既に「北の大地」は冬の装いであると痛感する「ED76109」でございます。
コスモス様及びXD1 at
Phuket様
益々「シベリア鉄道」への思いが募って参ります。様々な情報提供、ありがとうございます。
小生、まだ「日本以外の鉄路」に「乗り鉄」したことはございません。
しかし、「シベリア鉄道」は高校生のころからの「夢」であります。
それでは、いつものように「戯言」させて頂きます。
1 最もポピュラーかつ王道を行くコースは、「ウラジオストック」から「ハバロフスク」へ向かい、
「バイカル湖畔のイルクーツク」を経由して「ウラル越え」をする「ロシア号」であり、
「ウラジオストック・モスクワ」を約7日間で結んでおります。
また、同区間には「9泊10日」の日程で運転されている「直通鈍行列車」が、「EL牽引」で運転されており、
体力が続けば「制覇」したい思いもございます。
戦前の「欧亜連絡」のメインルートの一つであり、「ウラジオストック」からの航路が到着する「敦賀港」からは、
「特急富士」に併結された「オイロネフ17280形1・2等寝台車」が運転されていた歴史がございました。
2 コスモス様からの御指摘のあった「ボストーク号」は、「北京」から「東北平原」を縦断して
「ハルピン」から「満州里」・そして国境の町「ザバイカルスク」を経由して「チタ」で「シベリア鉄道」に合流致します。
かつての「旧南満州鉄道のエースあじあ号」が走った鉄路から大平原に沈む夕陽を眺め、一路「満州里」へ向かいます。
しかし、現在でも「中国」は「1435mmの標準軌」、そして一方「ロシア」は「1524mmの広軌」であり、
「ザバイカルスク」で6時間程度停車して台車交換を実施するのであります。
以前、眺めたTV映像では、霧に霞む「国境地帯」を通過した後、クレーンで持ち上げられる「グリーンのPC」が、
まるで「鉄道模型」の如くでありました。
3 もう一つのルートは、「北京」から内モンゴルの「包頭(パオトウ)」を経由してモンゴル共和国「ウランバートル」へ、
「ウラン・ウデ」で「シベリア鉄道」に合流する「国際列車」であります。
このルートは「黄河」から「砂漠地帯」、そして「草原地帯」と目まぐるしく車窓風景が変化し、
「シベリア鉄道」に乗り入れてからは「タイガ」が3日間続く・・・と言った「乗り鉄」ご推奨のルートであります。
事実、外国人を中心とした観光客が多い路線でもあるようであります。
ほとんど知られることない「モンゴルの鉄道」ですが、「ロシア」と同様の「広軌」であり、
「中国」の「二連(アーレン)」で上記に記された「台車交換作業」が繰り広げられるといった長閑な国際列車であります。
上記の列車たちには全て「食堂車」が連結されており、「中国」や「ロシア」など国ごとに「食堂車」は切り離されて、
各国の料理が楽しめるようであります。
長時間停車でのフォーム散策や他民族との出会い、そして車窓に流れるユーラシア大陸の自然・・・。
小生の憧憬は広がるばかりであります。
長々と失礼致しました。以上、「824レ×10」の鈍行紀行への夢広がる「中年客車鉄ちゃん」でありました。 |