管理人様、皆様、寒暖激しい折如何お過ごしでしょうか?
道内夜行の話題が出ておりまして、つい嬉しくなっての投稿を御容赦下さい。
小生の定宿は急317列車「利尻」か、普41・42列車「ムーンライトエクスプレス」でした。
或る春、上り札幌発42列車で、ついつい車掌さんと談義に花を咲かせた小生、
オハフ33の車掌室を見てみたいと頼み込んで乗せて頂いた事があります。
悦に入っておりましたら、そのままそこで休みなさいよ、同じ国鉄労働者だしさ、
なんて単なる下請会社の人間でしかないんですが、優しく小生にそう言って頂きました。
車掌室の蛍光灯を消すと、本当に銀河鉄道の様な世界に一転、
レールに時折反射する満月が眩しいほどで、「ムーンライトエクスプレス」の名の通りでした・・・
この札函間夜行は正式には愛称などなかったのですが、たまたま1980年夏に同席した旅師
(均一周遊券で夜行を渡り歩いて旅をしていた人たち)がその名を教えてくれたものです。
さて、実はそれが病みつきになりましてその年の夏、
札幌から歌志内を経由して上砂川に至るキハ22カーペットサロンカーの団臨を企画した小生達は、
道総局に「ついで」として41列車座席確保を頼み込みました。
当時は普通列車や自由席でも始発駅で職員が座席を押さえて優先的に顧客の着席をする制度があり、
これを「悪用」したのですが・・・
折しも8月15日函館発、増結含めてハザ6Bのカーペット車に座席を確保・・・
ところがボヤボヤしていると自分の席が無いのです。
車掌さんに事情を説明すると、「じゃあ車掌室で・・・」となりまして、
スハフ44の車掌室へ一人「疎開」したものであります・・・
始めての団臨で、小生は警備総責任者ですから眠れませんでしたが、
緊張と共にかの「夜汽車の車掌室」に居ると言う興奮で、眠気は飛んでいました。
その後自主企画の団臨での小生の定番はスハフ32を筆頭に車掌室でした・・・
ただ、14系尾客欧客7Bの某列車は、スロフの展望室が左右で違う寸法だったとかで、
そちらが機関車次位の場合は車掌室に変な衝撃があり、寝心地は悪かった・・・です。
寝台特急も確かに魅力はありますが、在来型一般車の夜汽車は、もうただただ夢心地でございました。
すみません、かなり脱線転覆しました・・・長文併せ失礼しました。 |