オハ47 2006様、まろねふ様、スユニ50の銘板についての情報ありがとうございました。
スユニ50には銘板が2枚の車両と3枚の車両があったようですね。
少なくとも2枚の車両には種車の銘板は無いと考えられますので、
先の私の考えは間違っていたのかと思ったのですが、いろいろと資料を探しているうちに、
灯台下暗しで保存車両ながら自分で撮影したスユニ50の写真に銘板がしっかりと写っていました。
当サイトの保存客車資料館・保存客車リストにも掲載している香川県高松市の
高畠小児科医院にて利用されている「スユニ50 2058」には3枚の銘板があり、
日本国有鉄道・改造名義の他に日本車両の銘板がついていました。
この車両の種車はスハ43 207で昭和27年日本車両製ですので、
やはりNaos様所有の謎の銘板もスハニ50のものである可能性が高いものと考えられます。
ちなみに昭和29年(念のため年度の可能性も加味して昭和29年1月1日〜昭和30年3月31日)
日本車両製造のスハ43・スハフ42でスユニ50になった車両は
スユニ50 2037 元スハフ42 312 昭和30年 3月15日製造
スユニ50 2039 元スハフ42 275 昭和29年 8月13日製造
スユニ50 2041 元スハフ42 264 昭和29年 7月23日製造
スユニ50 2042 元スハ 43 490 昭和29年11月12日製造
スユニ50 2045 元スハフ42 236 昭和29年 4月21日製造
スユニ50 512 元スハフ42 308 昭和30年 3月15日製造
以上の6両ですので、Naos様所有の銘板はこの6両、特に昭和29年製造の4両の内の
いずれかの車両についていたものの可能性が高いと考えられます。
以上が私の見解ですが、スユニ60及びスユニ61が絶対に青色になっていなかった
という確信もないので、引き続きその方面も皆様でご検討いただければ幸いです。
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