倶楽部メモ(285)
平成17年 8月25日〜 8月28日


投稿者 まろねふ
投稿日 8月25日(木)16時19分57秒
タイトル 50系+マニ
横レスにて失礼します。

>青列車さま
益田から乗車された出雲市行の50系列車は534列車ですね。
この列車は昭和56年に525列車(出雲市→益田)と共に50系化された列車でした。
当時は出雲区に新製配置された車両でした。
さて534列車の最後部のマニですが、この当時は大キトのマニ36(大荷34運用)が使用されておりました。
参考までに当時のマニ運用は下記の通りでした。

京都→出雲市 827列車 前1位
出雲市→益田 831列車 前1位
益田→出雲市 534列車 後1位
出雲市→京都 826列車 後1位

つまり、夜行の山陰号から中継される、京都〜益田間を取扱う荷物車でした。
因みに525〜534列車の50系化以前には、831列車益田解放後に翌朝526列車で浜田へ戻り、
浜田より525列車に連結され、益田から534列車として折り返していました。

カンカン部隊、懐かしいですね。
私の出身地はカンカン部隊のオバちゃんの本拠地の一つでして、828列車の最後部がオバチャンたちの指定車両でした。
開けっ放しのデッキに山積みされた箱が、よく落ちないものだと子供心に関したものです。



投稿者 rinaia
投稿日 8月25日(木)22時13分46秒
タイトル はじめまして!
はじめまして!
綿者まだ高2ですが、なぜか旧客が好きで、旧客について検索していたらこのHPを発見し、
さまざまな内容やその濃さに驚きながら拝見させていただいています。

いきなりで悪いのですが、1つお聞きしたいことがありまして、それは戦前型オハフ33についてです。
今GMのオハ35を改造して、オハフ33戦前型を製作しているのですが、ひとつわからないことがありまして…
車掌室側の妻面を、貫通扉なしで製作しようとしています。
それで、今、車掌室側のデッキとを結ぶ扉の有無について調べています。

KATO製のオハフ33には、テールライトユニットのところに、
車掌室側の、デッキと客室を結ぶ通路のデッキ側に扉が表現されているのですが、
これは現物にはあるものなのでしょうか?
もしご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけるとうれしいです。



投稿者 仙コリ
投稿日 8月26日(金)00時51分49秒
タイトル オハフ33のデッキ扉
rinaia様、はじめまして。
オハ35改造のオハフ33で戦前型ですと、該当するのはオハフ33の1000番台ですね。
ご質問の車掌室−デッキ間の扉ですが、図面上は扉・戸袋とも記載されているので、扉は実際にあったものと思います。
このオハフ33に限らず、基本的に旧型客車のデッキと客室(車掌室を含む)の間には必ず扉はあったものと思います。
(郵便・荷物車および合造車などの乗客が利用しないデッキ部分には、デッキと車掌室が一体となっていて、
扉はもちろん壁も無い車両がありますが)


投稿者 岩崎安房守義将
投稿日 8月26日(金)02時37分24秒
タイトル マル在列車
 下総守様、クモイ103様、北オク様懐かしい話題楽しく拝読致しました。
 国鉄から上野駅旅客業務委託会社を経由して一時帰休的に鉄道模型メーカー、その後国鉄に模型の制作卸販売をして・・・
と鉄道趣味業界を何となく歩いた中で、仕事とも言い切れないのですが、団臨コーディネーターは特殊中の特殊な仕事で、
殊に和式列車の添乗を「業者応援」ってなスタイルで請け負ったのはウチだけでしようか・・・
 その企画書に赤ペンで「マル在」と入れたものはちょっと気合が入りました!
 国鉄運転用語としては旧客とファンに呼ばれる列車は「在来型一般車列車」と言われ、
運行のエリアによっては地元警察に事前の擦り合わせが必要だったり、借出すにしろ制限が多く、
その割にギャラは少ないシロモノでしたが、「ザイライ」に心踊る思いをしたのは一度二度ではございません。
 ただ、困ったのは「ジョウダン」が通じないんですね。
 今日のJR東日本ではSG=蒸気暖房は存在自体忘れ去られてしまってますが、
高崎のオハニやスエを組成すると暖欠(暖房欠如)、つまり電気暖房引通が無いもので暖房が編成全体に「無い」事に・・・
 この為に現場に行き編成組み換えして貰ったり、前日に蒸暖管を積み込んでもらったりと
なかなかエキサイティングでしたが、
二度程頼みの「電気暖房」自体がつながっていなかった事がありまして・・・取り付け方法が解らない!なんて・・・
じゃ寒さに耐えてって訳にも行かず、制服着ているのを好い事にメット被って自分で取り付けましたぜ!
 更に蒸暖手配していたにも関わらず、「管?何それ?」なんて・・・
(現場で・・・それも当該列車旅客搭載中にです)が・・・
乗り合わせたファンが何故か蒸暖管を持参していてそれを借りて取り付けて・・・
 それ以来、特定非営利活動法人交通文化連盟では蒸暖管が「常備品」とされている訳ですが、
過去の幻にこのまましたくは無いものですね、在来型一般車の夜汽車なんぞ浪漫溢れてドキドキしますよ!
 9月24日の「赤ベコ」(磐越西線運行臨)の上り列車が薄暗くなった郡山駅へ到着する時間のはずで、
もしも機会があれば是非「会津新選組まつり」と合わせて「昭和国鉄浪漫」を味わいにお出でになられれば、と存知ます。
 関東では風雨が強くなって参りましたが皆様の御無事を御祈念しております!
投稿者のホームページ


投稿者 103列車機関士
投稿日 8月26日(金)10時15分9秒
タイトル 再び格下げてます
皆様、こんにちは!
スロハフ30についてなのですが、
1〜8     二重屋根縦リベット有
9〜13    二重屋根縦リベット無、
14〜16   丸屋根縦リベット無
でよろしかったでしょうか?
昭和39年、長スワに居たスハフ34 1〜7に格下げ?たいのですが
種車はどれが適当なのでしょうか?
スハフ34、その他の種車の者も存在したのでしょうか?
数両の配置しかない客車区、興味が尽きません!



投稿者 rinaia
投稿日 8月26日(金)11時08分1秒
タイトル オハフ33の件、ありがとうございました!
仙コリ様

お返事ありがとうございました。参考にさせていただきます



投稿者 仙コリ
投稿日 8月26日(金)19時29分25秒
タイトル Re:再び格下げてます
103列車機関士様

ご質問のスロハフ30について調べてみました。
確かに1〜13が二重屋根、14〜16が丸屋根ですが、1〜8と9〜13の図面上から読み取れる相違点は、
車体中央の洗面所と便所の位置が入れ替わっている点で、外観上のリベットの違いはわかりませんでした。
ただし製造時期はほぼ一緒なのですが製造場所が違うので、リベットの状態にも相違がある可能性は残りますので、
詳しい方のフォローを期待いたします。

昭和39年の配置表で長スワ配置となっているのは1だけですよね。
このスロハフ30からスハフ34へ格下げされた車両は10両ありますが、番号はすべて種車のままとなっています。
(ちなみに番号は1・2・5・7・8・10・11・12・14・16)
よって長スワに配置されたスハフ34 1の種車は二重屋根のスロハフ30 1となります。
このスハフ34 1は、他のスハフ34がすべて数ヶ月から1年程でオハネ17の改造種車となった中で、
唯一昭和43年まで存在した貴重な1両です。

スハフ34の種車となった車両でスロハフ30以外の車両としてはスロハフ31が2両存在します。
こちらは種車の番号のままではなく1→21・2→22となっています。
ちなみにこのスロハフ31は元々貴賓車のスイロフ30550で、
スイロフ30550→スイロフ30→スロフ34→スロハフ31→スハフ34→オハネ17
という複雑な改番・改造歴となっております。


投稿者 EF5841
投稿日 8月26日(金)21時42分27秒
タイトル >スロハfフ30
ところで スイロフ30 の格下車は、 スロハフ31 でしたっけ・・・。
舌がもつれました


投稿者 仙コリ
投稿日 8月26日(金)22時05分14秒
タイトル スイロフ30
EF5841様

スイロフ30についてですが、手持ちの資料には以下のように記載されています。

昭和 7年 鋼製1,2等合造緩急車の貴賓車として小倉工場で2両製造(スイロフ30550)
昭和16年 形式称号改正でスイロフ30
終戦後   2等座席車として接収
昭和24年 接収解除・形式番号改正によりスロフ34
昭和28年 大船工場で1等室を3等室に改造しスロハフ31

参考資料:国鉄鋼製客車8(鉄道ファン掲載)


投稿者 EF5841
投稿日 8月26日(金)23時15分54秒
タイトル >スイロフ31
スイロフ31は、晩年、東イヒ配属でしたよね。


投稿者 仙コリ
投稿日 8月27日(土)00時08分18秒
タイトル スロハフ31の配属
EF5841様

スイロフは30だけだったと思いますので、スロハフ31の晩年の配属についてですよね。
スロハフ31がスハフ34に格下げとなったのが昭和38年3月ですが、
先程参考文献としてあげた国鉄鋼製客車8が、直前の鉄道ファン18号(昭和37年12月号)掲載で、
その中に現在は飯田町配属と明記されていますので、間違いないと思われます。


投稿者 EF5841
投稿日 8月27日(土)22時48分9秒
タイトル 御礼
仙コリ様 度重なるご教示ありがとうございました。
スイロフ30 戦前の優等客車でありながら、足回りは3軸ボギーではなく、TR23を履いた珍車ですよね!!


投稿者 103列車機関士
投稿日 8月28日(日)09時42分13秒
タイトル 有難う御座います!
車掌様、
有難う御座いました!余ったもう一つはオヤ35にでもしませう、
そうですか!21.22は元スロハフ31でしたか!
偉い人の客車がスハフとは・・・・・
EF5841様
スイロフ30について以前お話を聞かせていただきましたね!
根府川に住んでおられた大老の事と一緒に・・・
もう一つ購入してスイロフを製作したくなりました




投稿者 103列車機関士
投稿日 8月28日(日)09時51分38秒
タイトル お詫びと追加
仙コリ様、
今までの勢いで車掌様と書いてしまいましたお詫び致します。
スロハフ30について追加を・・
トイレ洗面所の位置については指摘で気が付きました、
単純な製造ロットに違いくらいに思っていましたので勉強になりました
ああ、車両史編さん会のスハ32編、早く見たいものです・・・



投稿者 仙コリ
投稿日 8月28日(日)10時38分19秒
タイトル Re:お詫びと追加
103列車機関士様

こちらこそ「仙コリ」だったり「車掌@仙コリ」「仙コリ@車掌」だったりで
混乱を招いてしまい申し訳ありません。
管理人としての立場で書き込まなければならない時を除いては、
皆様と対等の一参加者として書き込みたいと考えておりまして、
いろいろと迷ってしまっていますが、ひとつに決めるべきですよね。
上記のような理由から、今後は基本的に「仙コリ」または「仙コリ(管理人)」
でいきたいと考えていますのでよろしくお願いいたします。



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