おはようございます。またまた失礼申し上げます。「ED76109」でございます。
マロネロ38様
いつものように、関係サイト等資料を確認させていただいた結果を「釈迦に説法」させていただきます。
「根室拓殖軌道」は昭和2年頃(?)に設立されたようであり(昭和3年設立説もあり)、
同4年12月27日に「ナロー」で「根室・歯舞」間が全通致しました。
しかし、早くから「ガソリン動力」に着目していた同社は、
同7年の8月に「ガソリン動力併用」が認可される以前から無許可で「DC」を運行していたということであります。
その後、同20年に地方鉄道法による地方鉄道に変更され、「根室拓殖鉄道」に社名変更。
同24年に2輛の「単端式ガソリンカー」を増備して輸送力の増強に努めたのですが、
同34年6月に道路事情の整備等により廃止に至っております。
その後は「根室交通」に同社は編入されて現在に・・・。
さて、この鉄道では「銀龍」というDCが異彩を放っていたようでありまして、改造を重ねた結果、
筆舌には尽くしがたい奇妙な姿と、「銀龍」という勇ましいニックネームとの極端なミスマッチによって、
根室拓殖鉄道を語るに相応しい「伝説の迷車」として有名であります。
なお、この「銀龍」は「モデルワーゲン」から平成8年にキットが発売されているとのことであり、
そのことからも「異彩ぶり」が伺えるものでありましょう。
その「姿」は「ねむろHistory&Nature Blog」にございますので、ご参考まで。
以上、「戯言」情報でありました。 |