倶楽部メモ:客車倶楽部過去ログ集:客車列車の旅

倶楽部メモSP
カニ24 511について
博多あさかぜに使用された実績はあるのか?


倶楽部メモ(511) 平成21年 4月14日〜 4月17日


投稿者

Uzu

投稿日

2009年 4月16日(木)21時47分12秒

タイトル

カニ24 511について

「はやぶさ」「富士」が去り早一ヵ月。
先日、竹下区の奥に留置されている14系を確認致しました。
スハネフのみが伺える状況でしたので、断定は出来ませんが、
6両一編成が留置されている模様です。
(他の編成は鹿児島に一編成、熊本に三編成?)

ところで、94年以前、品川区にカニ24 511が配置されていましたが、
博多あさかぜに使用された実績はあるのでしょうか?
なお、94年以降、品川区に配置が無くなり尾久区に転属になってからは
出雲号で度々使用されているみたいですが…。
ご教示いただければ幸いです。


投稿者

ED76109

投稿日

2009年 4月16日(木)23時22分16秒

タイトル

「鉄」雑感あれこれ再び・・・

  おばんでございます。「ED76109」であります。

 Uzu様

 件の「カニ24 511」でありますが、
小生の手持ち資料及び関係サイト等を精査いたしましたが、
結論としては「博多あさかぜ」への運用実績は確認できませんでした。

 「カニ24 511」

  ・昭和55年9月
 「あさかぜ」・「瀬戸」・「安芸」編成用として、「カニ24 115」として新製。
 「下関はやぶさ」(誤)→「下関あさかぜ」(後日修正)への運用実績あり。
   (「博多あさかぜ」への運用実績は確認できず)
  ・平成2年12月
  耐寒耐雪化により、「カニ24 511」に改造。
    ・平成12年9月
   「出雲」への運用実績あり。
  ・平成13年2月
   「あけぼの」への運用実績あり。

  以上であります。
  他の先達の皆様方から御教示下さいますよう、お願いいたします。

 雑魚様
 >同じ東北線でも、黒磯〜岩沼の限定版

 左様でありますか・・・。失礼いたしました。
であれば、「4レ」においては「オハ24仕様のロビーカー」に繰り出して、
家族で那須の山並みをのんびり眺めている辺りであります。
小生は、「黒磯」通過の際、構内に停留されていた「湘南色115系」を見て、
「あ〜、帰って来たなぁ・・・。」と感慨に耽っておりました。

 プルマン様
 >このような客車で旅がしてみたかったです

 プルマン様は、平成になってから「鉄旅」をされているようでございますね。
小生が最初に「ネ」に乗車したのは、
昭和42年の「20系はやぶさ」のようであります(小生の記憶は皆無です)。
小生が「乗り鉄」に目覚めたのは、昭和47年の「上り桜島(西鹿児島・東京)」と
昭和48年の「122レ(旭川・函館、山線回りの旧客鈍行)」。
どちらも、筋金入りの「鉄」親父に連れられて、小学生の頃に「開眼」したようです。
純粋に「昭和40年代の国鉄」の香りを少しでも感じていただければという想いで、
これからも「戯言」を述べさせていただければ幸甚の限りでございます。

 長々と失礼致しました。
以上、「直流電化のEC」に疎遠となってしまった「中年客車鉄ちゃん」でありました。


投稿者

赤まんと

投稿日

2009年 4月17日(金)08時55分29秒

タイトル

カニ24 511

「あさかぜ」の使用実績あります・・・
と書きかえながら私もどこで見たか、手持ちの資料を漁りましたが、
肝心なときに出てきません・・・裏づけがなければ半ば無意味ですね。
カニ24 511のタネ車カニ24 115は正しくは、1980年9月向日町新製配置で、
「明星」「彗星」に使われました。
1982年11月改正で秋田に移り、途中、青森への転属をはさみ、
一貫して上野口ブルトレに使われるようになります。
1990年12月に金帯化、耐寒耐雪工事実施。カニ24 511に改番。
「北斗星」「エルム」に使われたほか、
品川配置に変わったため「出雲」の予備中心に、
「あさかぜ」もごくまれに使用。
2006年3月で保留扱い。2007年4月にみごと復帰し青森へ。
現在「日本海」運用主体で、まれに「あけぼの」にも入ります。
最終全検は2005年4月のため、全検時期間近、または検査出場したかもわかりません。

もう少し資料あたってみます・・・見つかるといいのですが・・・。


投稿者

赤まんと

投稿日

2009年 4月17日(金)09時11分2秒

タイトル

今後の発表に期待するものです。

連続投稿失礼致します。
今回のカニ24 511や、カニ22の使用実績についての疑問を見るにつけ、
やはり編成記録の重要性というものを感じます。
本格的に私が編成記録を取り始めたのは1996年2月で、
93年あたりからぽつ、ぽつ記録していたのですが、
博多「あさかぜ」の記録がやはり少なく、本当に惜しい気持ちです。
カニ22については、1と3が尾久で晩年を過ごし、
「北陸」「北星」の使用実績が必ずあるはずと推測しますが、
その記録は確かに見たことがありません。
前回もふれましたが、今後、当時なにかの形で記録を取っていた人たちから、
雑誌やネットへ発表があればと思います。
国鉄時代は20系に比べ無個性で、
潤いが感じられないという声もあった14系、24系ですが、
灯台もと暗し、とでも言うべきでしょうか。
このカニ24 511のように、「そういえば、どうなのでしょう?」
という素朴な謎を抱かせる車両も、あるのです。
ブルトレ末期と注目を浴びる中、これを機に編成記録に目覚めてくれるファンが
増えてくれればなあ、といったところです。


倶楽部メモ(512) 平成21年 4月18日〜 4月19日


投稿者

Uzu

投稿日

2009年 4月18日(土)10時45分3秒

タイトル

カニ24 511

>ED76109様
>赤まんと様

貴重な情報ありがとうございます。

カニ24 511はおそらく博多あさかぜでの使用があったというところでしょうか。
しかし、なぜ耐寒工事を施した車両が品川区に配属されたのか、腑に落ちませんね。
何かの暫定措置という感じでもありませんし…。

私もJR化以降のブルトレ車両運用を中心に調査していますが、
なかなか不可解な点も多いものですね。
しかし、それが面白い点でもありますよね。


投稿者

きむたお

投稿日

2009年 4月19日(日)09時19分42秒

タイトル

今朝の上り「日本海」

みなさまこんにちは。
今朝は久々に早起きできたので上り夜行列車を撮影に行ってきました。

'09/4/19、4002、上り「日本海」
↑EF81 45↓
大オハネフ24 10(G)
阪オハネ25 220(G)
 オハネ24 51
 オハネフ24 2
 オハネ25 216(g)
 オハネ24 20
 オハネフ24 23
 オロネ24 2
 カニ24 511(G)

*EF81の「↓」は抵抗器カバーのある向き。
*客車の(G)は金帯。それ以外は白帯。

昨日話題になったカニ24 511が最後尾を固めていました。
写真は富山貨物→富山(旧富山港線富山口付近)にて。
個人的には後打ちで撮影したいのですが、富山駅付近
(編成をメモする必要から列車が減速していないと困るのです・・・)で
ある程度の距離を置いて三脚を据えられる場所が無いので苦慮しています・・・。


投稿者

きむたお

投稿日

2009年 4月19日(日)09時29分0秒

タイトル

今朝の上り(列車としては下り?)「北陸」

みなさまこんにちは。
引き続き、「日本海」の続行でやってくる「北陸」です。

'09/4/19、3001、上り(北陸線内)「北陸」
↑EF81 140↓
金・スハネフ14 30
沢・スハネ14 701
 ・オロネ14 703
 ・スハネ14 756
 ・スハネフ14 20
 ・スハネ14 759
 ・オハネ14 91
 ・スハネフ14 28

*EF81の「↓」は抵抗器カバーのある向き。
*700番台の客車は金帯。それ以外は白帯。

今朝は全車Gマークのあるメンバーでした。
ところで、「北陸」のスハネフ14にも
おでこの上にアンテナが付いているのに気付きました。
写真は富山貨物→富山(旧富山港線富山口付近)にて。


倶楽部メモ(513) 平成21年 4月20日〜 4月23日


投稿者

赤まんと

投稿日

2009年 4月20日(月)23時02分55秒

タイトル

カニ24 511博多「あさかぜ」使用実績

Uzuさまご質問の件について、やっと掲載誌を思い出しました。
何のことはなく、5ヶ月前にでた「j-train」Vol.32「富士」「はやぶさ」特集
33ページにありました。
私も確実にボケが来始めた様子です・・・。
鉄道友の会・客車気動車研究会調査とあり、1991年7月1日下り分です。
ただし、他の列車の記録の配列から見て、
1991年7月8日下りの間違いである可能性が高いです。
個人的にかなりお薦めの内容ですので、
バックナンバー販売店や古書店等で手に入れておくと良いと思います。
著作権等あれこれ問題になるといけませんので、
今回は敢えて掲載誌の紹介のみにとどめさせていただきます。


倶楽部メモ(514) 平成21年 4月23日〜 4月24日


投稿者

赤まんと

投稿日

2009年 4月24日(金)10時22分12秒

タイトル

カニ24 二題

プルマン様の投稿について。
カニ24 102の検査表記は12-10土崎工で間違いありません。
その後15-12土崎工で銀テープ文字に、その後20-7秋田総合車セと続き、
ご指摘のようにきれいな外観を保っています。
もとは「あさかぜ」「瀬戸」「安芸」24系化のため下関に配置。
「安芸」廃止に伴い1年で向日町へ。
その後国鉄末期に品川に移り、グレードアップの対象になり、
博多「あさかぜ」「出雲1、4号」に使用。
博多「あさかぜ」廃止で青森に転じ、
「はくつる」「あけぼの」「鳥海」「日本海」に使われるようになり、
現在は「あけぼの」「日本海」で元気に働いているわけです。
雨どい外付け改造は1995年です。
差し替えられ、「日本海」に移ったようですね。1月は「あけぼの」運用でした。
自身のカニ24 102入り「あけぼの」記録と、
少し前に話題になった、カニ24 511組込み博多「あさかぜ」記録を
紹介しておきます。

2009/1/22 2021レ「あけぼの」    1991/7/1(7/8の誤植?)9レ「あさかぜ1号」
(編成記録No.3861)         (「j-train Vol.32」イカロス出版 より)
↑オハネフ24 27(白・17-5秋田総合セ)     ↑カニ24 511
 オハネ25 148(金・18-1秋田総合セ)     ↓オハネフ25 120
 オハネ24 51(白・18-5秋田総合セ)       オハネ25 215
↑オハネフ25 117(金・20-11秋田総合セ)    ↓オハネフ25 119
 オハネ24 554(B個・19-7秋田総合セ)     オハネ24 701
 オハネ24 555(B個・19-5秋田総合セ)     オロネ25 703
 スロネ24 552(A個・17-1秋田総合セ)     スハネ25 702
↑オハネフ24 8(白・17-7秋田総合セ)      オシ24 704
↓カニ24 102(金・20-7秋田総合セ)      ↓オハネフ25 201
 EF81 99(カシオペア・20-2秋田総合)     オハネ25 208
                         オハネ25 143
                         オハネ25 224
                         オハネ25 217
                         オハネ25 212
                        ↓オハネフ25 128
「j-train Vol.32」の編成記録は一部オハネ・オハネフの間違い、
車番の誤植があるものの、イラスト入りで分かりやすく、
模型ファンにうってつけの1冊です。
バックナンバー在庫が切れる前にそろえておくと良いでしょう。
運用の兼ね合いで、たまたま今回紹介の「あけぼの」金帯開放B寝台は
博多「あさかぜ」に登場せず、
当日は「出雲」に回っていたようです。


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