太田様のご質問に私の知ってる範囲の事でお返事させていただきます。
スハ44系の座席ピッチは835ミリ、151系以降の910ミリよりは確かに狭いですが、
向かい合わせた場合実用上困るほどではありません。
口で説明するより、現車が残っていますので是非実際に体験される事をお奨めします
>トラストトレインでスハフ43が生きていますので。
オシ17の場合、おそらく発電機は冷房装置を賄うだけで精一杯、厨房を完全電化できる容量はなかったものと思われます。
計画当初屋根にパンタグラフ乗っけて架線給電も検討されたそうですが、実現しませんでした
(当時電化区間が短く他線区への運用を考えると非現実的です)。
カシ36の電気コンロが電源の問題もあって極めて不調に終わった事や
当時まだ食堂車の調理人の世界に戦前からの徒弟制度が残っていて、
石炭コンロの維持管理は若手の仕事だった要素も影響したものと思われます。
尚、冷房化された旧型客車は大概平天井になっています。
オロ11、スロ62、スロ54など、低屋根改造されたものは当然ですが、スロ54でも26や29、マシ35なども天井は平天井です。
冷房車にもかかわらず平天井でないものとしては、マロネ40、41、マロネフ59などがあります。
何故平天井でないのか?言うまでも無く寝台車ですので平天井にはできません。 |