少々古い話題になりますが、「鉄道ファン」08年1月号から
「10系軽量客車の足跡」と題した連載特集が組まれています。
特集冒頭で述べられているように、いまや動態保存車は皆無であり、
若いファンには全く馴染みがない系列になっています。
8歳のときが東北、上越新幹線大宮開業の私は、
10系客車の営業運転をこの目で見た最後の世代になりますが、
実は停車中の姿を間近で見た記憶があまりないのです。
上野駅には日曜毎に連れて行ってもらいましたが、
どうしても20系や24系に心が奪われていたのです。
当時から旧客にも惹かれていたのですが、
やはりブルトレの方が華があり、わかりやすい、ということです。
10系客車は未だに改造時のデータを中心に不明点が多いと言われ、
過去の特集記事を見ていて飽きることがありません。
それだけにこの時宜を得た「鉄道ファン」の連載は
毎月たいへん楽しみにしています。
と、前置きがかなり長くなりましたが、
間近で10系客車を見る機会があった方に質問です。
10系客車は冷房搭載にあたって、ディーゼル発電機が積まれて
(オロネ10は当初から)いますが、
騒音はどうだったのでしょうか?やはり今の14系並の音がしたのでしょうか?
たしかに尾久を通過する「能登」や「越前」を眺めていたのですが、
騒音に関しては記憶がないのです。
よく、スキマ風が激しかった、はねるようで乗り心地に難があった、
などと聞きますが、
実際に乗ったことのある方、ご教示いただけたら、とおもいます。
今回の連載記事で、補強が不十分だったのか、
オロ11の窓が変形しスキマ風が生じた、
というような記述など大変興味深いです。
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