だいぶ遅れてからのレスですみません。
TR23の円筒コロ軸受け台車は3種類あるはずです。
1)TR23E スハネ30やオロ35用に揺れ枕部分を改良したTR23Dのコロ軸。
これは大分時期が早く、昭和30年代半ばのようです。
2)TR23G TR23をコロ軸にしたもの。
特ロをマニ36、37に改造した際に、台車をTR23に振り替えましたが、これの改造形式ではないかと思います。
3)TR23H スハ43のTR47台車をTR23に振り替えてオハ47とした際、
心ざらの取替えや下側受の取り替えをしてTR23Fとし、これのコロ軸改造タイプ。
数からいえばTR23Hが一番多かったはずです。
マニ36にはオロ35→オハ53からの改造車もあり、TR23EとGがあったのではないかと思いますが、
外見上からは区別はつかなかったでしょう。
KATOのオハ47はTR23Hですが、マイクロエースの青大将のスロ54もTR23のコロ軸になっています。
これは恐らく冷房改造時の台車振り替え後の姿を取り入れたと想像しますが、正確にはTR40Bのはずです。
なおスロ54が冷房後にはいた台車はTR23Eではないかと思います。
改造時期、どの車両が改造されていたかは、公式記録がないため今となっては中々わからないでしょう。
ピク誌のスハ43系特集で「車両履歴簿」の調査記録が出ていますが、これを確認するしか手段はなかったようです。
以上、長くなって失礼しました。
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