▼マロネロ38様:
>
北海道など、なんだか大正時代の鉄道地図に近いみたいで「これでよいのか」?
JR北海道は現在、路線総延長が 2,500qで、分割民営化前後に夫々
700q余りずつ
廃止になった事を考えれば、その規模縮小振りたるや、他の地域を圧倒していますね。
一方、水産業が「排他的経済水域」の制約を受け、地域経済が一元的に依存していた
石炭産業が、エネルギー事情の変化で衰退し、リゾート産業も拓銀の破綻(そもそも
同行は、開拓地向けの特殊銀行を前身とする固有の事情がありました)で、必ずしも
芳しくない状況にあるなど、鉄道維持を必然ならしめる人口分布を好転させる要因が、
札幌都市圏以外で感じられず、私は「これで良いのか?」と云うより、寧ろ「これで
済むのか?」と、腕組みしてしまうのです。
いわゆる「列島改造」の機運が、石油危機(第四次中東戦争)の影響で後退した事も
作用したであろう、1980年制定の「国鉄再建法」で、全国各地のローカル線が初めて、
本格的な見直しの対象になりましたが、昨今話題の「事業仕分け」が、かかる問題に
早期から関わっていたなら、70年代の道内路線網は、あり得なかったものと感じます。
本掲示板でも、色々と話題になっていますが、新幹線が予定通り、札幌に達するなら、
JR北海道の経営体力に鑑みて、相応の「バーター」もあると見るのが相当でしょう。
==================================================================
TV番組のサイトによると、今夕のTBS「情報
7 days
ニュース・キャスター」で、
案の定「特急廃止で『撮り鉄』殺到」という特集が組まれていますね。たけし御大が
こうした「撮り鉄」の振る舞いを、どの様に「斬る」のか、興味深い処です。 |