倶楽部メモ:客車倶楽部過去ログ集:客車列車の旅

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幻の寝台特急「銀河」の列車番号


倶楽部メモ(485) 平成21年 1月17日〜 1月21日


投稿者

太田拓也

投稿日

2009年 1月19日(月)17時58分3秒

タイトル

寝台特急「銀河」

17・18列車で少し思い出したことがあるので話します。
国鉄末期に「銀河」が24系25形になったとき特急格上げが検討されましたが、
このとき設定されたスジが特急17・18列車でした。
当時の大阪方面行き寝台特急は1〜14レまでしかなかったのに
なぜ不自然に番号が飛んだのでしょうか?
名士列車のリスペクトなのか、それとももう1本ブルトレが予定されていたのか。

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投稿者

ED76109

投稿日

2009年 1月19日(月)23時16分10秒

タイトル

「15レ・16レ」は「瀬戸」ではないでしょうか?

何度も失礼しております。「ED76109」でございます。

太田拓也様
>当時の大阪方面行き寝台特急は1〜14レまでしかなかったのに
 小生の記憶違い(最近はちょっと当てにならないので・・)でなければ、
「15レ・16レ」は「瀬戸」ではないでしょうか?
昭和50年代の「東京発着ブルトレ」は、次のとおりだったの思うのであります。

「1・2レ さくら」、「3・4レ はやぶさ」、「5・6レ みずほ」、
「7・8レ 富士」、「2001〜2004レ 出雲(2往復)」、
「9〜14レ あさかぜ(2〜3往復)」、「15〜16レ 瀬戸」

 これら以外に「紀伊」や「いなば」がありました。
しかし、「15・16レ」は「瀬戸」だったと思っております。
他の先達の皆様方からの御指摘等をお願い致します。
 小生は、晩年の「銀河」については、
「60・3・14改正」(だったと思うのですが)の折、
「583系」を投入しようとした話が記憶に残ります。
このプランは、「583系」に当時「A寝台」がなかったこと、
さらに「東京・名古屋」に同形式が営業列車として運転されたことが無く、
要員がネックになったこと等から、ご破算になったという話です。
おそらく、先達の皆様方が詳細をご存じでしょうが・・・。

 長々と失礼致しました。
以上、「銀河51号」がご贔屓だった「中年客車鉄ちゃん」でした。


投稿者

太田拓也

投稿日

2009年 1月20日(火)07時40分31秒

タイトル

61・11ダイヤ時の列車番号

>ED76109様
「銀河」が24系化された当時のダイヤである
「JR時刻表1987年5月号」によると、
「出雲」が1001〜1004レ、「あさかぜ」が2往復で12レまで、
「瀬戸」が13・14レです。

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投稿者

太田拓也

投稿日

2009年 1月20日(火)07時50分46秒

タイトル

補足

当時、「紀伊」は既に廃止されていました
(存在しても「いなば」→「出雲3・2号」と同じ列車番号)。

あと583系ですが、同様にそれまで実績の無かった臨時「日本海」
(現在の急行「あおもり」)に使われましたし、
東海道本線は21世紀になって走っているためやろうと思えばできます。
ただ当時は東西の客車の融通を「銀河」で回送していたため
電車化ができなかったようです。

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投稿者

仙コリ

投稿日

2009年 1月20日(火)22時55分53秒

タイトル

Re:寝台特急「銀河」

太田拓也様
列車番号の話題は大変難しい点も多く、
当時の時刻表等の資料を持ち合わせていないので推測なのですが…
昭和50年代の時刻表(昭和55年3月号)で東海道本線の下り寝台特急を見てみると

1レ  さくら    (東京駅16:30発)
3レ  はやぶさ   (東京駅16:45発)
5レ  みずほ    (東京駅17:00発)
7レ  富士     (東京駅18:00発)
9レ  あさかぜ1号 (東京駅18:25発)
8011レ あさかぜ51号 (東京駅18:43発)
13レ  あさかぜ3号 (東京駅19:00発)
15レ  瀬戸     (東京駅19:25発)
2001レ 出雲1号   (東京駅18:20発)
2003レ 出雲3号・紀伊(東京駅20:40発)

といった状況で山陽本線直通特急列車は、
1レ「さくら」から15レ「瀬戸」まで発車時刻順に並んでいますが
ここで注目すべきは臨時列車である「あさかぜ51号」で、
臨時列車である事を示す8000番台になっていますが、
下2桁は他と重複しない発車時刻順の連番である「11」が割り振られています。

時代は進んで、「博多あさかぜ」「みずほ」廃止後の平成7年の状時刻表
(平成7年5月号)を見てみると

1レ  富士    (東京駅16:55発)
3レ  さくら   (東京駅17:58発)
5レ  はやぶさ  (東京駅18:12発)
7レ  あさかぜ  (東京駅19:10発)
9レ  瀬戸    (東京駅21:00発)
8011レ あさかぜ81号(東京駅18:58発)
1001レ 出雲1号  (東京駅18:41発)
1003レ 出雲3号  (東京駅21:18発)

となっていまして、相変わらず臨時列車の「あさかぜ81号」に
+8000番での連番が割り振られています。
しかし、ここで以前とは異なる点があり
8011レ「あさかぜ81号」の東京駅発車時刻は7レ「あさかぜ」の前で、
この時点で臨時列車は列車番号こそ東海道・山陽寝台特急の連番となっていますが、
発車時刻順からははずれて定期列車の後の番号が割り振られている点です。

いつの時点でそうなったのかが不明なのですが、
平成6年のダイヤ改正までは「博多あさかぜ」「みずほ」が
加わり、山陽本線直通寝台特急列車の定期列車は7往復となりますので、
「瀬戸」の列車番号が15レ・16レから13レ・14レに変更になった時点が
臨時列車の番号変更時期になると思います。

平成7年の時点でも「臨時あさかぜ」に
上記のような列車番号が付けられていた点から考えますと、
昭和62年の時点でも同様であったと思われるので、
定期列車7往復の後に「臨時あさかぜ」として8015レ・8016レが
設定されていたと考えるのが自然だと思われますので、
特急化の検討時点では次の番号である仮の17レ・18レとして
検討されていたのではないでしょうか?

もっとも特急化が現実となって上記の法則どおりとすると、
定期列車である「銀河」が15レ・16レとなり、
「臨時あさかぜ」が8017レ・8018レになったものと思われますが…


投稿者

太田拓也

投稿日

2009年 1月21日(水)17時55分53秒

タイトル

資料はJR名義の第1号です

「JR時刻表」の創刊号は国鉄名義でしたから。

仙コリ様>
情報ありがとうございます。臨時「あさかぜ」をカウントしているのですか。
当方の昭和62年5月号で確認したところ

1レ  さくら
3レ  はやぶさ
5レ  みずほ
7レ  富士
9レ  あさかぜ1号
11レ  あさかぜ3号
13レ  瀬戸
8025レ あさかぜ81号
1001レ 出雲1号
1003レ 出雲3号

となっており、なぜか臨時が8020台になっていますが下1桁はつながっています。

ちなみに臨時を通算するのは東海道ブルトレだけらしく、
昭和62年の「日本海」は1号の4001レに対し81号が8001レ、
東海道でも平成初期の臨時大垣夜行が定期に9000を足しただけの9375Mでした
(現場側、利用者側とも「375M」を列車名として認識していたという側面がある)。

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倶楽部メモ(486) 平成21年 1月21日〜 1月24日


投稿者

ED76109

投稿日

2009年 1月21日(水)21時30分49秒

タイトル

栄光の「青い流れ星」たち

 先達の皆様方、失礼致します。「ED76109」でございます。

 仙コリ様及び太田拓也様
 「銀河」を巡る「列車番号」のお話、小生の勉強になっております。
特に、「東京口のブルトレ」は臨時列車の番号を含めて、
出発時刻順に「1レ」から設定している点は
やはり「鉄道の象徴的な存在」であったことの「証し」のようであります。
懐古的な物言いになってしまいますが、「10往復に及ぶ『青い流れ星』」は
過去の栄光となってしまうのでしょうね・・・。

 失礼致しました。以上、「中年客車鉄ちゃん」でした。


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