▼コスモス様:
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水戸方と小山方と両方向につながる、いわゆるデルタ線の跡の一部のようです。
動力分散編成に比べ、組成や方向転換に手間取る客レが主流の時代にあって、友部で
折り返す水戸線列車の設定があったのは、少し意外ですね。現在でも半数近くの便が
友部で折返しており、乗務員の配置や車両運用面で合理化を求めた結果と思いますが、
乗り換えの手間隙(特に跨線橋での昇降を介する場合)や着席機会に基く利用動機を
考えると、やはり「水戸線」を名乗る以上、水戸に直通して頂きたいものです。
その意味では、烏山線も何とかならないかと感じますが、こちらはワンマン運転ゆえ、
東北線に直通すると、乗務員の遣り繰りが繁雑になるのかも知れません。して見ると、
2006・07年の夏に運転された「山上げ祭り」12系臨時列車の運転の際は、臨時要員が
正に「寄って集った」状態だったのでしょう。昨年と今年は運転されず終いでしたが、
こうした臨時便は、もはや期待出来ないのでしょうか。
友部駅の事例と些か趣旨が異なりますが、デルタ線と聞くと、道路地図上で見掛けた
事例として、秩父鉄道秩父駅や東北線小湊駅を連想します。前者は、セメント工場の
関連ですね。後者は終戦間も無い頃、小湊桟橋への接続に供されたもので、どの様な
事情かと思えば、GHQの軍艦を充てて、青函連絡船を補助していたそうです(驚)
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