中3日で「連投」失礼いたします。「ED76109」であります。
先達の皆様方、お盆休みは如何だったでごさいましょうか。
当地も連日「30℃前後」であり、北国としては「暑き日々」でございます。
さて、今年はバラバラに3日間ほど、小生「夏休」が取れましたので、
「道内フリーパス(25,500円也)」で乗り鉄に出かけました(1日は出張の帰りがけに・・・)。
それでは、北の大地の香りを「戯言」調子で報告いたします。
1 前述いたしましたが、釧網本線を走る「摩周&川湯温泉足湯めぐり号」に乗り鉄してまいりました。
札幌から「スーパーおおぞら3号」で一路釧路まで直行すると、「マロネロ38様」が御贔屓の
「キハ54」単行が5番フォームに待っており、まずは「釧路湿原」を目指しました。
沼地帯を左右にカーヴを切りながら、雄大な景色を楽しみつつも、
当日は「28℃(釧路では猛暑日相当!)」の快晴とあっては「暑い」の一言。
しかし、「標茶」で車内がひと段落すると、車内は「足湯」の話題で持ち切り。
まずは「21分停車の摩周」で駅前の「足湯場」に、
そして「16分停車の川湯温泉」で「駅舎内の足湯」に「女性と混浴(!?)」となりました。
どちらも、程よい熱さで汽車旅の疲れも癒されるといったところ。
当然、行きずりの旅行者の方々とも仲良くなって、久しぶりに「旅は道連れ」を満喫。
圧巻は「斜里岳の遠望」と藍色に輝く「オホーツク海」の眺め。
特に「オホーツク海」は夕日を追いかけながら、一杯に開けた窓からの潮風を感じながらの汽車旅。
帰路の「DCオホーツク車中」からの網走湖の日の入りと併せて、自然の雄大さにただただ感動の1日でありました。
2 「函館」への出張が終わった日の午後、
「スーパー北斗21号」までの時間潰しに、「砂原線」を「乗り鉄」いたしました。
何だかんだで、年に一度は「函館」までくることがよくあるのですが、
「砂原回りのルート」にはほとんど乗る機会もなく、「DC鈍行」で回ることに・・・。
小生が乗った「森」からの「函館行DC鈍行」は、いつもであれば車窓の左側に広がるはずの「駒ケ岳」を右側に眺めつつ、
「噴火湾」を左側にと、忙しくボックスを動き回るはめに。
すると、「渡島砂原」や「鹿部」から「撮り鉄」らしき先達の方々が少しずつ乗ってこられました。
聞けば、先行した「C11牽引のSL函館・大沼号」の撮影を終えてとのこと。
「少し逆光気味だった」とぼやかれておられましたが、成果は十分だったと満足の御様子。
さらに「仁山」では退避線跡を眺めながら、「一度でいいから、ここでD51を撮りたかったなぁ。」
と仰った寂しい横顔が印象に残りました。
新幹線延伸の折は、廃止が濃厚な鉄路。
何か一抹の寂しさを感じながら、DCは「函館1番フォーム」にたどり着きました。
3 小生、「滝川・釧路の2429D」は3度「制覇」しているのですが、
地元であるためか、「小樽・旭川の2149М」は未制覇であり、
今回の「音威子府」までの乗り鉄で制覇致しました。
やはり、「711系のボックスシート」から眺めたからか、
「張碓」や「銭函」からの日本海は「731系」からの眺めとは一風違っていた感がいたしました。
「岩見沢」で後部の3両を切り離すと、非冷房の窓から入る風が何とも心地よい限りで、石狩平野を疾走。
「滝川」、「深川」と長時間停車の度に駅舎へ入り、フォームで先行の「スーパーかむい」等を見送っていると、
「121レ」や「122レ」で揺られていた昔を思い出して、小生何か感傷的に・・・。
「小樽」から4時間30分、「乗り鉄」の先達の方々と久しぶりに味わった「成就感」をかみしめながら、
小生「旭川」に降り立ちました。
長々と失礼致しました。
以上、やはり旅は「鈍行レ」に限ると、原点回帰を認識した「中年客車鉄ちゃん」でありました。 |