PC様がお尋ねの展望車を連結した急行列車は、EF5841様がお書きの7・8レです。
当時、7レ、8レは関釜連絡船に接続する大陸方面へ連絡する国際急行列車でした。
走行時間帯も良く、常に乗客が多く混雑したそうです。
知名の名士も数多く利用していたので、そういったことから展望車が連結されました。
さて、ここに昭和九年当時の編成を挙げます。
スユ36000+スハ32600+スハ32600+スハ32600+スハフ34400+スシ37740+スロ30750
+マロネ37350+マロネ37300+マロネ37300+マイネフ37200+オイテ27000(京都〜下関間連結)
連結区間の京都〜下関間は富士は夜間運転となり、山陽道・瀬戸内海の風景を
展望車から眺められないので、7・8レに連結されていました。
その後、昭和十三年頃に富士用にスイテ37040が竣工し、
それまでのスイテ37000が大キトに転属し置き換わりました。(全車鋼製車両の編成に)
そして運用離脱したオイテ27000は2両が鋼体化されてスイテ37050になり、
主にかもめに使用されました。
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