宇佐発13:15の普通4647Mで別府へ移動。
815系の2連で、ロングシートながら一人一人の着席位置がはっきりわかる座席構造が目を引きます。
別府はさすが名だたる湯の町、駅前に足湯ならぬ「手湯」というのがあって旅行者を迎えます。
町中の温泉で体をほぐし、小腹が空いたので名物「うどん汁」でちょっとカロリー補給。
駅へ戻れば、程なく上り「富士」がやってくる時刻です。これをホームでキャッチ。
別府駅のホームには、昔ながらの洗面所が今も現役でした。
私は17:01発の4655Mに乗車、先ほどの4647Mの編成がまたやって来ました。
乗車券の行き先より1駅手前の西大分で下車します。徒歩10分位で、やって来たのはフェリーターミナル。
大分港19:00発、神戸六甲アイランド6:55着、ダイヤモンドフェリー「さんふらわあ ぱーる」、
最近新造されたばかりのピカピカの新鋭船です。
「スタンダード」のネット割引き運賃は\10,800-ナリ、
これが「富士」のシングルデラックスを上回る設備の快適な個室なのです。
夜行列車の競争相手として廉価な高速バスがよく注目されますが、船も全く侮れません。
むかし宮崎から大阪までやはり夜行フェリーに乗りましたが、特急「彗星」より1時間遅く出たのに、
大阪南港には「彗星」の大阪着とさほど違わず着きました。
関西と九州東岸の間では、遠回りの鉄道ルートに対しショートカットの航路が有利なのですね。
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