YUさまのご依頼の件。
2006年以降の増結例と別に、
下関から宮原へ25形100番台が転入した頃の記録もありますので、
参考までに紹介しておきます。
Lot No.0660 98/9/5 102レ「銀河」
カヤ24 10
オロネ24 103
オハネ25 175
オハネ25 63
オハネ25 251
オハネフ25 39
オハネ25 57
オハネ25 176
オハネ25 66
オハネフ25 143
EF65 1110
「瀬戸」廃止から2ヶ月後の編成です。
当時下関の車が転用されると知らず、2ヶ月ぶりに東京駅に顔を出して、
大変驚いたものです。
就職活動等で忙しく、東京駅から一時的に足が遠のいていたのです。
オハネフ25 143は1990年に宮原に転入済みの車両で、
「瀬戸」が廃止されるまでは「日本海1、4号」主体に使われていました。
Lot No.0661 98/9/12 102レ「銀河」
カニ24 104
オロネ24 6
オハネ25 46
オハネ25 61
オハネ25 252
オハネフ25 131
オハネ25 160
オハネ25 161
オハネ25 64
オハネフ25 37
EF65 1026
カニ24 104とオハネ25 46も「日本海1、4号」主体だった車両でした。
100番台が多く占める編成になった「銀河」には、驚くばかりでした。
友人提供 99/4/8 4001レ「日本海1号」
カニ24 106(11-1鷹取工)
オロネ25 301(9-5下関部)
オハネ25 191(10-11鷹取工)
オハネ25 198(9-1下関部)
オハネフ25 145(11-1鷹取工)
オハネ25 76(9-7鷹取工)
オハネ25 207(10-11鷹取工)
オハネ25 45(10-2鷹取工・洗面台更新)
オハネフ25 153(9-7下関部)
EF81 101
カニ24 106は1990年に転入済みですが、
他の100番台車は「瀬戸」廃止後1998年7月に転入したものです。
早々鷹取で全検を受けている車両が多く見られます。
転入当時は「日本海」にも比較的多く100番台が入っていました。
友人提供 99/8/17 4004レ「日本海4号」
EF81 106
カニ24 106(11-1鷹取工)
オロネ14 301(9-7出雲区)
オハネ25 191(10-11鷹取工)
オハネ25 46(10-6鷹取工)
オハネフ25 153(9-7下関部)
オハネ25 161(9-5下関部)
オハネ25 79(9-7鷹取工・洗面台更新)
オハネ25 74(11-6鷹取工)
オハネフ25 145(11-1鷹取工)
オハネ25 164(11-1鷹取工)
オハネフ25 132(11-4鷹取工)
オハネフ25 131(11-6鷹取工)
1999年の秋あたりになると、「銀河」に100番台を、
「日本海」に0番台を充てる運用が固まってきます。
これはあくまで推測ですが、
車両の走行距離を考えての措置だったのではないでしょうか。
25形0番台のほうが経年は上ですが、
下関からの転入の100番台はデビュー以来長距離運用をこなしてきており、
積算距離も結構かさんでいたはずです。
いっぽう宮原の0番台も、「日本海1、4号」で1978年10月以降定期で、
長年往復2,000キロのロングラン運用を抱え、
下関車と変わらない積算距離を刻んできたと思われます。
そこで、宮原の0番台のうち、洗面台未更新車で、
2000年までに検査期限が切れる車両を廃車し、
下関から転入した100番台は全て洗面台未更新のため「銀河」へ。
洗面台更新車が一部存在する0番台と、更新車のオハネフ25 136、142を
主に特急である「日本海」へ回すことで、
走行距離と設備のバランスを図ろうとしたのではないでしょうか。
オハネフ25 136、142、143はKE70ジャンパ栓改造を受けた直後、
宮原に移って「日本海」主体に運用されてきましたから、
ジャンパ栓と牽引機の関連性は無いと見ています。
なお、「瀬戸」お下がりの下関車のうち、
オハネ25 159、166、177、189、198、203は、その後の需給の関係からか、
1999年から2001年にかけ順次廃車されています。
余談ながら166、189、203は宮原転入後は
ついに編成記録にとらえることなく終わりました。
当時大阪の友人から頻繁に「日本海」編成記録を受け取っており、
その中に一度も登場せず、
使用されずじまいだったのではと勘ぐっています。
以上、多少でも参考になれば幸いです。
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