少し前にスハネ30生様に旧型客車の尾灯円板についてご教示いただきました。
その後、興味が増して鉄道ピクトリアル誌で調べる内に色々分かりましたので書込みさせていただきます。
旧型客車の尾灯円板が廃止される頃の写真が少ないので他の車両も追加しました。
(撮影年月)(車両形式)(列車名) (円板色) (円板の折畳方向) (掲載号年月)
1961.1.8 カニ21 特急あさかぜ 赤 折畳無・折畳無 835号(2010.7)P48
1961.7.16 キハ58 準急房総 赤 折畳無・折畳無 132号(1962.6)表紙
1961.9.1 マニ32 松山駅構内 赤 下・下 アーカイブス10(2006.3)
1962.3.10 キハ28 準急羽越 クリーム 下・下 132号(1962.6)P9
1962.4.12 キハ58 準急阿佐 クリーム 折畳無・折畳無 132号(1962.6)P85
1962.4.12 キハ58 準急南風 クリーム 上・下 132号(1962.6)P85
1962.10.1 キハ58 急行ひかり 赤 折畳無・折畳無 478号(1987.4)P65
1964.2.26 オハフ61?蟹田構内 赤 折畳無・下 844号(2011.2)P14
1964.5.9 カニ22 特急さくら 赤 左・左 871号(2013.1)P60
1965.7.18 オハフ61夏臨かもめ1 赤 下・下 702号(2001.6)P28
1965.11.5 キハ27 準急 クリーム 下・下 478号(1987.4)P45
1966.4.10 スハニ32梅小路構内 赤 下・下 748号(2004.7)P57
1966.5.6 キハ28 急行 クリーム 下・下 478号(1987.4)P45
1966.12.30 EF62 中軽井沢構内 ぶどう(車体色)下・下 718号(2002.6)表紙
1967.1.27 マユ32 大宮構内 赤 下・下 777号(2006.7)P50
・準急南風先頭車の折畳方向が左右で異なる理由は分かりません。
・蟹田構内の最後部車両オハフ61?の表示は、『停車場間が1閉塞区間である場合は1個以上表示すれば良い』
との技術基準の解釈によると思われます。
・特急さくらの折畳方向が上下でなくて、2個ともカニ22に向かって左方向に折畳んであるのは不思議です。
折畳線が一般的な横方向ではなくて縦になるように取付けてあります。
・詳細を調べていませんが尾灯円板は概ね1966年末には廃止されたようですね。
どなたかフォローいただけませんでしょうか、お願いします。 |