倶楽部メモ:客車倶楽部過去ログ集:客車列車の旅
倶楽部メモSP
スシ37の台車
二重屋根のスシ37740系の台車はTR74?TR73?



倶楽部メモ(293) 平成17年10月 5日〜10月11日

投稿者 森井 義博
投稿日 10月 9日(日)23時51分55秒
タイトル スシ37の台車
形式図等を見ると二重屋根のスシ37740系の台車はTR74となっています。
でも、戦後のスシ37の写真を見るとTR73を履いているものもあります。

そこで質問なのですが、スシ37の新製当初は全てTR74だったのでしょうか。
それとも、一部の車輛は新製時からTR73を履いていたのでしょうか。
もし後者であれば、その車輛の番号はわかりますでしょうか。
質問ばかりで申し訳ありません。

投稿者 クモイ103
投稿日 10月10日(月)09時09分44秒
タイトル Re:スシ37の台車
>森井 義博 様
 初期の鉄道ファン連載「国鉄鋼製客車」によると、スシ37740を含むグループの台車については、
「従来使用されていた釣合梁式(TR71系)をやめて…(中略)…TR73となりました」という記述があります。
そして、マシ293(元スシ37752)の写真解説に「昭和5年製でボギーはTR71をはいている」、
一方、マシ294(元スシ37758)の写真には「昭和6年製でボギーがTR73となっている」とあり、
写真でもその違いが確認できます(71と74の区別は判りませんが)。
どうやら後期製造分は当初からTR73だった模様ですね。

 なお、来る11月には、車両史編纂会から「スハ32形の一族(上巻)」の発売が予定されていますので、
詳しい情報はそれを待つのが吉、だと思います。
 車両史編纂会HP:
http://homepage2.nifty.com/hensankai/

投稿者 門タケ
投稿日 10月10日(月)10時09分58秒
タイトル Re:スシ37の台車
車掌様御無沙汰しております。
森井様、戦後進駐軍用に冷房化改造されたグループはTR73にボギーを変更して駆動装置をつけています。
ただ国内用の冷房化改造では74のままです。
番号などは当HPへ。
投稿者のホームページ

投稿者 森井 義博
投稿日 10月10日(月)16時38分31秒
タイトル Re:スシ37の台車
クモイ103様、門タケ様
早々のご回答ありがとうございます。
スハ32形の一族は予約しているので、原形でのTR73の使用については、それを待ってみることにします。

投稿者 マロネロ38
投稿日 10月11日(火)17時04分18秒
タイトル TR74?
門タケ様
ご無沙汰!私の年齢には門タタの方が印象が深いですね。(京都−博多、都城行準急)とか--
マシ292がTR74となっていますが、TR71とどこが違うのですか?前から疑問に想っていましたので、ご教示を願います。
それから青ハコのオロ31で、シートの背摺りに詰め物が無くてビロードが2枚だけ貼ってあった車に、
昭和27年8月父と網走ー岩見沢間乗りましたが、不安定でこまりました。
どうしてあんな改造したのか?また該当車の番号が解れば教えてください。
(千代村さんも解らんそうですが)---

倶楽部メモ(294) 平成17年10月11日〜10月18日

投稿者 EF5841
投稿日 10月11日(火)23時17分6秒
タイトル TR74
外見上 TR71もTR74も区別がつきにくいのですが、揺れ枕のばね等の硬性が違います。
同様なことは、TR11、TR13、TR14についてもいえます。

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