日中線の牽引機について、いろいろと調べてみました。
まず日中線の歴史ですが
昭和13年 8月18日 開業
昭和49年11月10日 蒸気機関車引退
昭和59年 3月31日 廃止
となっており、会津若松機関区に所属していたC型タンク式蒸気機関車は
戦前〜昭和25年頃 C12が多数 2120(旧称B6)が2両
昭和25年頃〜 C12が多数 C10・C11が数両
昭和30年頃〜 C11が多数 C10が数両・C12が2両
昭和38年頃〜 C11が多数 C12が2両
昭和45年頃〜 C11のみ
となっていました。
オロネ10さんの情報により、昭和43年の時点での日中線の牽引機がC12であった
ということですので、昭和30年頃から昭和45年頃のC12が2両といった時期は、
その2両のC12が日中線用であったと考えられます。
C12型は線路規格の低いローカル線用で、C11より軸重軽減した機関車のようなので
典型的なローカル線である日中線に投入され、その後の路盤改良等でC11が投入された
のでしょうね。
機関車についてはあまり知らないため、開業初期に2120が牽引した可能性というのが
あるのかどうかまったくわかりませんが、まとめてみると
開業時〜昭和45年頃 C12(初期は2120の可能性有?)
昭和45年頃〜 C11
昭和49年11月〜 DE10またはDE11
といった事になり、C11の牽引はわずかな期間だったようですね。
蒸気機関車引退の時点での牽引機がC11であったため、C11のイメージが強いようですね。
(私が実際に見たのは、時期的にC11で間違いないようですが・・・)
ところで、日中線末期のディーゼル機関車牽引時代についての質問なのですが、DE11は
本来入れ換え専用機ですよね?
なぜDE10に代わってDE11が牽引していた時期があったのでしょうか?
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