倶楽部メモ(733)
平成25年 9月28日〜10月26日

旧型客車について ・ 「スハ45」と「スハフ44」の車体色


投稿者 かがやきキハ23♪
投稿日 2013年 9月28日(土)17時55分25秒
タイトル 旧型客車について
すみません、質問があります。
九州に在籍していた旧型客車(オハ35など)についてです。
客車に興味を持ち、トミックスが発売されているオハ35の戦後型(茶/青)とオハフ33の同じく戦後型(茶/青)を
それぞれ1両ずつ、合計4両を購入したのですが、気動車のように配置が分からず、また編成も分かりません…
自分なりに調べてみたのですが、古い車両であるためか、詳しい配置表などはありませんでした。
九州に在籍していたことは分かりました。編成は適当につなげばいいのでしょうが、配置はイマイチよくわかりません。
そこで質問なのですが、九州にいたこのオハ35とオハフ33などの旧型客車の配置表と編成を
ご存知の方はいらっしゃいませんでしょうか。
詳しく教えていただけるとうれしいです。
知識がないままで購入してしまいましたので、きちんと勉強していきたいと思います。



投稿者 仙コリ(管理人)
投稿日 2013年 9月28日(土)19時56分2秒
タイトル 九州に在籍していた旧型客車について
かがやきキハ23♪様

九州に在籍していた旧型客車(オハ35など)についてのご質問ですが、年代によって異なるのですが
手持ちの資料(JRR国鉄客車編成表80年版)によりますと、1980年の時点において、九州地区で
オハ35とオハフ33がまとまった両数配置されていたのは鹿児島(鹿カコ)のみでして

オハ35  2646(茶) 2780(青) 2858(青)

オハフ33  317(茶)  346(茶)  519(茶) 1524(青) 1525(青)

の8両の配置となっており、運用は鹿児島本線と日豊本線となっています。

1980年4月1日の編成表を見ますと、オハ35系列のみの編成はありませんが、
鹿児島本線の2121レ(出水 5:20 →7:41 鹿児島)2140レ(鹿児島 1752 → 20:19 出水)の編成が

鹿児島側から

オハフ33  346(茶)
オ ハ35 2858(青)
オ ハ46   49(青)
オ ハ46   48(茶)
スハフ42  206(青)
オ ハ35 2646(茶)
オ ハ46   54(青)
ナ ハ11 2901(青)
スハフ42 2050(青)

すべて鹿カコ

といった編成となっていますので、お手持ちの車両で

オハフ33(茶) オハ35(青) オハ35(茶) オハフ33(青)

といった編成方法で、疑似編成は出来るのではないかと思います。

参考になれば幸いです。



投稿者 マロネロ38
投稿日 2013年 9月29日(日)20時07分8秒
タイトル 日豊本線535レ
参考になるか否か存じませんが、昭和47年7月30日に佐土原の鉄橋で写した遠景写真から-
C61+オハフ33+オハ35+スハ43+スハ43+オハフ33

3、4両目がオハ46かスハ43かはっきりしませんが、屋根がルーフイングみたいなのでスハ
43かと?
塗色は全部茶色でしたが、切妻なので全部戦後製です。



投稿者 小池
投稿日 2013年10月15日(火)00時19分14秒
タイトル ばんえつ物語
初めまして。

昨日、会津若松行ばんえつ物語号の蒸気機関車が不調のため、下り新潟行はDE10牽引の臨時快速列車になりました。

閑散とした車内、山間の小駅、山あいに響くディーゼル機関車の甲高い響き、暗闇の線路際に映る車内の灯り…

乗車はオハ12でしたが、久々に夜汽車の気分を味わいました。

画像はデジカメのモニターです。見ずらくてスミマセン。




投稿者

ケロ32

投稿日

2013年10月19日(土)20時25分27秒

タイトル

43年も前のことなんですが教えてください。

このたび、トラムウェイからHOプラのC12が発売されました。懐かしさのあまり買ってしまったのですが・・・。
大阪万博のあった昭和45年、八高線と足尾線で2週続きのSLさよなら列車が運転されました。
八高線は八王子と高崎からそれぞれ高麗川まで運転されました。
八王子発のはスハ32系の6両、高崎発のはオハ61系(全部かどうかは定かでないけど)6両でした。
ちょうどその日は小学校の運動会で乗ることができず、翌週の足尾線のに父親が連れて行ってくれました。
記憶としては小窓の並ぶスハ32に乗ったのですが、ネットで見る限り高崎方(神土方)はオハフ61が連結されており
明らかに八高線の時とは編成が違っていることに気づかされました。
あのときの編成はいったいどんな編成だったのでしょうか?ご存じでしたら教えてください。




投稿者

ED76109

投稿日

2013年10月20日(日)08時16分28秒

タイトル

昔の想い出話

ご無沙汰しております。「ED76109」であります。

 「鉄」の先達の皆様方へ

 「懐かしの国鉄客車列車」(鉄道J9月号別冊・平成11年9月1日発行)を確認いたしますと、
「鹿児島本線の125レ(鳥栖・西鹿児島)」及び「日豊本線の522レ(大分・門司港)」が紹介されております。
125レは
「ED761007(鹿)+スハフ42331(門トス・青)+スハフ42203(同左)+オハ47117(同左)+スハフ42276(同左)」
からなる編成。
カレチ氏は「鳥栖車掌区」。
小生得意の「不知火」辺りのスナップが旅情を擽られてしまいます。
522レは、
「ED7626(分)+スハフ42267(門モコ・茶)+オハ46670(同左・青)+オハ46551(同左)+スハフ42302(同左・茶)」、
カレチ氏は「門司車掌区」であります。
ニス塗りの重厚な車内風景は、小生の旧客紀行を思わず回想させられ、セピア色の想い出がよみがえりました。


 昭和45年ごろの「八高線のサヨナラ運転」は前述いたしましたが、
「鉄」親父らを交えて「東飯能」付近の丘陵でピンボケ写真を撮影した記憶がございます。
編成は小生贔屓の「スハ32の狭窓」の6連を「D51」が牽引しておりました。
当日は快晴の1日で、最近話題になるような「撮り鉄トラブル」のようなことはなく、
ハイキング気分で線路傍をすれ違うたびに、お互いに「こんにちは」の挨拶が交わされて、さわやかな1日でありました。


 長々と失礼いたしました。
以上、「ななつ星」の話をしたところ、愚妻に「一人の個室がないから、パパはかわいそうだけど乗れないわね」
と言われてしまい、「鉄女との不倫(?!)」しかないと覚悟を決めた「教頭鉄ちゃん」でありました。




投稿者

かがやきキハ23♪

投稿日

2013年10月21日(月)03時57分41秒

タイトル

旧型客車について

こんばんは〜

仙コリ(管理人)様、マロネロ38様、編成及び丁寧な解説など詳しく教えていただき誠にありがとうございます。
>仙コリ(管理人)様
詳しい解説、ありがとうございます。
スハフ42やナハ11などはKATOが製品化しているので、ぜひとも購入し再現してみたいものです。
問題は、自分が所有しているトミックスのオハ35系列はTNカプラーに交換してしまったことですね(T□T)
牽引している機関車は何だったんでしょうか?
あと、質問がいくつかあるのですが…
オハフ33とオハ35がまとまって配置されていたのは鹿児島のみだったんですね。
鹿児島配置のオハフ33やオハ35は、運用は鹿児島本線と日豊本線だったとのことですが、
熊本や鳥栖、博多や小倉などにはさすがに出向いていなかったですよね?
手元にあるこのオハ35系列すべて使用しなくても構わないので、北部九州での編成をご存知でしたら、教えていただけないでしょうか?
わがままを言ってすみません。
>マロネロ38様
編成、ありがとうございます^^
オハ35系列の割合、高いですね。
近々、客車を増備する時にでも、オハ46やスハ43なども購入するつもりです。
オハ35系列のTN化の問題がありますが…(汗
ところでマロネロ38様は見ただけで識別ができるのですね!うらやましいです^^
僕も客車についてさらに色々と勉強していきたいと思います。

長文ですみませんでした。
失礼します。




投稿者

JNR

投稿日

2013年10月22日(火)11時23分26秒

タイトル

スハ45の車体色

いつも客車を改造するときには資料せいが高いので拝見させて頂いてます。
今回は北海道の「スハ45」と「スハフ44」の車体色の件です。
時期は昭和45〜50年です。
昭和54年の車体色についてはデータがあるようですが、その時期までには全て青色に変更されているようです。
昭和45〜50年に茶色が残っていたかを知りたいと思いご相談いたします。
ご存知の方がおられましたら、宜しくお願い致します。




投稿者

竹中@ノーブルジョーカー

投稿日

2013年10月22日(火)23時24分40秒

タイトル

RE:スハ45の車体色

JNRさま

ハ・ハフの近代化改造が始まった昭和38年にはスハ45形53両、スハフ44形27両の全車が対象
となっていましたが、近代化改造が終了した昭和41年度末ではスハ45の改造が43両、スハフ
44の改造が21両となり、未改造車はぶどう色2号だったと推測されます。

私は昭和47年、49年に北海道に行きましたが、この時点でぶどう色2号のスハ45・スハフ44
は目撃していません(もちろん全車両を見た訳ではありません)。
ここからは推測ですが、近代化改造が終了したあとに始まった体質改善工事を受けて、残り
の車両も青15号に塗り替えられたのではないでしょうか。

なお、「蒸気時代の北海道」というサイトにはデッキドア窓の大きさ、便所・洗面所窓の
形態、車軸発電機など1両ごとの詳細な調査結果が纏められていますので、参考になるかと
思います。

参考文献:スハ43形の一族 車両史編さん会
     鉄道友の会 客車研究会会報




投稿者

雪だるま

投稿日

2013年10月23日(水)03時27分11秒

タイトル

スハ45の塗色

昭和50年では茶色のスハ45、スハフ44は見なかったですね。青いオハ35は目につきましたけど。
札イワにスハ32なんですが車内にメラミン化粧板を貼ってあったのが1両いました。
番号はわすれましたが600番代でした。脱線してすいません。




投稿者

JNR

投稿日

2013年10月23日(水)20時15分26秒

タイトル

スハ45の塗装に関してのお礼

ノーブルジョーカーの竹中様、雪だるま様、ありがとうございます。
北海道の青色への変更は意外と早かったんですね。
山陽や東北は40年代の後半でもぶどう色塗装は結構残っていた記憶があります。
「蒸気時代の北海道」のサイトも拝見させて頂きました。
貴重な資料に感服しました。
皆様、本当にありがとうございます。




投稿者

仙コリ(管理人)

投稿日

2013年10月26日(土)19時00分50秒

タイトル

九州北部での旧型客車列車について

かがやきキハ23♪様

>オハフ33とオハ35がまとまって配置されていたのは鹿児島のみだったんですね。

あくまでも1980年における配置状況ですので、年代によって異なりますし、時代をさかのぼれば、他区においても
多数配置されていたのは間違いないと思います。


>手元にあるこのオハ35系列すべて使用しなくても構わないので、北部九州での編成をご存知でしたら、
教えていただけないでしょうか?

鹿児島(鹿カコ)配置の車両は九州北部まで運用されていたようで、前述の資料(JRR国鉄客車編成表80年版)
の1980年4月1日の編成表を見ますと、日豊本線の534レ(宮崎 13:12 → 23:55 門司港)の編成がオハ35系列の
比率が高く、門司港側から

スハフ42  169(青)門モコ
オハフ33  201(茶)門モコ
オハフ33 1525(青)鹿カコ
ナ ハ10   34(青)鹿カコ
オ ハ35 2780(青)鹿カコ
スハフ42  176(青)鹿カコ

となっており、牽引機の記載はないのですが ED76 であると思います。


九州北部での鹿児島本線の列車は、この年代ではほぼ電車化されていますので、他に九州北部ということで、
牽引機の記載のある同資料の83年版(JRR国鉄起動者客車編成表83年版)によりますと

筑豊本線 841レ(若松 → 飯塚)

DD51
スハフ42  177(青)門ワカ
オ ハ35 1201(青)門ワカ
オ ハ35 1080(青)門ワカ
スハフ42   13(青)門ワカ
スハフ42  268(青)門ワカ
オ ハ47   39(青)門ワカ
オハフ33 1028(茶)門ワカ
スハフ42  203(青)門ワカ


室木線 433レ(遠賀川 → 室木)

DE10
スハフ42  177(青)門ワカ
オ ハ35 1201(青)門ワカ
オ ハ35 1080(青)門ワカ
スハフ42   13(青)門ワカ


室木線 437レ(遠賀川 → 室木)

DE10
オハフ33 1539(青)門ワカ
オハフ33 1545(青)門ワカ
オ ハ46  547(青)門ワカ
スハフ42  295(青)門ワカ


といったあたりが、比較的オハ35系列の車両比率が高い編成の列車となります。

ちなみに、この1983年時点では「門ワカ」(直方客貨車区若松支区:運用は筑豊本線・香月線・室木線)
にオハ35系列の車両が10両配置されています。

オハ35  1080 1201 1206

オハフ33  192  547  602 1028 1538 1539 1545

参考になれば幸いです。




 
 
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