倶楽部メモ(104)
平成13年 8月27日〜 8月31日


投稿者 車掌@仙コリ
投稿日 8月27日(月)12時05分15秒
タイトル RE2:スロハ32について
本文

スロハ32についてですが、クモイ103さんの書き込まれているように、主に亜幹線の
普通列車に組み込まれているのが多かったと思われますが、手持ちの資料を調べたところ
1950年代には、急行「青葉」「みちのく」「大和」「伊勢」等に連結されていたようです。
参考までに編成例をあげますと
1956年11月19日 急行「みちのく」上野−青森 常磐線経由
荷物車 マニ60
1号車 スロ54
2号車 オロ35
3号車 スシ28
4号車 スハ43
5号車 スハ43
6号車 スハ43
7号車 スハフ42   
8号車 オロ41 (上野−仙台)
9号車 スハ43 (上野−仙台)
10号車 スハフ42 (上野−仙台)
11号車 スロハ32 (仙台−青森)
12号車 スハフ42 (仙台−青森)
といったもので、あまり一般的ではなかったようですが優等列車にも連結されていた事があるようです。

参考資料:デジタル版 国鉄名列車編成史 急行・普通列車編  弘済出版社
PS.この参考資料には他にもたくさんの編成例が掲載されていますので(CD−ROM)
   編成調べ等にたいへん重宝するお勧めの資料です。


投稿者 車掌@仙コリ
投稿日 8月27日(月)12時06分00秒
タイトル RE2:急行「銀河」について
本文 急行「銀河」についてですが、すでにアーノルドカプラーさんから書き込みがあった通り、
集中電源方式の24系を使用しています。
編成は大阪方より電源車・A寝台(1号車)・B寝台(2〜9号車)となっています。
急行「銀河」には今春に乗車したのですが、そのときは2号車で、正直なところ多少
電源車の音は聞こえていました。
もちろん眠れないほど気になるといったことはありませんが、少しでも静かな環境を
と考えますと東京よりの車両のほうがよいかもしれません。
もっとも、かなり昔の話になってしまいますが、特急「富士」のA寝台
(そのときも電源車の隣)に乗車したときは電源車の音は気になりませんでしたので、
そのときはたまたま電源車の調子が悪かった?という可能性もありますが・・・
最近「銀河」のA寝台に乗車された経験がある方がいましたら、その時の状況を
書き込んでいただければ幸いです。


投稿者 クモイ103
投稿日 8月27日(月)12時33分58秒
タイトル スロハ32と「みちのく」
本文  車掌@仙コリさん、急行比叡さん、
スロハ32の優等列車使用については、うかつなお答えをしてしまい、ご迷惑をおかけしました。
 1950年代という事は、急行列車の2等車が原則として特ロのみになった昭和33(1958)年
10月改正よりも前の時代のイメージなのですね。
どうも私の頭は上記改正以後のモードになっているのと、また、スロハ32は昭和40年代に入っても
一部現役で、最後の並ロとして紀勢本線ローカルで使用されていた記録があるので、
普通列車用という先入観が先走ってしまいました。
 ところで、車掌さんご紹介の「みちのく」で、11・12号車が仙台−青森となっていますが、
これは上野−仙台間東北急行「青葉」の付属編成が仙台から「みちのく」に継承されて
青森まで直通するものだったと思います。
車掌さんのコメントにも「青葉」に連結されていたとありますが、
これと同一のものだったかも知れませんね。


投稿者 横山@車両名鑑
投稿日 8月27日(月)12時59分18秒
タイトル RE3:スロハ32について
本文

私はあまり運用編は詳しくないのですがスロハ32はすでに車掌さんも書き込まれている通り、
1950年代には優等列車中心に組み込まれています。車掌さんがご紹介されている以外にも
急行「まりも」「鳥海」「大雪」などに実績があり、「くろしお」をはじめ準急運用にも多用されて
いたようです。

クモイ103さんの仰っている皇太子殿下御乗用車はスロハ32 67のことですね。
車体中央部に寝台が設置されていたようです。新小岩工で改造されたというのも珍しいことです。
一説に当時のCTSがうるさかったからとか。では、失礼いたします。

投稿者のホームページ


投稿者 車掌@仙コリ
投稿日 8月27日(月)21時07分44秒
タイトル RE4:スロハ32について
本文 クモイ103さん、横山@車両名鑑さん、スロハ32について補足ありがとうございます。
先の私の書き込みで「あまり一般的ではなかったようですが優等列車にも連結されていた」
と書いてしまいましたが、横山さんの書き込みの通り、1950年代には優等列車中心に
組み込まれていたようですね。
また「みちのく」に連結されたスロハ32の件ですが、クモイ103さんの書き込みの通り
上野−仙台間は急行「青葉」に連結されていたようです。
急行「青葉」は一時期、急行「鳥海」も併結しており複雑な運行体系だったようです。
参考までに1957年10月時点の編成は
3号車 スハニ   (上野−仙台)
4号車 スハ    (上野−仙台)
5号車 スハフ   (上野−仙台)
6号車 スハ    (上野−仙台)
7号車 スロ51  (上野−仙台)
8号車 スロハ32 (上野−青森)
9号車 スハフ   (上野−青森)
(8号車)スハニ  (福島−秋田)
(9号車)スハ   (福島−秋田)
10号車 オロ    (上野−秋田)
11号車 オハシ30 (上野−秋田)
12号車 オハ    (上野−秋田)
13号車 オハ    (上野−秋田)
14号車 スハフ   (上野−秋田)
となっていたようで、福島で10−14号車を切り離し、その編成に(8・9号車)を
連結し「鳥海」として秋田に向かい、9号車までは「青葉」として仙台まで運行して、
さらに8・9号車は、常磐線経由で運行してきた「みちのく」に連結して青森まで運行
という複雑な運用であったようです。


投稿者 今泉
投稿日 8月27日(月)23時57分32秒
タイトル RE5:スロハ32について
本文 こんばんは。
優等列車に連結されたスロハ32はいろいろ出ましたので、家で見つけた他の例を...(^^;)
「ジュラ電からSL終焉まで」(弘済出版社)p.8の仙山線の写真で、
ED17+ホヌ30+オハユニ61+スロハ32+ハ+・・・ (昭和38年)
という凄い?編成がありました。
もう一つ、「続ジュラ電からSL終焉まで」(同)p.16上の碓氷峠の写真にも、
ED42+ハ×4+ハ(W屋根)+ハ+スロハ32+マニ+スユニ+ED42×3
という準急列車(昭和38年)が出ていました。
投稿者のホームページ


投稿者 伊藤正宏
投稿日 8月28日(火)00時57分06秒
タイトル スロハ32 67の成れの果て
本文

 皆さん、お久しぶりです。

 スロハ32 67の話題がありましたので、興味深くROMしていました。
弊サイトに スロハ32 67改造のマニ36 2018の写真を掲載しています。広窓は全く残っていませんが、
名車の成れの果てだと思うと感慨深いです。よろしかったらご覧下さい。

投稿者のホームページ


投稿者 クモイ103
投稿日 8月28日(火)12時23分37秒
タイトル 訂正します
本文

 スロハ32について、皆さんいろいろとフォローして下さり、ありがとうございます。
 さて、ログを見返していて、誤りに気付いたので訂正します。8月26日の私の文中、

> RP誌1958年2月号所載、御料車14号登場時の紹介記事

と書きましたが、1958年(昭和33年)でなく1953年(昭和28年)が正当です。失礼しましたm(_ _)m。
昭和頭で西暦を書こうとしたので混乱しましたf(^^;)。

 余談ですが、Nゲージで14号のコンバージョンキットを入手したので、じっくり料理したいと思います。
1号などと違い、14号は一般用客車との混結で編成の自由度が高いので、
模型的には面白い題材だと思います。


投稿者 吹田(操)
投稿日 8月28日(火)23時07分09秒
タイトル 情報有り難うございます!
本文 こんばんわ!急行「銀河」の件、早速の情報有り難うございました。
早速、乗車を検討してみます。


投稿者 急行比叡
投稿日 8月29日(水)08時56分46秒
タイトル ありがとうございます
本文  こんにちわ。急行比叡です。皆さん、ご教示ありがとうございます。
スロハ32は東京から西の方に向かう有等列車よりも東北や北海道のそれに組み込まれることが
多いようですね。急行「伊勢」となると15両もあるし…。どう遊ぶか悩む車両ですね。
 では。



投稿者 急行音戸
投稿日 8月29日(水)21時38分09秒
タイトル Re:情報有り難うございます!
本文 こんばんは、急行音戸です。吹田(操)さん、はじめまして。
いささか、遅い?情報と言うか、書込みで申し訳ないのですが、
15系化される前の「彗星」に乗車した事があります。
号車は1号車、電源車の隣です。オハネフでした。
確か、23:50台の乗車で車内は静まり返っていたと記憶してます。
電源車の音ですが、あまり気にはなりませんでした。
まったく、気になって寝れないレベルなので、ご乗車お勧めします。
それより、JR西日本の簡易個室化されたB寝台車の扉の開閉時の音のがきになりました。
整備不良なのか、夜中、洗面に立つ人が開けたり閉めてリするのが気になりました。
しかし、開放型A寝台に乗車出来るなんて羨ましいですね。


投稿者 221レ
投稿日 8月30日(木)04時38分52秒
タイトル 只見線のSLは旧客使用!
本文 標題だけでわかる話ですが
JR仙台支社のHPによると
10月に真岡鉄道のC11を借用して運行される
SL&DL会津只見号は高崎の旧客3両が使われるそうです。
編成は会津若松方向から
DE10、客車定員80名、定員48、定員80、C11→只見
となっています。
中央にオハニが入るのは容易に想像できますが
緩急車はスハフ32か42のどちらかでしょう?
転車台が使えないため方向転換できないので?
帰路はDL牽引になるとの事
それでも風光明媚な只見線に蒸気や旧客が走るというのはすばらしいと思います。
乗るか、写すか迷うところです。
模型には向かないかな?
でも、たまには現物を見るのもいいですよね?
乗ってやらないといつ廃車になってもおかしくない高崎の旧客ですから
出羽出羽(^^)/~~~


投稿者 マイロネフ37
投稿日 8月31日(金)01時22分47秒
タイトル 復活!?
本文  お久しぶりです。
いきなり話を変えて申し訳ないのですが、噂によると、こんど門司港に
JR九州が運営する鉄道記念館がオープンするみたいです。
それで、委員会なども設立されているらしいので80%オープンするでしょう。
で、それと同時に蒸気も復活するという話も耳にしました。
復活する確率は五分五分と聞きましたが・・・。
そこら辺に詳しい方はお教えいただきたいのですが・・・


投稿者 車掌@仙コリ
投稿日 8月31日(金)11時47分09秒
タイトル RE:只見線・門司港
本文

221レ様
只見線のSL列車は高崎の旧客使用ですか、ぜひ乗車してみたいですね。
定員が少ないので指定席の確保が難しそうですが・・・
方向転換が出来ないのでSL&DLとなるとの事ですが???
会津川口駅も只見駅も機回しは出来たような・・・
考えられるのは、C11といえども慣れない線区でのバック運転は難しいのかも?
客車ですが、なぜオハニが中間に挟まるのかが?ですが、最近の実績からすると緩急車は
スハフ42である可能性が高いのではないかと思われますが、ぜひスハフ32を走らせて
もらいたいものですね。

マイロネフ37様
門司港への鉄道記念館建設の話は聞いたことがありましたが、SLも復活する話があるの
ですね。
実際に復活するとなると、どのような形になるのか興味がありますね。
いままでSLが復活運転している線区は比較的ローカルな区間が多いと思いますが、末端
区間とはいえ門司近辺の鹿児島本線はかなりの幹線区間ですよね。
案外その辺が復活のネックになっていたりする可能性があるのではないでしょうか?
詳しい情報をお持ちの方がいましたら、ぜひ教えてください。


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