>クモイ103 様
先日ご紹介したバラバラな所属区の客車による編成の出現要因に関するご推測、「なるほど」と思いました。
荷物列車や季節臨などでは良くあることですが、定期の急行であのように著しい例は本当に珍しいと思い、
興味を持っていました。
38.1豪雪の後の38.2.12に尾久客車区を訪れた際には、豪雪の救援列車に使用された客車群が留置されていて、
その中にスハ3325(函ハコ)とオハ6247(函ハコ)を発見して外観と室内を撮影しましたが、
スハ3325の中央部の窓には「豪雪救援作業列車」の張り紙がありました。
「編成記録の紹介を」とのことですが、調査されたY.S.様の了解をいただいておりませんし、
調査時点の2カ月前のS37.10.1現在の所属と異なっているものが数両含まれており、
この2カ月間の移動の調査も行なっておりませんので、詳細の紹介はご容赦ください。
同氏が調査された気動車列車の中にも所属がバラバラのものが多数あり、
最高にすごいと思われるものは、S39.3.19の403D「第1蔵王」で、
10両編成の所属は、鹿カコ×2、分オイ、米ヨナ、大ミハ、名ナコ、千チハ、新ニイ、仙コリ、秋カタと
9カ所にも及ぶものです。
手許にあるS53.10.2改定の水戸局の気動車運用表を見ますと、水戸から4711D「いわき1号」でスタートして
翌日水戸に戻る「気5組」気A41〜気A42仕業(キハ58×2)では、
間合運用で、翌朝の越後線の通勤・通学列車125D(吉田→新潟)の10両編成の1,2両目に組み込まれていますので、
旅先で思いもよらない列車に出会うこともあるかと思いますが、上記「第1蔵王」の例は想像を絶するものですね。 |