若い人は知らない人もいると思いますので、貨物列車での客車の回送の話をします。
貨物ヤードがあったころは、従来客車は貨物列車の任意の位置
(といっても先頭か最後尾の車掌車の直前のことが多かった)に連結し
転属や工場入場していました。
DCと12系等は最後尾の車掌車の前に連結していました
(DCは連結器が小さいから判るが12系は理由が判らない。緩衝器の関係か?)。
貨物ヤードが全国的に廃止になった直後、
暖房用らしい電線を車体の外の窓の下に付けた
従来客車の緩急車を品川で見かけました。
貨物列車で回送できなくなったので
急遽設定した客車回送列車の最後尾に連結する車掌車でした。
それまでは客繰から横須賀線の南側に引き上げ、
横須賀線ホームの海側の貨物群線に入れ替えて貨物列車に組成されていました。
その間、東海道の下りと横須賀の上下線が使えなくなりますが、
けっこうダイヤの空きがあるようでした。
貨物ヤードの廃止、郵便車と荷物車の廃止、JR貨物の分離の3つが
PCの急速なEC化を招いたと言えます。
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