客車とは離れますが、セノハチについて私が思っていることを。
1.昭和30年代に151系電車に補機をつけたり、セノハチだけのために163系を設計した国鉄。
そんなに8M4Tにするのが嫌か? 東日本じゃ珍しくないのに。
2.変電所要量の関係でパワーを抑えられているEF200、
セノハチだけフルパワーを出せば補機を省略できると思うのだが。
急行音戸様が西村作品に触れていたので思い出したのですが、
別の作品で犯人が14系「さくら」から逃走する手段としてEF65を故障させてEF58とEF59を動員させ、
スハネフ14から補機のデッキに乗り移るというとんでもないやり方を使ってました。
これを知った十津川警部がEF59を見て、
「懐かしいね。私が子供のころは機関車というとああいう茶色いデッキ付きを連想していたよ。」
という発言をしていました。このセリフに作者の鉄道への愛が感じられます。
西村氏の「愛」が最も強く出ていたのが(タイトルは忘れましたが)
昭和50年代後半のリバイバル特急「つばめ」を書いた話ではないでしょうか。
史実では14系座席車+オシ14でしたが、小説では架空のレプリカ展望車
(戦前の「つばめ」に使っていた形式をモデルに最新の技術で製造)
を登場させて話を盛り上げていました。
その後オリジナルが復活しましたが、展望車に限らず旧形式のレプリカは実現しておらず
いまだ現実は小説を超えてはいないようですね。 |