38
スハフ32 38 二重屋根車
オハ35  147 張上げ屋根・ノーヘッダー
スハ32  155 丸屋根車
オハフ33 567 キノコ折妻・キャンバス屋根
オハ35 1039 絞り折妻・鋼板屋根
オハ35 1042 絞り折妻・鋼板屋根
オロ31  92 二重屋根車 17m級
オハフ61 496

といった、多彩な形態の車両による編成であったようですので、模型での
再現の参考になれば幸いです。




投 稿 者  ヒヨッ子

投 稿 日  2022/12/31 22:13

タイトル Re10:姫路ー鳥羽間の参宮快速の編成

 

仙コリ様

まさか車番まで教えてくださるとは!
ありがとうございます
早速検討してみたいと思います



        
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