倶楽部メモ:客車倶楽部過去ログ集:客車列車の旅

倶楽部メモSP
「3ドア」に改造されたオハ51 41
近郊型車両の「3ドア」化改造について


倶楽部メモ(463) 平成20年10月14日〜10月17日


投稿者

ED76109

投稿日

2008年10月17日(金)22時58分19秒

タイトル

懐かしいなぁ・・・

 またまた、失礼致します。「ED76109」でごさいます。
 小生にしてみると、大淀川沿いや「トカホセ」の函南付近の
「20系富士」の姿は懐かしさで一杯です。
16時30分発の「さくら」、16時45分発の「はやぶさ」、
・・・そして19時発の「あさかぜ3号」。
東京駅の「12・13番線」には夢と浪漫がありました。
 今回は、「急行列車」の「戯言」を記してみます。
いつものように、先達の皆様方の話題にしていただければ眼福の限りであります。

1 昭和49年の黄金週間、父方の叔母の入院見舞いに「鉄」親父と「小諸」へ。
「上野」から「長野行」旧客に「小諸」まで乗車。
帰路は「小海線」を経て「小淵沢」へ向かい、
「甲府」から「身延線」の「165系富士川」に「乗り鉄」。
しかし、当時の「身延線」はタブレットと腕木式信号機が活躍していたローカル線。
富士山を半周して「甲府・静岡」を結んでいた都市間急行は、
まさしく富士の麓をぬうが如く、
隘路を窮屈そうに走っていた記憶が残ります。

2 昭和49年の晩秋、通学していた小学校の「移動教室」が
「中軽井沢」で実施されました。
その移動の際に、乗車したのは「横軽越え169系仕立ての信州」。
幸運にも最後尾に乗車でき、「横川」では峠のシェルパ「EF63」の連結シーンを
友人6人と担任の先生方で一緒に「鑑賞」。
当時、担任だった先生は「こりゃ、おもしろいなあ。」と窓を全開にして、
峠越えの風景と1000分の66の急勾配を、
仕事そっちのけで堪能していましたね。

3 当地北海道を、快走する「スーパーカムイ」や「すずらん」のEC特急。
この元祖は、昭和46年7月登場した「711系さちかぜ」。
札幌・旭川間を、評定速度85.5qのノンストップで結び、
「北海」や「おおぞら」などの従来DC特急の度肝を抜きました。
昭和48年の春休み、「122レ」の待避待ちで、
粉雪を巻き上げる「さちかぜ」を「江別」で見ました。
当時は「快速電車か?」程度の認識しか無かったのですが、
「122レ」のカレチさんに「道内で一番速い電車ですよ。」
と説明を聞いた記憶があります。
小生にとって、できれば一度乗りたかった列車のうちの一つです。

 長々と失礼しました。また、投稿致します。
以上、古い記憶に浸っている「中年客車鉄ちゃん」でした。


倶楽部メモ(464) 平成20年10月18日〜10月22日


投稿者

マロネロ38

投稿日

2008年10月18日(土)13時35分58秒

タイトル

20系とモハ711系

ED76109様
20系はTR55の乗り心地が良かったですね。ナハフ21(さくら=下関‐長崎)、寝台で
は「銀河」(大阪‐東京)、「日本海」大阪‐秋田往復、「あけぼの」(上野‐秋田
2回)ぐらいの乗車経験しかありませんが14系に比べたら、段違いに静かで乗り心地
が良かったです。「さくら」では朝、昼2回食堂車で済ませました。
711系は札幌で昭和63年に撮影して居ますがもうクハの真中にドアーがぶち抜かれて
いて(クハ711-106)チグハグな感じでした。


投稿者

ED76109

投稿日

2008年10月18日(土)23時23分22秒

タイトル

3ドアの711系って・・・

 失礼致します。「ED76109」でごさいます。
 マロネロ38様
 >「さくら」では朝、昼2回食堂車で済ませました。
 長距離列車全盛期のエピソードですね。
 今だったら、「トワイライトEXPのダイナープレヤディス」、
「北斗星のグランシャリオ」等で「夕食、朝食」の
 2回がせいぜいでしょうか。
 (「トワイライト」のティータイムを入れれば、3回は可能?)
 それよりも、「食堂車」自体が「北斗星」・「カシオペア」
そして「トワイライトEXP」にしかありません・・・。

 >クハの真中にドアーがぶち抜かれていて
  マロネロ38様の仰るとおり、ラッシュ時の混雑対策のために、
 711系のクハ及びクモハは「3ドア」に改造されたものが多く、
まるで「165系」の中間にドアを増設したかのようで、
 全体のバランスが悪いと小生は感じます。
 しかし、今日所用で乗車した早朝の「札幌・小樽間」の711系は、
 見事な「2ドア6連」でした。
 (小樽からは「旭川行」となる運用です)

  また、投稿いたします。
以上、本日「雪虫」が舞い飛び、
北の大地の冬近しを感じた「中年客車鉄ちゃん」でした。


投稿者

雪だるま

投稿日

2008年10月19日(日)21時01分45秒

タイトル

711系

電車の事で恐縮ですが、クモハ711は2ドアのまま生涯を終えております。
711系は苫小牧〜室蘭、岩見沢〜旭川方面で走っているのが多く
札幌圏では朝夕に少し見る程度になっています。
昨日今日と乗りましたが、国鉄時代のシートにほっとしました。
731系は硬いシートなので。
50系51形に乗っていた時は車内が変らないため
客車なのか711系なのか区別がつかなくなりました。
長々と失礼しました。


投稿者

雑魚

投稿日

2008年10月21日(火)11時17分28秒

タイトル

湖西線の風景/其之参

▼ED76 109様
> 711系のクハ及びクモハは「3ドア」に改造されたものが多く、

確か、50系客車でもラッシュ対策で同様の改造があったな〜と調べてみたら、1987年、
苗穂で一両限りの施工だそうです。ともすれば「電車客車」などと亜流視されていた
同形式が、いよいよ本格的に近郊型へ転身を遂げるのかと感じたものですが、所詮は
動力方式において、限界があったという事なのでしょうね。

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画像は安曇川到着直前の様子です。おや、本日は上り「トワイライト」の運転日では
無い筈だが、まぁいいや、ラッキ〜と思ったら、単機回送でした(^^)この専用色機、
専ら客車牽引なのでしょうか?


投稿者

きむたお

投稿日

2008年10月21日(火)21時12分31秒

タイトル

オハ51 41

三ツ口711系の話が盛り上がっておりますが、
雑魚様が言っておられるのはオハ51 41のことですね。
改造で3扉になったと言う点、オハ64・オハフ64にも通じるところがあると思います(^^)
写真は平成6年8月1日、931列車で岩見沢に到着、クラに引き上げるオハ51 41です。

なお、当日の931列車の編成は、
↑ED76 521
岩オハフ51 18
見オハ51 27
沢オハ51 53
 オハ51 41
 オハ51 61
 オハフ51 59
 オハ51 9
 オハフ51 56
となっておりました。
本州の50系と違ってオハフが少ないところが長編成で自然な感じです。
当方、発寒中央→岩見沢にてオハ51 41に乗車しました。


投稿者

ED76109

投稿日

2008年10月21日(火)22時28分48秒

タイトル

50系客車ですか・・・

 お騒がせして恐縮しております。「ED76109」でございます。
 雪だるま様
 >クモハ711は2ドアのまま生涯を終えております
  いつも補足いただきありがとうございます。
  小生の記憶が間違っていましたね。すいませんでした・・。

 雑魚様及びきむたお様
  50系客車は、昭和59年の黄金週間、
 山陰本線の「出雲市・下関間」の鈍行列車で初体験。
 登場当初は、「近郊型の出来損ない?」などと悪口を言っておりましたが、
 「スユニ50」などとともに「DD51」に牽引されると、
 意外と絵になったように小生は考えております。
 今となっては「懐かしい」の一言ですね・・・。
  当地で活躍していた「オハ51型」は、活躍時はまだ「遠軽」に在していた頃で、
 ほとんど乗車経験がありません。
 平成9年に札幌に転勤となった時は「客車列車に乗れる!」と思ったのですが、
 もう引退していたようでした・・・。

 また、投稿致します。
 以上、「オハ51」とは疎遠だった「中年客車鉄ちゃん」でした。


倶楽部メモ(465) 平成20年10月22日〜10月25日


投稿者

雑魚

投稿日

2008年10月22日(水)11時24分10秒

タイトル

湖西線の風景/其之四

▼きむたお様:
> 931列車で岩見沢に到着、クラに引き上げるオハ51 41です。

御教示、有難うございます。改めて見ると、やはり違和感は否めませんね。この車両、
両端部のデッキ構造も、改造の対象になったのでしょうか。

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この日は和邇・蓬莱・比良・北小松・近江中庄で湖西線を撮りましたが、トリとなる
下り「トワイライト〜」を、近江中庄で狙ったのは正解でした。ここは、駅の周辺に
平坦かつ広大な田園風景が清々しく広がり、ホーム撮りでも結構な構図が得られます。
望遠を御持ちの方なら、駅から湖岸に向け 小道を 2〜3分歩けば、定点撮影で京都と
敦賀のどちら側でも、美味しい構図が得られます。


投稿者

雪だるま

投稿日

2008年10月22日(水)21時18分5秒

タイトル

3ドア化

雑魚さま
オハ5141は車体中央にドアを取付けたので
車端部はオリジナルのままで中央ドアのデッキの仕切も車端部と同じです。
戸袋窓はハメ殺しで3人がけのロングシートです。
これはクハ711の3ドア化と同じです。
モハ711-113はオールロングシート化されて731系の試作みたいでした。
乗客には不評でしたね。北海道はロングシートはなじまないです。長々とすいません。


投稿者

雑魚

投稿日

2008年10月23日(木)11時14分56秒

タイトル

嵯峨野観光鉄道

▼雪だるま様:
> 北海道は、ロングシートはなじまないです。

今年夏、北海道を訪れた印象として、札幌近郊ならともかく、石狩湾岸や勇払原野を
驀進する電車が「完全横掛け」というのも、何かしっくり来ませんね。オハ5141の件、
御教示、有難うございました。

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画像は、トロッコ嵐山駅を発車直後、山陰線の下り線に進入する、嵯峨野観光鉄道の
上り便です。高速運転の電車が雁行する幹線の線路を「逆走」する形態は、旧JR線
ならではの現象ですが、全線一閉塞制にして予備編成も無い事も相まって、これだけ
観光需要が高まっても、毎時一往復運転が精々なのですね。紅葉期を控え、週末便の
指定席は既に「満員御礼」状態でしょうか。


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