失礼致します。「ED76109」であります。
今週に入りまして、ようやく冬本番となりました。
「先週のドカ雪」は当地では「83p」の積雪となり、ほぼ平年並みの「雪景色」となっています。
寒いなぁ〜といった感でございます。
さて、冬は冬で魅力的な北の大地。いつものように「戯言」させていただきます。
1 「流氷」が今年もやってきております。
「オホーツク海沿岸」の「紋別・網走」は、今週「流氷初日(陸地から肉眼で確認できる状況)」を迎えました。
この期間に「札幌・網走」を結ぶのは、「183系オホーツク」に加えて
「流氷特急オホーツクの風」が2階建ての「レインボーEXP」で運転されます。
「5両編成のリゾート特急(改造183系」)」は室内に「TV」も設置された優れ物。
ハイデッカーの威力を十二分に発揮して、雪の原野の景色を堪能できます。
そして「網走」で待ち受けるは「ノロッコ流氷号」。
「DE10」に牽引されて「寒風荒ぶレッドトレイン(塗色はグリーンですが・・・)」で体感する
「氷点下5℃の釧網本線」は・・・、一言「痛い(!)」です。
2 丹頂鶴の飛来する「釧路湿原」。
釧路・十勝の太平洋側は、この時期「氷点下10℃の青空」が広がる「大地」です。
厳冬の大地を颯爽と走るは、「283系」の「スーパーおおぞら・スーパーとかち」。
粉雪を巻き上げて「130q」で「石勝線」を快走する姿は、迫力満点であります。
特に「北海道の屋根」である「日高山脈」を縦断する「新夕張・新得」は、
雪山の山並みを眺めながらの「冬旅」であり、「狩勝峠」からの「日高山脈」と「雪原の十勝平野」の眺めは天下一品。
そして、「釧路」からは「SL冬の湿原号」が「C11」牽引の「14系改造車」で運転されており、
「塘路」では「丹頂鶴」とのご対面も期待できます。
3 暖冬の影響なのか、最近では積雪量も年を追うごとに減少傾向。
しかし、毎年「旭アサ」所属の「ローターリー」が今年も運転を開始しました。
過去の「キマロキ」ほどの迫力はさすがに感じられませんが、
「音威子府」や「上川」辺りを雪煙を上げて走る姿は魅力的であります。
今年も初運転の日には、「氷点下4℃」の「塩狩峠」に多くの先達の皆様方が訪問されたようでありました。
3月下旬まで運転を予定しております。1や2の帰路や往路で撮影されては如何でありましょうか。
「ニセコ」や「まりも」が「鬼籍入り」して久しいですが、まだまだ「北の大地」は「鉄」の魅力に溢れております。
2月の「札幌雪祭り」の頃は「トワイライトEXP」も毎日運転。
「上りのBコンパート」であれば「連休中」でも「当日売りで乗車可能」です(例年通りであればですが・・・)。
「上り北斗星」も、連休以外は「当日売りで乗車可能」であります。
往路「航空機」・帰路「ブルトレ」での「雪大陸」への旅はいかかでしょうか。
長々と失礼致しました。以上、北海道「鉄」観光局長(自称)である「中年客車鉄ちゃん」でありました。 |