またまた、失礼いたします。「ED76109」でございます。
先達の皆様方、本年は「新参者の戯言」にお付き合い頂き、
心からお礼申し上げます。
今回は本当に「戯言」を記してみます。
本年最後の「年忘れ」、先達の皆様方の話題にして頂けるか、心配ですが・・・。
1 愚娘たちに連れられ、レンタルのDVDを借りに出かけました。
小生も映画コーナーを漁っていたのですが、「鉄」に係る名作を発見しました。
それは昭和47年公開の松竹映画「約束」。
女性看守に監視されながら母親の墓参に向かう女囚(岸 恵子さん)と
若いチンピラ(萩原健一さん)との悲恋がテーマなのですが、
日本海縦貫線を走行する「DC急行の車中
(キハ56仕立ての『しらゆき』?)」が舞台となっています。
吹雪の「親不知・子不知、笹川流れ」の車窓や車販嬢、
すれちがう旧客もふんだんに画面に登場。
決して結ばれない男女を演じる名演技と相まって、
哀愁帯びた「冬の旅」が描かれており、
久々に切ない恋とともに「昭和の汽車旅」を十二分に堪能しました。
2 同僚から休み明けに「2年生の小論文指導」を依頼されており、
「地球環境」をテーマにした資料を読み漁っております。
その中で「JR東日本」が「架線不要のバッテリー電車」
の開発計画に着手することを知りました。
何でも、その「電車」はリチウムイオン電池や
軽量・高効率バッテリーを搭載して、
約700キロの走行を数時間の充電で可能にする計画なのだとか。
東京・大阪間を往年の「151系こだま」よりも速い、
約6時間で結んでいる「JR貨物」の「M250系」や
トラックを貨車に搭載する「ビギーバッグ」システムなど、
鉄道が「地球環境に優しい」ことを改めて実感しました。
(付随施設や「JR貨物と各旅客会社」との絡みがあって、
鉄道貨物の現実は厳しいですねぇ・・。)
3 冬休みに入ってから、近隣の道立図書館に籠って、
「鉄」関係の資料に触れております。
(本業の教科資料検索はそっちのけ!)
その中で、「新鉄道唱歌の北海道版」があることを知り、大変驚愕しました。
「新鉄道唱歌」は、昭和25年「NHKラジオ」の「日曜娯楽室」で誕生した
「三木鶏夫作詞・作曲」の「鉄道ソング」。
小生の母親が「国鉄大井工場の被服関係(制服の縫製)」に大昔
(昭和25〜40年頃)勤務し、職場で歌うことが多々あったのか、
「子守歌」代わりに聞かされていたので憶えている「歌」なのです。
一番の歌詞は
「♪僕は特急の機関士で 可愛いあの娘が駅ごとに いるけど3分停車では
キスする暇さえありません 東京京都大阪 〜」といったコミカルソング。
因みに、「北海道版の一節」は
「♪君が船なら ボクは汽車 2人手を取り函館へ 迎える牧場の 緑色
鈴蘭咲いてる夢の島 函館小樽札幌 〜」。
かなり「古い話題」なのですが、小生としては大きな発見でしたので、
あえて記させていただきました。
(大変失礼な物言いで恐縮ですが、
ご存じの先達の方はいらっしゃいますでしょうか?)
長々と失礼致しました。来年もどうぞよろしくお願い致します。
以上、今年新参者の「中年客車鉄ちゃん」でした。
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