失礼します。
国鉄時代(又は民営化後暫く)、オルゴールは流れておりましたが、
最近は電子音楽と申しますか些か賑やかな気がします。
オルゴールはぜんまい金属の機械仕掛ですから長く使っていると伸びるようで
485系の列車で昔やたら間延びした鉄道唱歌を聴いた記憶があります。
確か終着駅前(上野だったかしら?)の最終放送で恐らく「皆様長らくのご旅行お疲れ様でした…」
と言ったのでしょうが可也印象に残りました。
気動車の音楽「アルプスの牧場」は必ずといって良いほど途中で終わりますし途中から始まります。
チロル民謡との事ですが、むしろ日本では同名の歌謡曲が有名なようです。
このメロディーは鹿児島の百貨店にも使われているとの事で昨年鹿児島に用事で出掛けた時、
長い時間其処で粘ってチャイムの流れるのを待っていた事がありました(結局は鳴りませんでした)。
客車の音楽は(ディナーチャイム やブラームスの子守唄と言うようですが)
雑魚 様も書かれているように代表はハイケンスのセレナーデでしょう。
戦時中「戦場に送る夕べ」でしたか、その様な番組のテーマ曲であったと聞き及んでおります。
最初基の音楽を全部聴いた時、終わり方がおかしいと真剣に考えてしまいました。
今日、インターネットや携帯電話の着信音のページに鉄道音楽もありますが、
矢張り一度は本物のオルゴール音楽に耳を傾けてみたいものです。
そう言えば、静岡の代表的な民謡「チャッキリ節」は
当時鉄道会社の経営していた遊園地のコマーシャル曲であった様です。
また「炭坑節」の一つに
「上も行く行く 下も行く(アヨイヨイ) 一度来て見よ 折尾駅
なんぼ別れが辛くとも 別れにゃならぬ 上と下 (サノヨイヨイ)」
という節もあるようです。
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