>鈴木昌生様
御返信頂き誠にありがとうございます。
非営業とはいえ食堂車に教育を受けた従業員が
乗務されていてよかったと思います。
これが後年やる気のない接客態度すらまともでない学生バイトになるとは・・・。
駅弁の問題も幕の内オンリーというのが客を馬鹿にしているような気がします。
今や東京や上野の構内では駅弁が百花繚乱。
その時代の前と言えど食とは重要なものですからせめて
3種類程度の選択肢があっても然るべきというのは我儘でしょか・・・。
そうでなければ博多で事前に「車内での駅弁の販売は無い。
お買い求めは今のうちに」と
言ったアナウンスをしても罰は当たらないでしょう・・・。
「北斗星」も運転開始後浮上した新たな需要、
道南へのビジネス列車という利用目的は
確かにありますね。私も室蘭へ出張した際、
東室蘭への到着時刻の良さで利用しました。
飛行機だと一度南千歳で乗り換えなければならないのが面倒でして・・・。
他にも「北斗星」1号にはB寝台車のヒルネや
14系の増結があった時期もありましたので、
隠れた需要やビジネス需要の掘り起こしは必要だったと思います。
また仰る通りリゾート列車の側面もある「北斗星」とは
一線を画したビジネスライクの列車が1本くらいあっても良かったと思います。
そうなると2人用A個室寝台の「ツインデラックス」は不要ですし、
B寝台もプライバシーの守られる「ソロ」の方が望ましいですし、
食堂車も夕食時には「グランシャリオ」で提供される様な豪華ディナーや、
ディナータイム・パブタイムの垣根も取り払い、安価な定食や
単品メニュー、そして酒類の提供をメインにしたものとし、
朝食時は和定食と洋定食と単品で数をこなす様なシステムの列車
(まるで東海道新幹線開業前の東海道線夜行急行列車の様ですが)
が道南各所に8〜9時台着、クライアントには約1時間後程度に入れるような
時間であれば飛行機に充分勝負できたと思うのは私の戯れ言でしょうか・・・。
「TES」の北陸⇔北海道プラン、これは自社優遇の手前味噌的プランですよね。
もっと稼ぐ気になればスイッチバックや機回しのリスクを冒してでも
新潟入線させて東京・上野・大宮発
新潟経由のプランを組んでJR東の客も奪い取る位の商売してほしかったですね。
函館の件も以前書かせて頂いた通り、名物「朝市」がありますし、
乗客の特典として「湯の川温泉で朝湯」の様なプランを
営業的に開拓する様な努力が欠けていたと思います。
やはり根底にあるのはJR各社(無論国鉄・運輸省・鉄道省も含め)の
殿様商売の系譜が未だ伝統的にのさばっているのではないかと思う次第です。
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