失礼いたします。「ED76109」であります。
どこにも行けない「先達の皆様」方に怒られてしまいそうでありますが、
バラバラながら「3日間」だけ夏期休暇が取れましたので、小生の「乗り鉄旅」について記させていただきます。
先達の皆様方の話題にしていただければ幸甚の限りであります。
1 「スーパー宗谷の日帰り」という強行日程でしたが、「抜海」へ行って参りました。
「北ドーム」を見学後に「キハ54旭川行」に乗り、ガラガラのDCはカーブを切りながら宗谷丘陵を右へ左へ。
「利尻」が見えるかと期待しましたが、残念ながら雲の中。
ポイントをガタガタと渡って、対面式の短いホームに降りたのは小生のみでした・・・。
「抜海」は「宗谷丘陵」が広がり、近くには「稚咲内海岸」もあるシチュエーションが人気の無人駅であります。
外観は手が入っているものの、ホーム側は木製のガラス戸をガタガタと音を立てながら開け閉めする、
昔ながらの造りの小駅。
出札口は閉じられているものの、壁には往年の「抜海駅」のスナップが「C55牽引の旧客列車」とともに飾られています。
また、待合室には「旅人ノート」が置いてあり、旅人の想い出が綴られておりました。
低木の鉄道林に囲まれた爽やかな夏空の下、静寂と鳥の声、そして心地良く吹き抜けていた潮風が心に残った旅でありました。
2 「抜海行」から2日後、今度は「スーパーおおぞらの日帰り」で「落石」まで行って参りました。
「釧路」からの「根室行キハ54(道東・道北の象徴ですね)」単行は、観光客や「同業者」でほぼ満員で、小生は立ちん坊・・・。
針葉樹に囲まれた線路にDCが消えていった姿を見送り、ホームで涼風を深呼吸してやっと人心地を取り戻しました。
「落石」は新しい待合室が完備された交換式の無人駅。根釧原野が広がるパイロットファームの真っ只中に駅があります。
しかし、波打った地平線と日本離れしている風景、そして針葉樹の自然林に囲まれたシュチエーシュンは、小生の気に入ったところ。
白雲が浮かぶ夏空と波打つ緑の原野は、言葉にし尽くせない感動の一言でした。
夕陽の中、針葉樹林に囲まれた真っ直ぐな線路が後ろへ流れていく眺めは、先達の皆様の鉄心を擽る眺めに、小生には写りました。
小生、これらの鉄旅は「北海道フリーパス(25,500円也)」で参りました。「7日間道内乗り放題」はお得であります。
さて、もう1日は知人に「青春18きっぷ」を1日分譲ってもらい、「石北本線」方面に予定しております。
後日、報告させていただきます。
長々と失礼いたしました。以上、「上厚内」や「尺別」あたりの小駅も気になる「中年客車鉄ちゃん」でありました。 |