失礼いたします。「ED76109」でございます。
よしおん 様
初めまして。伊達在住の「教頭鉄ちゃん」です。
産は東京なのですが、縁あって「北の大地」に渡り、
北海道在33年目となりました。
さて、お訊ねの「C623」号機ですが、
昭和48年2月号「ニュース・スクラップ」(120頁)に、
次のような記述がありますので、情報提供いたします。
残念ながら、「雪祭り関係の記述」は一部だけですが・・・。
◆C623 号機の延命が叶う
10月一杯で廃車の運命にあった、北海道内ただ一両の残存SLC623号機を
"なんとか保存してほしいと、
鉄道友の会北海道支部など全国の鉄道ファンの希望を
延命嘆願書にまとめて北海道総局に提出していたが、
同局ではとりあえず3号機の寿命を48年10月まで1カ年延長することを確約。
いつでも動かせる状態で保存できることになった。
3号機は、昭和23年6月18日、日立製作所笠戸工場で生まれ、
東海道線で特急の牽引に活躍していたが、
同線の電化完成で31年に北海道に渡り、
2号機とともに函館本線の急行用機関車として名をあげてきた。
ところが、10月末で車検が切れ、
修理費に170万円かかるところから、そのまま廃車する予定だった。
しかし、全国の鉄道ファンから延命を望む投書が相次いで舞い込み、
道内で検討した結果、一年間の延命を認めたもの。
このため3号機は近く苗穂工場で修理されることとなり、
「さっぽろ雪まつり」などの催しにあわせて特別運転することを考慮中である。
小生、RJで「ニセコ牽引」から引退し、
「小樽・長万部」のローカル旧客を牽引する「C623」号機の記事を眺めた
(小学4年生の秋?)記憶があります。
それに憧憬を感じて「鉄」親父を説得。
初の渡道となったのですが、
帰京最後の「122レ」で「小樽」から「D51」ではなく、
「DD51」が「ED76500番」から引き繋がれた時の「失望感」は、
未だに忘れることができません・・・。
本当に長々と失礼いたしました。
以上、当該誌の表紙の「関門の古老EF308」号機に感動した
「教頭客車鉄ちゃん」でありました。
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