ご乗車の皆様、ご無沙汰です。オルセン様、こんばんは。
すでに話題になっていたと思いますが、「車両塗色及び標記方式規程」が改正され、
一部の客車に対して青15号塗色が指定されたのは、昭和39年9月26日でした。
40年10月改正ということは、それから約1年後ですね。
当時の客車は検査回帰も短かかったはずなので、1年もすればかなりの車両が工場入場を経て、
塗り変えられるべきものは塗り変わっていたのではないかと思います。
当時の「さぬき」使用客車の中で、下り方2両のオユ12とスハニ35は塗り替えの対象外でした
(オユはその後昭和44年9月20日に青色化指定)。
3両目以降、オロネ10・スロ54・オシ16・ハネ車は、
すべて前年の規程改正により青15号化の対象となっていますので、
オユ+スハニがぶどう色、あとは青色、というのがまあ妥当でしょう。
可能性として、たまたま工場入場のタイミングが合わず、1年経っても茶色のままの車両があったかもしれませんが、
実際の編成記録や目撃情報などがなければ事実上検証不可能ですので、ある程度割り切ることも、やむを得ないと思います。 |