ED76109先生:
キハ10ですが、あれは後年のJR西キハ120と同じで、短距離用でトイレが無く時々
中距離に入るので苦情があり、トイレ付きのキハ11が生まれました。寒地用は11101-
11111で正式の北海道用は昭和31年度のキハ121-1222です。
キロハ18は関西本線の準急「かすが」用でしたが、「ひだ」にも使用され、キハ26,
55の間に挟まった車体幅が狭いのが貧相な車でした。
一度名古屋→富山間乗車しましたが、扇風機の場所が丸い膨れ上がった天井で、8月の
乗車でしたが余り涼しくありませんでした。
それに座席がスロハ32並みの4人向かい合わせのボックスシートで、なんだかやっつけ
仕事然でした。
後年は「やしま」に使用されて最後はキユニ15、キニ15に改造されていましたが、
高松で撮影しています。
徳島のキハ11には内部マーブル調デコラ張り、扇風機付きの改造車がありましたが、
低い天井に扇風機なので、頭を打ちそうで背が高い私など通路で気を遣いましたが、
割に豪華な改造は、徳島‐小松島港のチョン行使用で、阪神方面や和歌山航路客船に
連絡して居たスジに入れていた為?かもしれません。
徳島‐小松島港間は当時国鉄以外に、徳島バス、徳島市営バス、小松島市営バスの
競争が激しく小松島港に船が着いたら「バスの客引き状態」でした。国鉄は徳島以遠行
の客が大半でしたが。 |