先日50系客車の編成について話題になりましたが、客車編成の組成方法についてまとまった資料が意外と見当たらないので、
解説したページを作成したいと考えております。
といっても私自身あまり詳しいわけではないので、ぜひ皆様のお力をお借りしたいと思いますので、ご協力のほどよろしく
お願いいたします。
とりあえずここで私なりにまとめた文章を提示させていただきますので、皆様からだめだしをしていただく方法でご協力
いただけると助かります。
まず、ページタイトルですが「客車編成の組成方法」でよろしいかどうか?
もっとわかりやすいタイトルがあるようでしたらご提案ください。
内容的には、まずは基本的なルールからはいりまして、各形式別の特殊ルール(実績を含む)を書いていきたいと考えて
おりますので、初回の今回は基本ルールから。
編成とは列車が運行する際に車両を複数連結して(1両の場合もあり)運用にあわせた車両数の列車としたものである。
客車編成の組成方法のもっとも基本的な点としては、列車の最後尾に緩急車、もしくは同等の設備を持つ車両を配置する。
緩急車とは車掌の乗務する場所(車掌室)があり、車掌弁(非常ブレーキ弁)と尾灯(テールライト:正式には後部標識)
を有する車両で、形式名のカタカナの最後がフとなっている(オハフ・オハネフ等:ブレーキのブが由来)車両である。
同等の設備(車掌弁・尾灯)を持つ車両として、荷物車や郵便車(ニ・ユ・ユニ)や、荷物室や郵便室と客室の合造車
(ハニ・ハユ等)、展望車(テ)、電源車があり、これらの車両は最後尾の車両となることがある。
これらの車両には尾灯および尾灯掛が各2つ以上装備されており、本来は自ら発光する赤色灯(テールライト)を2つ
以上点灯させる事になっていますが、最近は赤色円板(直径20cm程度の円形をした赤色反射板)で代用しているケース
も多くみられる。
基本的には車掌室のある側が最後尾となるが(車掌が後方監視をしやすくするため)、車掌が改札をする場合など運用の
都合により逆側が最後尾となる場合もある。
このような運用にも備えて、ほとんどの緩急車は両端に尾灯を備えている。(一部片側のみの車両もあります。)
列車の運用上、往復で運転することがほとんどなので、編成の両端が緩急車、もしくは同等の設備を持つ車両となる。
運用によっては複数の編成が連結してひとつの列車となる場合もある。(基本編成+付属編成)
基本的にはこのような感じだと思うのですが、説明が足りない点、説明が少し間違っている点などあると思いますので、
詳しい皆様の意見・つっこみをいただければ幸いです。 |