ご無沙汰しております。「ED76109」であります。
まず、標題のとおり、西日本各地の被災者の皆様方に、
心からお見舞い申し上げますとともに、
犠牲者の方々に心からお悔やみ申し上げます。
しかし、今回の鉄道被害は豪雨被害の想定をはるかに越える最悪の状態かと、
心痛めております。
様々な募金活動程度でしか、小生支援できませんが、
いつもの通りに戯言させていただきますことをご容赦ください。
1 幼少の頃から、「はやぶさ」「さくら」などでお世話になっていた
「セノハチ」の惨状は目を疑い覆うばかりであります。
特に、補機の塒であった「瀬野機関区」のあった瀬野駅構内が
流入してきた土砂で一面茶色となってしまった風景には、
言葉を失ってしまいました。
SL時代、「C59」や「C62」などが行き来していたであろう鉄路は、
土砂崩れや土石流で覆われてしまい、
無残の一言でしかありません。
また、「河内」付近は道床が流失してしまい、レールが宙づり状態。
上空からの映像に、どれほどの雨が降り注いだのか、
想像がつかないほどであります。
2 50年以上も前のことですが、東京から呉線経由で広島まで
16時間ほどで結んでいた寝台急行が走っていました。
先達の皆様には、多弁は無用であろうと想像いたします「安芸」であります。
小生も実際、小学生のころに東京駅のフォームで「EF58」に牽引されていた
ブルーの「10系旧客」で揃えられた「安芸」を眺めながら、
「C62」が先頭に立つ呉線の旅路に憧憬を重ねておりました。
しかし、今回の豪雨で「呉線」は壊滅状態であり、「安芸川尻」・「安浦」
・「風早」・「忠海」といった撮影地は如何ばかりかと、心を痛めています。
乗り鉄で眺めた瀬戸内の光輝く海岸線に迫っていた山からの
土石流からの復興を心から祈念しております。
3 今回の豪雨被害からの復旧には、「山陽本線」「呉線」で数か月、
「芸備線」「木次線」では年単位の時間を要するとの報道を目にするにつれ、
ブルトレ全盛期であれば、夏休み中の運転状況を気にするところでしたが、
現在は貨物レの動向が気になるところであります。
物流の遮断で、経済動向にも悪影響が懸念されるとのことで、
「JR貨物」は代行輸送に頭を痛めています。
国鉄時代であれば、「山陰本線」等による代行ルートでと考えるところですが、
現状では「免許」や「代行貨物レの牽引DL」、乗務員の確保などで、
易々と迂回運転には及ばぬとのことであります。
回顧主義は何の役にも立たないことは重々承知しているところですが、
万一の場合の対応策すら対処できない現状の「JR」に
歯痒さが感じられてならないものであります。
何の役にも立たない戯言に係り、失礼いたしました。
以上、本日観戦予定の「道民球団試合」での「募金活動」に
家族一同でささやかでも協力したいと思う
「教頭客車鉄ちゃん」でありました。
|