らん丸様
東京発の東海道長距離急行が、長らく2桁の列車番号を名乗っていたのは、
かつて急行が数少ないエリート列車だった頃の名残ではないかと思います。
全国津津浦々に急行が走ると2桁ではおさまらなくなったものの、
エリート中のエリートである東海道の長距離急行だけは一段高い地位を与えられ、
ご指摘のように「ランク分け」されていたのでしょうね。
その最後の1往復31-32レ「霧島・高千穂」も、「桜島・高千穂」と名を変えて
1年半後の昭和47年3月改正で、ついに1101-1102レとなり、
一気に100番台の「銀河」よりも「格下」になってしまいました。
もっとも、昭和40年10月改正以前は「銀河」など東京−関西間急行の列番は10番台で、
30番台の九州急行より「格上」でしたから、元に戻ったとも言えますが。
興味深いのは、元々3桁の列番だった上野−仙台・盛岡・青森間の急行列車が、
昭和36年10月改正から2桁の列番となった事です。
4年後の昭和40年10月改正でまた3桁に戻りましたが、
なぜこのような変更が行われたのかわからず、ちょっと興味があります。
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