おばんでございました。「ED76109」であります。
先達の皆様方の「50周年」のお話を伺っておりましたら、ふと標題のことが気になりました。
少々古いお話ですが、「鉄」勉強の成果(笑)を・・・。
昭和34年ごろの「トカホセ鈍行夜行列車」については、
下りに「4本」そして「上り」に「3本」の旧客夜行が運転されておりました。それぞれ以下のとおりであります。
(下り) 111レ 東京14時20分→名古屋23時04分→大阪5時10分
※ 終着 門司 22時02分着
129レ 東京21時50分→名古屋5時29分→大阪10時27分
131レ 東京23時35分→名古屋7時21分→大阪12時29分
421レ 東京23時40分→名古屋10時10分→大阪14時50分
(上り) 130レ 大阪16時22分→名古屋21時→東京4時55分
132レ 大阪18時10分→名古屋22時26分→東京5時40分
112レ 大阪23時30分→名古屋4時25分→東京12時53分
※ 始発 門司7時26分発
(参考 昭和31年11月19日改正より)
このうち、「421レ」は以前「静岡始発」という性格上のため、
東京発が先発の「131レ」の5分後であるにもかかわらず、
「熱海」に「1時間5分」そして「沼津」に「44分」停車して、
「静岡 5時34分発」という時間つぶしを行っていた「変わり種」でありました。
前述しておりますが、小生の「鉄」親父は「某商店の集金係」として、
都職員になるまでの「昭和25年〜昭和39年」の間、
「関西・九州」及び「東北」への出張には「旧客夜行」を利用しておりました。
「トカホセ」の出張時には、「九州方面」には「111レ」、「関西方面」には「131レ」、
そして「静岡・浜松方面」の出張時には「東京始発の121レ」を愛用していたようであります。
ですから「鉄」親父は、「トカホセには、ゴハチが一番」といつも呟いておりました。
しかし、現在は「トカホセ」どころか「山陽スジ」にも「PC列車」はありません。
奇しくも昨年は「ブルトレ登場50周年」の佳節の歳であったのに・・・。「嘆息」すら出て参りません。
長々と失礼致しました。
以上、乗り合わせた列車で乗客が小生だけだったのは、昭和57年晩夏の「木次線備中落合・出雲横田」
及び平成12年初冬の「三江線宇久井・口羽」でありました「中年客車鉄ちゃん」でありました。 |