▼EF6113様
連続書き込み失礼します。20系の話だとつい熱くなってしまいます!
>誰が寝台にしていたのでしょうか?
私は残念ながら、寝台→座席しか乗った経験が無いのですが、
例えばかつての「霧島」では大牟田あたりで作業員が何人か乗ってきて、
乗客がいる区画だけ寝台を片付けて2〜3駅間で降りて行った記憶があります。
ちなみに20系の下段寝台は凝ったつくりになっていまして、
ただ中段をはね上げるだけではないのです。
下段の座布団下部にはちょうつがいで板状のスペーサが付いており、
これを起こすと、ひざの下がわずかに上がり、掛け心地が良くなります。
また、背ずりの方も下部に同様のスペーサが付いておりこれを折り曲げてやると、
背ずりに角度が付く仕掛けになっております。
なお、作業者はここまではしていませんでした。
しかし、私はこれらの機構を見て、本当に20系は「高級車」だなぁと関心しました。
また、現在の24系ハネなどもそうですが寝台の下に踏み台があるのをご存知のことと思います。
20系にもあって、これの裏には車番が書いてあるのですが、私は晩年の大ミハ車で「ナハネ20
58」
という超初期車の番号や「スハネ16 2624」となんと10系客車の遺品も見たことがあります!
なお、余談ですが、現在の583系の多客臨「あおもり」は秋田付近で
走行中の寝台解体を行なうんですよ!(もちろん手作業です)
同車の場合は基本的には基地での作業と聞いていましたので、
目の当たりにした時は本当にビックリしました。
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