マロネロ38様
お待たせしました。
知り合いに頼んで資料を探してもらい、
昭和17年と22年の「大鉄客車要覧」を見せてもらいました。
確実なところは分かりませんが、近そうなものをご報告します。
番号が「88」で始まる客車は、昭和17年には下記のものがあります。
形式:8800
記号:ホハフ
番号(配置):8802(シク)、8803(シク)、8804(ナラ)、8805(ナラ)、8806(ナラ)
この時点では新宮と奈良にいるので、和田岬線とは関係なさそうです。
しかし昭和22年には、これらの車両が加古川へ集まっています。
形式:8800
記号:ホハフ
番号(配置):8802(カコ)、8803(カコ)、8804(カコ)、8805(カコ)、8806(カコ)
地理的に近いですから、一時的な応援か、
または実際に鷹取配置の時期もあって和田岬線に使用された可能性が考えられます。
また昭和22年版では、それ以外に「不明ないし確認不十分」
との注記がついた下記の記載があります。
形式:8800
記号:オハフ
番号(配置):8852(カコ)、8853(カコ)
自重も定員も異なり、全く別の素性を持つ車両のようですから、
形式については「8850」の誤記かもしれません。
マロネロ38様のご記憶にある「オハフ88????」は、
もしかしてこの車両かもしれませんね。
ただ私は木製車に関する知識がなく、
これらの車両の素性や形態について全くわかりません。
詳しい方がここをご覧になっていれば、ぜひフォローをお願いします。
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