福岡で生まれ育ったわたしには「宮島しょうゆ」の印象が強烈に残っています。
C11と思われる蒸機が数両のオハ35・オハフ33を牽いていくCM。
母と幼い子が旅(母の実家に里帰り?)に出て、
その車中で家に一人残してきた父を心配する情景でした。
子:オハ35系と思われる汽車の車中で同乗の母に向かって
「お父ちゃん一人で大丈夫かなあ?」
母:「宮島醤油があるから心配しなくてもも大丈夫よ。」
父:団地の台所のようなところで一生懸命味噌汁か何かの料理を作るお父さんのシーン。
お玉でその料理の一部をすくい、ちょっと味見してみて満足げな顔。(台詞はなし)
その後、その母子が乗っていると思われる汽車が
夕暮れ時に去りゆくシーンを後追いで撮った映像で幕。
以上、非常にローカルすぎるネタで申し訳ありませんが、
昭和40年代には北部九州では結構頻繁に流れていたCMです。
たぶんカラーだったと思いますが、当時のウチのTVが白黒だったので定かではありません。
宮島醤油という会社(現在も盛業中)は佐賀ですので、
今考えるとロケ地は筑肥線(もちろん電化前)だったのではないか、
と勝手に推測しておる私です。 |