おばんでございます。「ED76109」であります。
のり様
「ED76109」でございます。
全く小生の知り得ぬ分野でありましたが、自分の「鉄」勉強も兼ねまして、
「日本経済新聞」の資料等、関連サイトを精査いたしました。
以下のようなことが確認できましたので、記させていただきます。
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昭和60年、宅配便に対抗した「国鉄」は「小荷物営業の改善」目的に、宅配サービス等を付加した取組み
「宅配鉄道便Q(小荷物を相手方に宅配するもの)」や「ひかり宅配便(小荷物を取次店での引受させて、宅配するもの)
を打ち出しました。
しかし、この時点で当時の郵政省が、「郵便輸送」を鉄道から自動車及び航空機にシフトを切り替えました。
さらに、雑誌や新聞等の輸送手段も、同様の措置が取られ始めております。
つまり、小荷物輸送の財源だった「新聞や雑誌等の大口荷物」及び「鉄道郵便」が撤退した結果、
「荷物専用列車」のダイヤ設定にも大きな影響を与え、幹線輸送体系が崩壊していったのであります。
また、分割民営後は原則「3社以上に跨る列車」の運行は再考されるという方針も「荷物輸送」の足枷となりました。
そして、同61年5月に国鉄の小荷物営業自体の撤退廃止方針が定められ、
同年11月予定のダイヤ改正で小荷物営業の全廃に至りました。
ただ、全国輸送網のシステムを変えて、小荷物営業は最後まで維持する方針であった模様であり、
「ひかり宅配便」は鉄道荷物会社の営業に移管し、「鉄道コンテナ」で幹線輸送を行うといった計画がございました。
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以上でありますが、小生得意の「勘違い」や「曲解」があるかもしれません。
先達の皆様方からの補足等を御願い申し上げます。
「中年客車鉄ちゃん」でありました。 |