倶楽部メモ(418)
平成20年 4月28日〜 4月29日



投稿者 仙コリ(管理人)
投稿日 2008年 4月28日(月)09時54分38秒
タイトル ナハニ15813の画像(1)
マロネロ38様に送っていただいた画像の第2弾として、ナハニ15813の画像を掲載いたします。




投稿者 仙コリ(管理人)
投稿日 2008年 4月28日(月)09時55分41秒
タイトル ナハニ15813の画像(2)
同車の車内の様子です。

投稿者のホームページ



投稿者 ホエ7030
投稿日 2008年 4月28日(月)16時42分29秒
タイトル マロネ49の自重について
 小生、模型(16番)でマロネ491の製作を計画しておりますので、
冷房付きマロネ49の話題を興味深く拝見いたしました。
 マロネ49の自重については、国鉄の形式図(1959年版)によりますと、冷房付きが47.50〜48.30t、
冷房なしが41.25tとされています。(差は6〜7tもあることになります。)
 一方、某会で頒布されたロネに格下げ直前(S30.6.30撮影)のマイネ381(KM3装備)の写真を
ルーペで見ますと、自重は45.91t(換算=積4.5、空4.0)と標記されており、形式図とは違うようです。
形式図はS34年3月の編集で、この間に冷房装置がKM7に改造されていますが、
1.5t以上も重量が増えるとは思えないのですが?
 いずれにしても、小生の製作計画ではロネへの格下げ直後あたりを想定しておりますので、
写真と同じ45.91tとしたいと思っております。
(当時の重量の単位の標記が漢字になっているため、インレタの特注をしなければならないかも知れません。)

 なお、どなたかご教示願いたいのですが、
冷房化された客車の自重の標記は、冷房装置を取り付けた状態を表しているのでしょうか。



投稿者 雑魚
投稿日 2008年 4月28日(月)16時57分18秒
タイトル 尾久の細道
▼赤まんと様:
> 構内を安定して俯瞰できる場所、とのことですが、残念ながら浮かんできません

やはり新幹線(特に“Max”2階席)からの刹那的な眺め(画像参照)が精々ですかね。
田町の機能移転で騒々しくなる前に、見学開放の類があれば嬉しいのですが。

> 同時期に高松駅構内の陸橋でも同様な体験が鮮明に記憶に残っています。

非電化時代であれば、陸橋からの俯瞰は、なお迫力があったでしょうね。私が初めて
四国を訪れたのは、1980年代の半ばですが、予讃線の高松口で、往年の特急用客車を
外装はそのまま(つまりデッキは車端部のみ)座席を横掛けに改めたという、改造の
趣旨が良く判らない(^^)キワ物の編成を利用した記憶があります。

> 沿線のマンション上階に住む知り合いでもいないと、厳しいような感じですね。

浮気ではなく「鉄」の為の「アパートの鍵貸します」というのは 無理ですかね(^^)

> 入れ換え用DLとブルトレの組み合わせはたしかに「出雲」を連想させますね。

赤いDLが牽く「出雲」については十数年前、松江出張明けの週末に「寄り道」した
斐伊川橋梁(直江〜出雲市)付近で撮りました。当時の「出雲」は一晩二往復体制で、
客車急行「だいせん」も出雲市直通でした。当時「だいせん」は既に「山陰」廃止の
代替措置で、区間快速化されていましたが、結節点が鳥取でも米子でもなく倉吉とは、
運行体系上、意外な印象でした。

また「やくも」や普通列車の大半が、東日本で既に稀少化しつつあった「国鉄色」で
固められ、実に貴重な記録となりましたが………ネガが見当たりません(号泣)

> ホームに入ったなら普通に客扱いすべきで

安全基準上、少なくとも機回しが完了するまでは、客扱いを行わない、という規定に
変更されたのでしょうか。もしくは、発車前「御休憩」利用する不心得者がいたとか。




投稿者 雑魚
投稿日 2008年 4月28日(月)17時45分5秒
タイトル 田町の巷
▼かじ様:
> 東京到着後の、田町への回送時刻ですが、東京発1036であったと記憶しております。

御教示、有難うございます。これが推進運転、あるいは「プッシュ・プル」であれば、
もう少し手早く済ませる処でしょうけれど、これも東京と上野における機関車運用の
融通性の差異でしょうか。

> 札の辻橋ですが、金網のガードが高く、少々撮影しづらい場所です。

そうなると、やはり新八ツ山橋が勝負処ですね。ここは、横須賀線列車も狙えますが、
電化線を陸橋から俯瞰する場合の宿命として、電柱や架線が隘路になり、シャッター・
チャンスが、かなり限られた標準広角の構図に落ち着いてしまいます。

その貴重なチャンスで、被写体の面がブレてしまい(首都圏で「出雲」を撮ったのは、
この時だけ)こりゃ(参拝時に賽銭をケチった)出雲大社の「祟りじゃあ!!」などと、
頭の中が「八ツ山橋」ならぬ「八ツ墓村」状態でした(^^)もっとも、参拝の翌月に
子宝を授かった事が判明したので、やはり霊験あらたかですね。有り難や、有り難や。

> 旧東京機関区の車庫付近にも、機関車がほとんどいなくなり、機関庫も廃墟然

寝台客車の常駐編成数については、昼間は「富士・はやぶさ」用と予備編成、夜間は
予備編成のみという事になるでしょうか。田町車セ自体は、2013年に予定されている
東京〜上野の「列車線」再開(多分に語弊のある表現ですね)に伴う、尾久車セへの
機能集約までは存続しますが、来年春までと思われる「富士・はやぶさ」の淘汰後は、
一段と寂しくなる事でしょう。

その一方、基地廃止後の再開発では新駅設置構想もあると聞きますが、京浜東北線と
山手線の絡みから、方向別複々線ではなく、関西・大阪環状線の今宮駅の如き仕様に
落ち着くかと予想します。




投稿者 クモイ103
投稿日 2008年 4月28日(月)20時02分45秒
タイトル 昭和28年の規程改正
 冷房付きマロネ49の重量、うーん、手応えがっつりの難問ですね(笑)。決め手はありませんが関係ありそうな材料を…
 鉄道ピクトリアル第22号(1953(S.28)年5月号)に、
「車両称号規程の改正に伴う客車の改番について(上)」という記事を、星晃氏が記しておられます。その中に、

> 別に車両換算法の改正で冷房付の車は一様に夏期冷房期間中(6月15日〜9月15日)は,
標記重量記号のあらわす換算両数に0.5を加算して扱うこととなるので
(従来は形式により1.0を加えるものと0.5を加えるものとがあった),
夏季に冷房を取付けることになっている車の形式はすべてこれをマに統一した.
スがマになったものは夏季以外機関車が0.5両もうけることになる.

…という記述があります。
 別に聞いた話では、この時スをマにしたのは冷房装置の重量分であり、
「夏期0.5両加算」というのは、実際に冷房運転する際に発生する走行抵抗を考慮したものということです。
また別の星晃氏の著述によると、マイネ40・41のマははじめから夏期に冷房装置を搭載したときの重量増加分を
含んでいたとのことです。
 私は残念ながらこの時の車両換算法そのものは持っておらず(車両称号規程はあります)、
それ以上の詳しいことはわかりません。
ここからは推測ですが、マイネ38が仮に47.5tをわずかに超えてしまったとしても、
現場的な便宜上無理やり「マ」扱いにしていた可能性は考えられないでしょうか。



投稿者 赤まんと
投稿日 2008年 4月28日(月)20時32分42秒
タイトル 大ボケをかましてしまいました
昨日の雑魚さまへの回答のなかで、「はやぶさ/富士」の入線時刻を得意げに語ってしまいましたが、
時刻表を見ればわかることで、よくよく見ますと、到着後の動きがどうか、ということでしたね。失礼いたしました。
かじ様の投稿の通りで、改正前と特に変化はなく、東京10:36/品川10:44です。機回しのためです。
なお、本日も仕事帰りに東京駅へ行ってみましたが、撮影者でかなり賑わっていました。
時刻表には17:21入線とありますが、今日もドアは閉めたままで、
機関車が連結された17:45頃からようやく客扱いとなりました。
尾久は名物「推進回送」があるため大変アッサリしたもので、上りは10分程度、下りも15〜20分程度ホームに留まる程度。
下り「カシオペア」は45分間優雅に待機してくれますが。
参考までに上り列車の場合、「北陸」上野6:32/尾久6:42、「あけぼの」上野7:13/尾久7:22、
「北斗星」上野9:53/尾久10:02といった回送スケジュールです。
回送線踏切で押さえるのであれば、場所にもよりますが2〜3分前ということになります。
天気に恵まれるようですから、貴重な夜行列車を記録におさめてみてはいかがでしょうか。



投稿者 仙コリ(管理人)
投稿日 2008年 4月28日(月)23時52分57秒
タイトル Re2:冷房付きのマロネ49について
ホエ7030様、クモイ103様、フォローありがとうございました。
冷房装置搭載車の重量増加は6〜7トンもありましたか。
単純に冷房装置本体だけではなく、風道?や装置搭載のための補強などがある可能性もありますが、
それほどの重量増加があるとは考えていませんでした。(反省)
確かに重量的には「カ」の範囲に入ってしまいそうですね。
となるとクモイ103様の説のとおり、便宜上・運用上の問題等で、マイネ40・41等と合わせる形?
で「マ」扱いにしたと考えるか、「すべてこれをマに統一した」というのが何よりも優先されたのか?
ですかね。
投稿者のホームページ



投稿者 マロネロ38
投稿日 2008年 4月29日(火)10時11分40秒
タイトル 加古川線の旧客
管理人さんから今までにナハ10063、ナハニ15813をアップして頂いて居りますが、
解説は私よりもお詳しい「Yokoyamaサン」にお願いしたいと想います。
ナハニ15813は昭和29年9月に「野村」(現在の西脇市)で撮影した物です。D区分
ですからまだ使える部類に入っています。



投稿者 ホエ7030
投稿日 2008年 4月29日(火)14時19分3秒
タイトル 車両称号規程改正に伴うス→マの件について
>クモイ103様 >管理人様

 マロネ49形式に関連して、換算法の変更など種々ご教示ありがとうございました。
小生、ピク誌22号は所有しておりませんが、早速「鉄道公報」のコピーを調べて見ましたら
「車両称号規程の改正に伴う客車の改番について」が掲載されており、
その中にピク誌の星晃氏の記事と同様のことが記されていました。
また、「回想の旅客車」下巻(交友社)にもピク誌のものと同一と思われる記事が掲載されているのを発見しました。
 小生、マロネ49の他にも客車のキットを多数抱えており、完成後の固有の番号まで決めておりますので、
着手前にそれぞれの自重や換算、全検など各種標記類の資料を集める必要性を強く感じているところです。



投稿者 バンブー
投稿日 2008年 4月29日(火)16時42分52秒
タイトル D区分?
マロネロ38様
>D区分ですからまだ使える部類に入っています。
D区分とはどういった状態を表す記号なのでしょうか?
当時は木造客車現役の末期でしょうから、良い状態の車両からABCDといった表記を
していたということでしょうか?



投稿者 赤まんと
投稿日 2008年 4月29日(火)21時47分1秒
タイトル 好企画に心うきうき
少々古い話題になりますが、「鉄道ファン」08年1月号から「10系軽量客車の足跡」と題した連載特集が組まれています。
特集冒頭で述べられているように、いまや動態保存車は皆無であり、若いファンには全く馴染みがない系列になっています。
8歳のときが東北、上越新幹線大宮開業の私は、10系客車の営業運転をこの目で見た最後の世代になりますが、
実は停車中の姿を間近で見た記憶があまりないのです。
上野駅には日曜毎に連れて行ってもらいましたが、どうしても20系や24系に心が奪われていたのです。
当時から旧客にも惹かれていたのですが、やはりブルトレの方が華があり、わかりやすい、ということです。
10系客車は未だに改造時のデータを中心に不明点が多いと言われ、過去の特集記事を見ていて飽きることがありません。
それだけにこの時宜を得た「鉄道ファン」の連載は毎月たいへん楽しみにしています。
と、前置きがかなり長くなりましたが、間近で10系客車を見る機会があった方に質問です。
10系客車は冷房搭載にあたって、ディーゼル発電機が積まれて(オロネ10は当初から)いますが、
騒音はどうだったのでしょうか?やはり今の14系並の音がしたのでしょうか?
たしかに尾久を通過する「能登」や「越前」を眺めていたのですが、騒音に関しては記憶がないのです。
よく、スキマ風が激しかった、はねるようで乗り心地に難があった、などと聞きますが、
実際に乗ったことのある方、ご教示いただけたら、とおもいます。
今回の連載記事で、補強が不十分だったのか、オロ11の窓が変形しスキマ風が生じた、
というような記述など大変興味深いです。



投稿者 下総守こみやさん(^^)
投稿日 2008年 4月29日(火)22時49分38秒
タイトル 特別急行 燕
キングスの完成品7両セットを買いました(^^)v
私が高校の頃国営放送で<歴史への招待>という番組がありました。その中に燕誕生の話が登場し本も出版されたのです。
実はこの本図書委員だった私は借りっぱなし離さない(^^)後輩が督促状をそっと出し。(ちなみに私は副委員長)
25年に渡る憧れが今私の手に(^^)でも困ったことに牽引機がC53だけ。ミキは当分お休みです。
貸しレイアウトで走らせたら注目だろうな(^^)

EF53が私にも牽かせてえと申し出(^^)/涼しい顔して牽かせてもよいですが客車倶楽部の皆様の前ではできません。
スハが3両足りないぞ!ですよねf(;^^A



投稿者 クモイ103
投稿日 2008年 4月29日(火)23時04分22秒
タイトル Re:車両称号規程改正に伴うス→マの件について
>ホエ7030様
 自重や換算、全検の標記までこだわって模型を作り込まれるとは、脱帽であります。
 当時の冷房車については、重量に限らずまだまだ研究の余地が洋々と広がって(笑)いるようですね。
私は鉄道公報を主として客車の運用や配置に関する情報のために漁っていますが、
冷房車の扱いに関する記事も断片的に出てきます。車体標記にしてもいろいろ変遷があったようですね。



 
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