さて本日、音楽のみのBGMで「なごり雪」が聞こえてきました。
私はイルカさんの歌しか知りませんが、寝台特急『富士』号の出発がその作詞のおおもとと以前聞いた事があります。
そうだとしたらより一層親しみを感じます。
その頃は多分東京駅には長い時間停車していたのでしょうし、長い汽笛の後ゆっくりとホームを離れて行ったのでしょう。
今日、例えば「のぞみ号」では決してそんな悠長な事は出来無いでしょうし(慌しく乗客を乗せあっという間に消えてゆくので)、
空港では「君の唇がさよならと動く事が」と書こうにも人の姿が見えないはずです。
やはり長距離列車ならではの雰囲気でしょうか?
いよいよ3月には『出雲』が私達から去って行きます。
今の東京駅では恐らく大騒ぎでしょうから歌を口ずさむ雰囲気ではないでしょう。
『歌は世につれ世は歌につれ』と申しますが、昔の歌しか知らない(歌えない)オッサンには少し寂しい感じがしました。 客車とは関係ない書き込みをご容赦下さい。 それでは。 |