倶楽部メモ(528)
平成21年 5月28日〜 5月31日



投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月28日(木)10時43分14秒
タイトル 北区散歩 その壱
先日、赤羽で仕事がありまして、元北区民の癖に、在京時代は訪れず終いだった田端
運転所でも見物しようと、昼休み前後、田端〜尾久〜上中里とプチ散歩して来ました。

画像は、田端駅前の陸橋から俯瞰した田端操駅の様子です。ここから先、路線区分は
常磐線扱いだそうで、1896〜1905年の始発駅時代の名残りと云えそうです。それ迄は
東北・高崎線の列車も田端経由だったのかと思えば、上野駅の客車基地機能を尾久に
移した1920年代に、いわゆる「快速線」が現在の経路に落ち着いたのですね。

十数年前、常磐線特急を新宿発着で運転する試みがありましたが、この三河島からの
貨物線が、池袋方面にスルー可能な構造なら、常磐線も「湘南新宿ライン」に加えて
貰えただろうかと、臍を噛む昨今です(^^)




投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月28日(木)10時53分16秒
タイトル 北区散歩 その弐
初めて間近に見る田端運転所では「赤い電機」が目立ち「北陸」に続いて「あけぼの」
上野口の牽引機も「青い電機」に置換された現在、少し意外な印象でした。隣接する
尾久車セの入替作業を主務とするDLは、宇都宮運転所からの「出向」だそうですが、
現在の宇都宮で、DLの出番は、どの程度あるのやら?

画像は出庫後、一旦転線してDLを従え、更に転線するという、電機の謎の動きです。




投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月28日(木)11時09分53秒
タイトル 北区散歩 その参
田端運転所と尾久車セを結ぶ唯一の連絡線の様子です。列車通過は珍しいそうですが、
丁度、DLが通過中でした。本掲示板でも話題となった「はつかり」の、尾久客車区・
隅田川貨物駅における方向転換の際に、この線路が使われたのでしょうか。

尾久車セ側、建物の陰に隠れかけた所で、辛うじて「能登」用のボンネット車を視認。
尾久駅からは完全な死角ですが、それにしても、なぜこの様な「勿体つけた」場所に
留置するのでしょうかねぇ。減るものでもあるまいに(^^)




投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月28日(木)11時20分21秒
タイトル 北区散歩 その四
尾久とは本来、荒川区内の地名ですが、尾久駅を含む東北線の施設は全て、ギリギリ
北区に属するのですね。尾久駅を通る度に、編成をバラされた寝台客車が目立ちます。
組み換えの都合があるのでしょうけど、自走能力を持たない編成をここまでイジると、
結構な手間隙ではないかと、素人考えながら感じるのでした。




投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月28日(木)11時30分3秒
タイトル 北区散歩 その五
尾久車セ西端で東北線を跨ぐ陸橋は、固定窓に網目が入っており、架線支柱が車両を
遮る事もあり、撮影は踏切の方が都合良いのですが、とにかく列車の通過頻度が多く、
踏切の中でカメラを構えて永らく立ち止まるのも好ましい事ではなく、痛し痒しです。
有料でも良いから、センター全体を見渡せる展望スポットを設置して欲しいですねぇ。

………昨日の七連投に続いての六連投、またもや失礼を申し上げました。




投稿者 クモイ103
投稿日 2009年 5月28日(木)21時33分47秒
タイトル Re:分離区間の抄
▼雑魚様

> 福島県中通りの東北線が御気に入り

 あのへんは面白いですね。用地の関係で上下線が大きく離れているパターンと、
複線化の際に増設線の勾配を緩くしたため上下線で高さが食い違うパターンがあるようですね。
 前者のパターンは上越線にもいくつかありますが、東北本線の方がスケールがでかい印象があります。
また、後者のパターンは私の地元近くで外房線蘇我−鎌取間にもありますが、こちらはミニチュア版です。

> 究極の分離区間といえば沼ノ端、そして大沼や関ヶ原という事になるのでしょうけど、
その何れも、しみじみ、客レ撮影を堪能したい様な立地です。

 沼ノ端駅北方の室蘭本線・千歳線分岐部は、SL末期には一種の「聖地」の感さえあったようですね。
尤も私が一人で遠出をする様になるのと入れ替わりにSLは消え去ってしまいました。
 数年前、仕事で何度か空路渡道する機会がありました。
新千歳空港への進入ルートのうち、南側からのアプローチが美味しいですね。
苫小牧市街の上空を経て、沼ノ端駅からくだんの分岐部にかけてを右手に見下ろし、
引き続き千歳線の線路と並行に高度を下げていけば、そのまままっすぐ滑走路です。
それを見たくて右側の窓際席をとるのですが、風向きの都合か、
夕張方面を大きく反時計回りに迂回し北側から着陸となって、悔しい思いをしたことが何度も(^^)。
 仕事の行き先は苫小牧なので、南千歳で上り普通列車に乗り換えますが、これがたいてい731系です。
寂寞とした原野を客レならぬロングシート電車で疾走するシチュエーションに、毎回違和感バリバリでした(笑)。



投稿者 ED76109
投稿日 2009年 5月28日(木)22時49分48秒
タイトル 勇払原野は広いですよ
 おばんでございます。「ED76109」であります。

 雑魚様及びクモイ103様

 >沼ノ端駅北方の室蘭本線・千歳線分岐部

 昭和40〜50年代の写真を見ますと、この辺りは地平線が見えるかと思われるほど広大さが感じられておりました。
どこまでも伸びる直線を「D51」牽引の「3000屯」級の石炭列車や「C57」牽引の「旧レ」が走っており、
その「室蘭本線」を囲むように「千歳線」の上下線が湖沼を挟みながら・・・という風景でありました。
 しかし、現在ではクモイ103様御指摘のように、「千歳線」のローカルは「721系」や「731系」が中心。
一方の「室蘭本線」は「キハ40」の独壇場。仰るように「違和感」満点であります
(「721系」や「キハ40」であれば、多少は・・・)。
 ところで前述しましたが、「沼ノ端」は「すずらん」が全列車停車するなど、苫小牧の新興住宅地。
現在、新しい地名にまとめようとしている市当局と「沼ノ端」の地名存続を求める地域住民との間で
協議がなされている状況であり、今後の推移が注目されるところであります。
北海道でも数少ない「原野」の風景が、今後どうなっていくのか注目している地域です。
 一方、「大沼」付近は「七飯」からの高架橋をスルーして右カーヴを切りながら、
橋下の「仁山」方面へ伸びていく「上り線」を眺める印象的風景。
「さあ、北海道に渡った!」という期待感や、逆に「上り線」から見た高架橋の眺めに、
「ああ、北海道ともお別れか・・」という寂寥感を感じられた先達の皆様方も少なくないと想像致します。
「仁山信号所」はほとんど開店休業状態ですが・・・。

 >究極の分離区間

 地味ながら「日豊本線」の「立石・西屋敷」付近が気に入っております。
「国東半島」の西端部の丘陵を「下り線」は「隧道」をメインとしたショートカットで、
「上り線」は左右にカーヴを切っていく・・・。
ここも、複線化の産物でありますが「トホホセ」と違った風情を、小生「富士」や「旧客レ」で堪能しました。

 長々と失礼致しました。
以上、「江差線」の「茂辺地」辺りの信号所で、下り線の「隧道」に停車して対向列車と交換した経験を数多く持つ
「中年客車鉄ちゃん」でございました。



投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月29日(金)16時22分17秒
タイトル 地方路線の ロング シート
▼クモイ 103様:
> 前者のパターンは上越線にもいくつかありますが、

上越線で最大の見せ場といえば、やはり上越国境前後のループ線を絡めた区間ですが、
高崎支社の虎の子である、国鉄色12系を用いたイベント列車は、この様な区間でこそ、
運用して頂きたいものです。ちなみに、画像は土合駅の様子です。

> 私の地元近くで外房線蘇我−鎌取間にもありますが、こちらはミニチュア版です。

首都圏ですと、武蔵野線の三郷〜吉川や、東海道線の田町〜品川などの「反則例」も
挙げられますが(^^)先日、女房の買物の御供で、新三郷駅前の大型家具店に赴けば、
大型商業施設の再開発で、武蔵野線は普通の構造に改まり、ちとがっかり(^^)

> 新千歳空港への進入ルートのうち、南側からのアプローチが美味しいですね。

昨年、福島→新千歳便を利用しましたが、苫小牧手前の津軽海峡上空で、地元大洗を
前夜に発ったと思しき「さんふらわあ」が、眼下に一瞥されて、感慨深い情景でした。

> 寂寞とした原野を客レならぬロングシート電車で疾走するシチュエーション

札幌近郊輸送の延長区間ゆえ、仕方無いでしょうけど、願わくば千歳折返しの便とは
一線を画した運用があって欲しい処。ここは、特急が多数雁行しますが、優等列車が
あまり多くなく、普通列車での長距離移動需要が、少なからずあると思われる酒田〜
秋田〜青森での 701系一辺倒状態も、色々と考えさせられます。

その論法からすると、瀬戸内海の眺めが抜群に良いにも拘わらず、いつの間にか 103・
105系が主流となった呉線も また然りですね。初めて訪れた80年代中頃は、転換式の
115系が充てられ、実に快適な移動でしたが。




投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月29日(金)17時55分9秒
タイトル 渡島大野
▼ED76 109様:
> 北海道でも数少ない「原野」の風景が、今後どうなっていくのか注目している地域

新千歳空港との位置関係を好感して、苫小牧市街が東側に展開した印象を受けますが、
ラムサール条約の登録対象であるウトナイ湖を控えて、周辺域での宅地開発の制約も
予想され、札幌通勤圏としては、電車本数が少ないなど、微妙な場所ではありますね。

>「さあ、北海道に渡った!」(中略)「ああ、北海道ともお別れか…」

大沼・小沼といった景勝地の近接性も、メリハリのある車窓風景を演出していますね。
七飯〜大沼の分離区間は、列車の運転体系上、大垣〜関ヶ原に通じる印象を受けます。
もっとも、下り普通列車は、一部が渡島大野を度外視しており、函館通勤圏としての
同駅の立場には微妙なものを感じます。

それが、2015年開業と目される北海道新幹線の「新函館駅」として位置づけられると、
報道にもある、江差線「バーター廃止」の可能性も相まって、渡島大野を度外視する、
いわゆる「藤城線」が存在意義を失う事になるでしょうね。

> 地味ながら「日豊本線」の「立石・西屋敷」付近が気に入っております。

この区間は、下り「富士」運転室映像で時々「旅」していますが(^^)立石〜中山香、
杵築〜日出に残る単線区間も、絶妙のアクセントと感じます。九州では、鹿児島線の
田原坂〜植木も印象的ですね。




投稿者 きむたお
投稿日 2009年 5月30日(土)09時33分6秒
タイトル 今朝の上り日本海
'09/5/30(富山)、4002、上り「日本海」
EF81 48↓
オハネフ24 21
オハネ25 210
 オハネ25 147
 オハネフ24 15
 オハネ25 220
 オハネ24 19
 オハネ24 44
 オハネ25 211
 オハネフ25 202
 オロネ24 5
 カニ24 23


今朝もドン曇りでした・・・。
26日の長編成からオハネフ25 117とオハネ25 151を抜き取った編成ですが、
離れた位置に入っているクルマが抜き取られているのが興味深いですね。

▼ 赤まんと様
毎度、コメントありがとうございますm(__)m
撮影と掛け持ちでナンバーを捕らえるのがやっとですので助かります(^^;)




投稿者 きむたお
投稿日 2009年 5月30日(土)09時36分8秒
タイトル 今朝の北陸
'09/5/30(富山)、3001、上り(北陸線内)「北陸」
EF81 150↑
・スハネフ14 20
・スハネ14 702
 ・オロネ14 701
 ・スハネ14 755
 ・スハネフ14 31
 ・スハネ14 756
 ・オハネ14 89
 ・スハネフ14 30


26日とまったく同じと思いきや、真ん中のスハネフが#35→#31と差し替わっておりました。




投稿者 マロネロ38
投稿日 2009年 5月30日(土)20時23分44秒
タイトル 羽幌炭砿鉄道
ED76109先生:
鉄道友の会にはもう加入されましたか?
会報6月号に羽幌が出ています。3軸客車やら、単車、レールバス、キハ22-----



投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月31日(日)11時13分28秒
タイトル 阿字ヶ浦駅にて ・その壱
マロネロ38様が仰った羽幌炭礦鉄道のキハとは、画像右側のボロボロになった車両の
事でしょうか。ある意味で阿字ヶ浦駅の名物でしたが、あまりに風化した為、ついに
撤去されました。どうやら解体処分の様です。合掌………




投稿者 雑魚
投稿日 2009年 5月31日(日)11時17分0秒
タイトル 阿字ヶ浦駅にて ・その弐
阿字ヶ浦駅の車止め付近では、最近、藪が切り開かれ、御覧の様に、ホームから海が
見える様になりました。演出上の意図だとすれば、何とも粋な計らいです(^^)




 
 
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