茂木駅の車止です。以前はこの先、線路こそ敷かれませんでしたが、水戸を目指した
予定線の築堤が、茂木町河井地区まで続き、国道294号線旧道を跨ぐ陸橋や 隧道など
ありました。御覧の様に、車止側の引上線は距離が短い為「SLもおか」編成全体の
転線には使えませんが、それなら、線路を少し延長して、車止付近を横切る道路には、
SL運転日のみ警手を配置する第四種踏切を設置………など 妄想は膨らみます(^^)
近所の烏山駅でも、構内外れの引上線に警報機つき踏切(現在は線路縮小で廃止)が
ありました。内燃車両が戦前から導入された烏山線にあっては、警報機の普及時期を
考えると、駅舎北側の貨物ホームに出入りがある時のみ稼動していたと思われますが、
同駅の貨物営業は1979年に廃止されており、稼動期間も長くはなかったのでしょうね。
この僅かに残った引上線を介し、臨時快速「烏山 山あげ祭り」を牽引した DD51の
転線(昨年7月24日投稿分の添付画像を 御参照下さい)が行われてから、一年近くが
経つのですね。定期便を運休し、そのスジ(中間の大金で交換を行うパターン制)を
充てた為、烏山では、駅舎側ホームに12系客車を停めたまま、入替作業を行いました。
|