倶楽部メモ:客車倶楽部過去ログ集:客車列車の旅

倶楽部メモSP
10系客車の冷房機関の音について


倶楽部メモ(418) 平成20年 4月28日〜 4月29日


投稿者

赤まんと

投稿日

2008年 4月29日(火)21時47分1秒

タイトル

好企画に心うきうき

少々古い話題になりますが、「鉄道ファン」08年1月号から
「10系軽量客車の足跡」と題した連載特集が組まれています。
特集冒頭で述べられているように、いまや動態保存車は皆無であり、
若いファンには全く馴染みがない系列になっています。
8歳のときが東北、上越新幹線大宮開業の私は、
10系客車の営業運転をこの目で見た最後の世代になりますが、
実は停車中の姿を間近で見た記憶があまりないのです。
上野駅には日曜毎に連れて行ってもらいましたが、
どうしても20系や24系に心が奪われていたのです。
当時から旧客にも惹かれていたのですが、
やはりブルトレの方が華があり、わかりやすい、ということです。
10系客車は未だに改造時のデータを中心に不明点が多いと言われ、
過去の特集記事を見ていて飽きることがありません。
それだけにこの時宜を得た「鉄道ファン」の連載は
毎月たいへん楽しみにしています。
と、前置きがかなり長くなりましたが、
間近で10系客車を見る機会があった方に質問です。
10系客車は冷房搭載にあたって、ディーゼル発電機が積まれて
(オロネ10は当初から)いますが、
騒音はどうだったのでしょうか?やはり今の14系並の音がしたのでしょうか?
たしかに尾久を通過する「能登」や「越前」を眺めていたのですが、
騒音に関しては記憶がないのです。
よく、スキマ風が激しかった、はねるようで乗り心地に難があった、
などと聞きますが、
実際に乗ったことのある方、ご教示いただけたら、とおもいます。
今回の連載記事で、補強が不十分だったのか、
オロ11の窓が変形しスキマ風が生じた、
というような記述など大変興味深いです。


倶楽部メモ(419) 平成20年 4月29日〜 5月 3日


投稿者

クモイ103

投稿日

2008年 4月29日(火)23時17分28秒

タイトル

10系のエンジン音

>赤まんと様
 10系寝台には何度か乗りましたが、
エンジン音が気になったという記憶は私もありません。
10系の電源は自車のみの給電ですから、
おそらく12系や14系のものよりずっと小型で、
その分音も小さかったのではないでしょうか。
 もっとも私は横になったらすぐ爆睡なので、
たとえスハフ12でも寝るときはしっかり寝ますが(笑)。
スハフ14は固定窓のためかスハフ12より静かでした。


投稿者

尼港線

投稿日

2008年 4月30日(水)09時22分39秒

タイトル

Re: 好企画に心うきうき

お久しぶりでございます。尼港線でございます。
私が大好きな10系のお話でしたので、留置線から出て参りました(^^;)
「鉄道ファン」の連載記事は、私も楽しみにしております。

>赤まんと様
私が接した10系寝台車といえば「きたぐに」「だいせん」あたりになりますが、
確かにエンジン音を聞いた記憶がありません。
ただ、10系の電源装置は冷房専用のはずですので、
12系や14系とは違って夏場しか動かしていなかったのではないでしょうか?
乗車経験は「山陰」のオハネフ12しかありませんが、春先でした。
後に乗ったスハネフ14とは違い、これもエンジン音なぞ気にならず
爆睡した覚えがあります。

なお、ご参考ですが、あまりの乗り心地の悪さゆえ、
12系置き換え直前の「八甲田」から
ナハ11が外されてしまっていた旨の記述が、
「鉄道ジャーナル」1979年8月号のP144にあります。
私がしばしば乗った福知山線のナハ10にも、窓枠がさびつき、開閉に往生した…
といった思い出があります。


投稿者

マロネロ38

投稿日

2008年 4月30日(水)20時09分47秒

タイトル

10系の冷房機関

オハネ10―11、オロハネ10、オハネ17、オロネ10、オロ11、オハ12-14、
等々すべて乗車経験がありますが、そう気にならなかったですね。
嫌だったのはスハネフ14で「日本海」4001-4002レがこれに変更されてからは
(食堂車連結も無くなった)
スハネフに当たるとやかましくて上段でも中々眠れませんでした。
冷暖房電源(車内灯)兼用だから四季を通じてやかましくて---
オロ11の窓変形は聞いた事がありますが、冷房電源と機器を屋根上ではなく
マロ55みたいに床下に入れたら台枠補強ぐらいで済んだのでしょうが。
スハフ12とスロフ12(ムーンライト高知)はやかましいですね。
矢張り20系がベスト作品でした。
10系でフイリピンへ渡った車があるらしいですが、あんな線路状態が悪い国では
発電機関や冷房機に「砂を巻き込んで」故障してしまいそうです。
タイ国はまだ線路状態がマシな様でしたが-----


投稿者

スイロフ

投稿日

2008年 4月30日(水)21時35分6秒

タイトル

10系のディーゼル音

久しぶりに書き込みます。
私も10系寝台車は何回か乗りましたが、夏場は「山陰」のみで、
やはりディーゼル音はうるさかった覚えがありません。
スハネフ14やスハフ14は五月蝿くてたまらなかった記憶があるのに...

そういえば、1978年頃の冬場に夜行で乗った10系座席車が
隙間風がひどくて眠れず、往生した覚えがあります。


投稿者

きむたお

投稿日

2008年 4月30日(水)21時51分21秒

タイトル

10系客車の冷房機関の音

こんばんは。

表題の音、私も非常に興味があるのですが、
残念ながら、10系寝台車の現役時代を知らないのであります・・・。
(まだ1歳の頃、父親に抱かれて北陸線の列車を眺めている、
母親が撮影したスナップの背景にナハフ11が写ってはいるのですけど・・・)

さてさて、本題とはやや離れるのですが、一度だけ、
マニ30のエンジン音を聞いたことがあります。
目撃したのは寒い2月の早朝、貨物列車の機関車次位に連結されていました。
牽引機は電暖付きのEF81とはいえ、さすがに使っていないようで
どうやら客車で自家発電により暖房をしていたようです。
この客車についている発電機関の型式は知りませんが、
10系客車などに使用されているのと外観は極めて似ていると思います。
当時は早朝であたりが静かだったためか、音は意外に響きましたが、
気動車の4VKほどの甲高い音ではなく、
やや低い音質で、冷凍コンテナのエンジン音の音量を大きくしたような感じでした。

そういえば、貨車のケ10も似た外観のエンジンを床下に持っていましたよね。

↓写真は件のマニ30 2012です。'03/2/20、富山貨物駅にて。
#以前は時折問題になったこの客車の写真の公開も今は構いませんよね(^^;)


倶楽部メモ(420) 平成20年 5月 3日〜 5月 6日


投稿者

ど素人

投稿日

2008年 5月 6日(火)23時22分54秒

タイトル

10系の冷房機関

10系時代の「急行北星」を間近に何度も鑑賞(?)したものですが、
全車両にエンジンが響く様は、なかなかの迫力で、大好きでした。
しかし、たしかに車内の騒音はさほどでもありませんでしたね。

14系のスハネフにも何度も乗りましたが、あまり気になりませんでした。
ただ、スハネフに当たると、隣の車両に乗ってみて「う〜ん、静かだなぁ」と
比較して楽しんだ記憶は、たしかにあります。

昨日、高崎でD51の引く12系に遭遇し、電源用エンジン音に萌えました。


倶楽部メモ(422) 平成20年 5月12日〜 5月14日


投稿者

赤まんと

投稿日

2008年 5月12日(月)10時38分23秒

タイトル

投稿遅れ失礼致しました

先月末に「10系客車のディーゼル駆動音」についての質問を投稿しておきながら、
そのままになってしまい大変失礼いたしました。
連休こそ働き時(?)な職種なもので...。
12系や14系ほどの大きさではないため、さほど騒音は気にならなかった、
という体験談が多かったですね。
ただスキマ風はおおきな問題だったようで、
こういったナマの体験談というものは印象的です。
鉄道誌も、車両そのものの特集の際、こうした体験談を
もう少し組み込んでもよいような気がします。
消滅へのカウントダウン状態になり、
なにやら夜行列車への注目度が高まってきていますが、
とくに入れ換え作業による組み換えが発生する客車列車については、
編成記録にもう少し光が当たってこないものかと感じています。
オハ35のような形態差に乏しいからか、
14系、24系の編成記録はほとんど見かけません。
夜行列車末期の今、これらニューブルートレインと呼ばれた世代の
形態や編成記録も、後になればなるほど、貴重なものとなることは
まず、間違いないと思います。
「ああ、あのときもっと突っ込んだ調査をしておけば」と。
「はやぶさ/富士」もいまや傷みが激しく、末期の10系そのものの疲れ具合です...。


投稿者

赤まんと

投稿日

2008年 5月12日(月)10時52分25秒

タイトル

一方で...

ど素人様の投稿には「全車両にエンジンが響きわたり」とあり、
夏場の使用時はやはり結構な音だったのでしょうか。
外観だけ見ますと静かな車両に見えますから、
特集記事を読み重ねるにつれ、興味が深まります。
じつは私も電源エンジン音が大好きなクチで、
東日本が機関更新したカニ24の音は全くツマラナイと感じています。
14系もスハフの、より甲高い音を好みます。
10年近く前になりますが、正月に「出雲」到着を見に行ったところ、
いつものように周期的に負荷音が高まったカニ24 101の排気口から
突如、真っ黒い排気ガスがもくもく出始め、大いに驚いたことがあります。
カニは腹に響くロックな重低音に痺れます。
電源車のあの起動時の、なんとも野蛮な音もたまりません。
排気ガスの臭いも全く気にならず、ここまでくるともはや、ビョーキです。
話が脱線したうえ連続で、重ねて失礼致しました。


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