倶楽部メモ(495)
平成21年 2月24日〜 3月 1日



投稿者 雑魚
投稿日 2009年 2月24日(火)15時38分47秒
タイトル 長崎駅
RF誌の最新号で「列車が見えるホテル/鉄道写真撮影ができるホテル」なる企画が
ありました。今までに「鉄道フォーラム」で取り沙汰された事例、いくつか紹介され、
家族サービスでTDR「オフィシャル・ホテル」を奮発した際、遊園地側と京葉線側、
何れの部屋を選ぶかで、本気で懊悩した私としては(^^)今月18日の拙稿「はまなす
ぐうたら撮り」の作風も相まって、実に興味深く「痒い所に手が届いた」内容ですね。

かかる「眺望」は、十年前の長崎旅行でも実践しました。関空線を乗り潰した関係上、
往路は「あかつき」を利用するも「前面展望」に惹かれ「このまま寝ていたい」との
女房を宥め、敢えて博多で下車し、後続「かもめ」で先頭グリーン車の最前列を奮発。
しかし、日の出が割と遅い九州での早朝便が災いし、運転士が遮光幕を開放したのは、
肥前鹿島からでした。そうと判っていれば、女房の希望に従ったものを………

投宿先は長崎駅前に新たに建設されたホテル。稲佐山や長崎港、車両基地を見渡せる
上階室との希望が満たされた部屋からの眺めは、余りに素晴らしく、それゆえ肝心の
市内観光も出不精となり、又も女房の顰蹙を買ったのでした(^^)既に「みずほ」は
廃止されるも「さくら」「あかつき」は健在、車両基地の陣容に華を添えていました。

その後、長崎港への連絡性の名残りが感じられた長崎駅の構造を一変させた「アミュ・
プラザ」の建設で、当該ホテルからの眺望性も、かなり変貌した可能性がありますね。
また「ウィキペディア」によれば「長崎駅付近の連続立体交差化事業」で、佐世保線
早岐に基地機能を移すとの事。要するに、長崎駅界隈で高架化と再開発事業を併せて
行うという事でしょうけれど、長崎ほどの拠点駅となれば、一定規模以上の車両留置
施設が必要ですし、長崎〜早岐の連絡性を考えると(既に大村・川棚の両駅に「謎の
電化区間」が存在しますが)大村線の電化の布石か、などと勘繰るのでした。

宿泊先からの鉄道展望といえば、磐梯熱海温泉から俯瞰した磐越西線も、中々でした。
ただし客室でなく大浴場ですので、撮影は 物理的にも公衆道徳上も不可能です(^^)
こうした眺望性、探せば該当事例はまだまだ多いと思いますが、とりあえず、滋賀県
守山市の琵琶湖畔のホテルから、小野付近の湖西線の眺望が効くか、気になる処です。
これに、展望台や大型SCを含めると更にネタは増えるのですが、これは別の機会に。

掲出画像は、地元・水戸駅前のホテルからの俯瞰です。う〜む、訳が判らん(^^)




投稿者 マロネロ38
投稿日 2009年 2月25日(水)14時36分35秒
タイトル 下呂温泉と高山本線
下呂温泉の「山形屋」に宿泊した時に,川を隔てて高山本線が丸見えでした。
丁度135mmを持っていたのでそれで何本かDCを撮影出来ました。



投稿者 バンブー
投稿日 2009年 2月25日(水)19時12分1秒
タイトル 列車が見えるホテル(函館編)
列車が見えるホテルで思い出すのは数年前に社員旅行で函館に泊まった際に利用した函館駅前の
函館ハーバービューホテルです。(現在は「ロジワールホテル函館」と改名した模様)
宿泊した部屋が函館駅側で、窓から駅構内がばっちりと見え、深夜の「北斗星」の様子などを
眺めて楽しんでいました。
もっともその当時は旧駅舎でしたので、新駅舎になってからの眺望がどうかは?ですが。



投稿者 ED76109
投稿日 2009年 2月25日(水)22時45分10秒
タイトル 列車が見えるホテル(熱海編)
  失礼致します。「ED76109」であります。

 まず、「草軽電鉄」に係り、「カルメン故郷に帰る」の公開時期を「昭和30年代」と記しましたが、
「昭和26年」の誤りでありました。謹んで訂正致します。申し訳ありませんでした。

 さて、標題の件で、小生が印象に残りますのは、「熱海市のニューフジヤホテル」。
平成5年の正月明け、小生一家と両親が温泉旅行に出かけた際、太平洋の遠望が眺めが売りであるのに、
山側の部屋しか空いておりませんでした。
仲居さんが「すいません。」と言って案内してくれたのは、眼下に「東海道新幹線」、「東海道本線」
そして「伊東線」が見える部屋。
「鉄」親父と小生は、子供達と一緒に「はやぶさ」だ、「スーパービュー踊り子」だと大騒ぎ。
おかげで、愚妻とお袋はゆっくりと「温泉三昧」で大喜びでありました・・・。

 以上、来月初旬に「函館」への日帰り出張が決定し、少々「鉄分」補給ができるささやかな喜びに
幸福を感じる「中年客車鉄ちゃん」でありました。



投稿者 スイロフ
投稿日 2009年 2月25日(水)22時57分46秒
タイトル 列車が見えるホテル(梅田編)
こんばんは。
もうだいぶ前になりますが、大阪出張で梅田のビジネスホテル(名前忘れました)に
泊まったとき、何気なく窓から下を見下ろしたら、間近に阪急の3複線が見えました。
中津駅の傍だったようです。
思わず行き交うマルーンの電車(客車でなくて残念(^^;))をしばし眺めてしまいました。



投稿者 クモイ103
投稿日 2009年 2月26日(木)00時03分56秒
タイトル 列車が見えるホテル(吹田編、倉敷編)
 では私も大阪出張時のお話しを。
東海道本線岸辺駅前にある「岸辺ステーションホテル」、
部屋の向きによっては、あの広大な吹田操車場跡地が一望できます。
その隅っこを駆け抜ける新快速電車が、まるで模型のように見下ろせました。
 また、山陽本線倉敷駅前の「アパホテル<倉敷駅前>」(旧:倉敷ターミナルホテル)にも、
ちょっと遠いですが、伯備線が分岐する付近を見下ろせる部屋がありました。
水島臨海鉄道の線路も視野に入っていたと思います。
なお、別に「倉敷ステーションホテル」というのもありますが、こちらは列車展望に関しては×です。



投稿者 マロネロ38
投稿日 2009年 2月26日(木)10時14分9秒
タイトル 紀州鉄道のホテルでは?
スイロフさん
中津が近いビジネスホテルなら紀州鉄道のホテルじゃないですか?



投稿者 雑魚
投稿日 2009年 2月26日(木)15時15分50秒
タイトル レス 諸々
列車の眺望が効くホテルに関するレス諸々、有難うございました。マロネロ38様が
下呂温泉に御泊りになったのは、いつの事でしょうか。もし、キハ80系「ひだ」や
キハ8200形「北アルプス」の時代であれば、涎が止まりません………

バンブー様御指摘の函館のホテル、そういえば私も2000年に利用しました。当時の
函館駅は、連絡船桟橋に至る線路は剥されつつ、頭端式に移行する以前の旧駅舎で、
函館湾を背景に電機が佇む車止めを部屋から眺めていました。検索画像から推すに、
現在は、長崎と同様、頭端式ホームに新駅舎が被る格好なのでしょうね。

この時の所用先は札幌でしたが、夜景見たさにあえて函館泊。しかし、当夜に限り
見事な濃霧でした(滂沱)翌日、札幌行「北斗」から見た有珠山は、噴火の余波で、
噴煙モクモク状態。かなり恐ろしい印象でしたっけ。

ED76 109様の事例は正に「怪我の功名」ですね(^^)線路より山側のホテルから
相模湾と眺めて「鉄」すると、これは至高の贅沢でしょうか。あるいは市立熱海中、
桃山小の子供達は、日常的に、こうした良景を眺めているのかも知れませんね。

スイロフ様が御覧になった阪急の三複線、淀川橋梁の事であれば豪気な眺めですね。
場所柄、部屋によっては梅田貨物駅も見えたかも知れません。以前、NHK番組で、
浜口首相が狙撃された1930年の東京駅が演出されるなど、懐かしい雰囲気の同駅は、
周辺の再開発で、すっかり様変わりした様です。将来は横浜のMM21地区における
高島線よろしく、貨物線の地下化も行われる構想とか。

クモイ103様が御覧になった 旧吹田操車場の展望も、垂涎モノですね。武蔵野線の
新三郷よろしく、商業施設への転換が行われるかと思いきや、上記・梅田貨物駅の
機能移転先となる貨物駅を建設中とか。関西線の百済貨物駅も、規模を拡大した上、
後任に当たると聞きますが、場所が場所なので、方面別に住み分けるのでしょうか。

倉敷では「ステーション・ホテル」を利用した事がありますが、我が子がようやく
歩く事を覚えたばかりの頃ゆえ「鉄」の発想そのものがありませんでした。

廃止間近の「富士/はやぶさ」を眺め得る可能性があった東京駅の「ステーション・
ホテル」は、我々「鉄」ならば、一度は利用したいホテルですが、いつも満室御礼。
そうこうしている内、丸ノ内駅舎の改修に際し、2011年まで営業休止となりました。
嗚呼、残念……



投稿者 雑魚
投稿日 2009年 2月27日(金)16時37分3秒
タイトル 展望室からの視点
一昨日発売された、注目の時刻表・ダイヤ改正号は、昨年 7月11日に拙稿で言及した
浜松町の「世界貿易センター」展望室からの視点ですね。来週六日に、リニューアル・
オープンとの事。開場が、上り「富士・はやぶさ」通過直後の10時というのが何とも
歯痒く、14日まで特例で開場時刻を前倒しして頂きたい処ですが(^^)せめて、田町
回送便が撮れないかと「最後の週」東京出張を巡り、奸計を廻らせています(^^)

首都圏の高層展望室で、鉄道の俯瞰が効く例として恵比寿「ガーデン・プレイス」や、
横浜「ランドマーク・タワー」王子「北とぴあ」もありますね。特に「北とぴあ」は、
寝台特急を眺め得る立地ですが、上野着が最も遅い「北斗星」ですら、王子の通過は
九時半頃ですから、撮影不可。なお「ランドマーク・タワー」から見えるのは根岸線・
高島貨物線・京急本線のみで、東海道線は殆ど見えません。

二年半後に業平橋で竣工予定の「東京スカイ・ツリー」からだと、隅田川橋梁を含む
東武伊勢崎線や同亀戸線・京成押上線が、良く見えそうですね。総武線や京成本線は、
さすがに無理でしょうか。

画像は「時刻表の表紙」と同じ視点です。最近、RF誌で夜間走行列車の撮影指南が
特集されていますが、この状況で下り「富士/はやぶさ」を、夜景を損ねず、綺麗に
纏める様な凄腕のカメラマンが登場しないものかと、密かに期待しております。




投稿者 ED76109
投稿日 2009年 2月27日(金)17時24分16秒
タイトル 旅立ちの季節です・・・
  いよいよ、「はやぶさ・富士」のラストランまで、2週間・・・。「ED76109」でございます。

  さて、小生の勤務校では、卒業式が3月1日に実施予定であります。
今日は式予行ということで、大わらわの1日でありました。
 そこで、本日は「旅立ち」に係る「戯言」を述べさせていただきます。
いつものように、先達の皆様方の話題にしていただければ、幸甚の限りでございます。

  1 昭和47年の春の夕暮れ、指宿温泉の帰りに伯母宅に戻る途中、
「鉄」親父の伯父たちと「西鹿児島」から「西出水」まで旧客鈍行にお世話になりました。
「鹿カコ仕立ての鈍行」の隣りに泊まっていたのは、「品川行臨時急行屋久島51号」。
最後尾の「スハフ42」は、制服姿の中学生らしき一団が占めており、大々的な見送りを受けておりました。
中には、涙を流している女の子も・・・。何でも、岐阜の紡績工場に集団就職する面々とのことでした。
案内放送とともに発車ベルが鳴り終わり、「ED76」の甲高いホイッスルが一声。
悲鳴とも喚声ともつかぬ声が、ホームに溢れました。小生が初めて見た、寂しく悲しい「鉄風景」の一コマでした。

 2 当地では、「4月1日」に転勤する教員を見送る「出発式」という儀式がありました。
(郡部の学校の一部では、今でも実施しているとか・・・)。
最も有名だったのは「釧路管内の某高校の出発式」。
「DC特急おおぞら」が待つ「釧路駅1番ホーム」で、転勤者の挨拶から始まり、校長等の「万歳三唱」で終わるまで、
駅のホームは数百人の人並みで溢れたとのこと。
そして、発車ベルが鳴り終わり、「蛍の光」が流れる中、
「涙」にくれた転勤者たちを乗せた「キハ80」が轟音とともに去っていく・・・という光景が見られたようです。
しかし、近年は自家用車で家族は「白糠」で先回り。
合理的でないということで、5年前から廃止されたと聞いております。

 3 昨年の3月ダイヤ改正で、「銀河」「なは」「あかつき」の最終便が走った日、
「札幌」でも「北斗星4号」がラストランを迎えました。
道庁からの帰りに、小生も「札幌駅の5番ホーム」で見送りに立ち会うことに。
しかし、ホームは閑散とした雰囲気で、「鉄」ちゃんの姿もまばらでした。
ホームでは、最後の「4レ」をバックに助役さんと女性客室乗務員の方々が記念撮影中。
小生、今までのお礼(!?)を兼ねて一枚撮って差し上げ、一緒に見送ることに。
「DD51」の汽笛が悲しげに長笛を鳴らし、「4レ」はゆっくりとホームを離れ始めました。
すると、感極まったのか、手を振る女性客室乗務員の瞳から一筋の涙が・・・。
ホームに舞った粉雪と相まって、久々に感動した「鉄風景」の一コマとなりました。

 長々と失礼しました。
以上、「某ラジオ番組」で、「はやぶさ・富士」の想い出をご披露する羽目になった「中年客車鉄ちゃん」でありました。



投稿者 スイロフ
投稿日 2009年 2月27日(金)23時26分16秒
タイトル Re: 紀州鉄道のホテルでは?
>マロネロ38さま
こんばんは。
地図で調べてみると、確信はありませんが、位置的には線路を見たときの記憶と一致しているような気がします。
おっしゃるとおり大阪梅田ホテルかもしれません。どうもありがとうございました。

>雑魚さま
梅田貨物駅はほとんど意識にありませんでした(^^;)。当時は再開発されるなんて全く予想しませんでした...



投稿者 雑魚
投稿日 2009年 2月28日(土)16時18分54秒
タイトル 「北斗星」 撮り
▼ED76 109様:
>「札幌」でも「北斗星4号」がラストランを迎えました。

それ以来、上り「北斗星」を撮りに、定番の宇都宮北方まで足が向いたのは一度だけ。
やはり、自宅を六時に出発するタイミングで週末に早起きするのは、この歳になると、
少なからず抵抗がありますね(^^)四号が健在の頃は、泉崎〜矢吹まで遠征した事も
何度かありますが、現行ダイヤでは、師走ともなると福島県内での撮影は困難ですし。




投稿者 尼港線
投稿日 2009年 2月28日(土)17時16分7秒
タイトル 列車が見えるホテル+展望室からの視点(札幌編)
雑魚様の「展望室からの視点」で思い出しましたことですが。
札幌駅そばのJRタワーホテル日航札幌22階にある、サウナ&スパ「スカイリゾートスパ ・プラウブラン」からは、
小樽方面へ発着する列車が、桑園駅付近まで見下ろせます。
http://www.jrhotels.co.jp/tower/spa/mens.html

昨年の夏、終焉近い「まりも」に乗りに行った時、発車時刻までの“時間調整”のため、ずっと飽きずに過ごしていました。
位置的に札幌運転所との間の回送を見ることになりますが、「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」、
そして夏場なら「北斗星」も、上り列車の札幌駅入線を眺めることができそうです。

ただ、場所的にカメラの持ち込みは不可能ですが…(いろんな意味で・笑)



投稿者 雑魚
投稿日 2009年 3月 1日(日)14時26分30秒
タイトル JR タワー
札幌駅傍の「JRタワー」と言えば、かの有名な、男性小用の「展望便所」を擁する
ビルですね(^^)先の渡道では藻岩山からのより広域的な眺望を優先し、札幌駅前に
投宿しながら、結局は訪れず終いでした。線路との位置関係を思えば、最上階にある
展望室「T38」から、寝台特急を含む函館線の撮影も、容易ではないかと感じますが、
実際の処は、如何でしょうか?

なお、先述のRF誌特集では、新札幌「シェラトン・ホテル」から国道12号線を含む
厚別中央三条地区を一跨ぎにする千歳線の高架区間を俯瞰した例も紹介されましたね。
遠方の雪山(余市岳?)が、良い雰囲気でした。




 
 
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