RF誌の最新号で「列車が見えるホテル/鉄道写真撮影ができるホテル」なる企画が
ありました。今までに「鉄道フォーラム」で取り沙汰された事例、いくつか紹介され、
家族サービスでTDR「オフィシャル・ホテル」を奮発した際、遊園地側と京葉線側、
何れの部屋を選ぶかで、本気で懊悩した私としては(^^)今月18日の拙稿「はまなす
ぐうたら撮り」の作風も相まって、実に興味深く「痒い所に手が届いた」内容ですね。
かかる「眺望」は、十年前の長崎旅行でも実践しました。関空線を乗り潰した関係上、
往路は「あかつき」を利用するも「前面展望」に惹かれ「このまま寝ていたい」との
女房を宥め、敢えて博多で下車し、後続「かもめ」で先頭グリーン車の最前列を奮発。
しかし、日の出が割と遅い九州での早朝便が災いし、運転士が遮光幕を開放したのは、
肥前鹿島からでした。そうと判っていれば、女房の希望に従ったものを………
投宿先は長崎駅前に新たに建設されたホテル。稲佐山や長崎港、車両基地を見渡せる
上階室との希望が満たされた部屋からの眺めは、余りに素晴らしく、それゆえ肝心の
市内観光も出不精となり、又も女房の顰蹙を買ったのでした(^^)既に「みずほ」は
廃止されるも「さくら」「あかつき」は健在、車両基地の陣容に華を添えていました。
その後、長崎港への連絡性の名残りが感じられた長崎駅の構造を一変させた「アミュ・
プラザ」の建設で、当該ホテルからの眺望性も、かなり変貌した可能性がありますね。
また「ウィキペディア」によれば「長崎駅付近の連続立体交差化事業」で、佐世保線
早岐に基地機能を移すとの事。要するに、長崎駅界隈で高架化と再開発事業を併せて
行うという事でしょうけれど、長崎ほどの拠点駅となれば、一定規模以上の車両留置
施設が必要ですし、長崎〜早岐の連絡性を考えると(既に大村・川棚の両駅に「謎の
電化区間」が存在しますが)大村線の電化の布石か、などと勘繰るのでした。
宿泊先からの鉄道展望といえば、磐梯熱海温泉から俯瞰した磐越西線も、中々でした。
ただし客室でなく大浴場ですので、撮影は
物理的にも公衆道徳上も不可能です(^^)
こうした眺望性、探せば該当事例はまだまだ多いと思いますが、とりあえず、滋賀県
守山市の琵琶湖畔のホテルから、小野付近の湖西線の眺望が効くか、気になる処です。
これに、展望台や大型SCを含めると更にネタは増えるのですが、これは別の機会に。
掲出画像は、地元・水戸駅前のホテルからの俯瞰です。う〜む、訳が判らん(^^)
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