103列車機関士様
ご質問のスロハフ30について調べてみました。
確かに1〜13が二重屋根、14〜16が丸屋根ですが、1〜8と9〜13の図面上から読み取れる相違点は、
車体中央の洗面所と便所の位置が入れ替わっている点で、外観上のリベットの違いはわかりませんでした。
ただし製造時期はほぼ一緒なのですが製造場所が違うので、リベットの状態にも相違がある可能性は残りますので、
詳しい方のフォローを期待いたします。
昭和39年の配置表で長スワ配置となっているのは1だけですよね。 このスロハフ30からスハフ34へ格下げされた車両は10両ありますが、番号はすべて種車のままとなっています。 (ちなみに番号は1・2・5・7・8・10・11・12・14・16) よって長スワに配置されたスハフ34 1の種車は二重屋根のスロハフ30 1となります。
このスハフ34 1は、他のスハフ34がすべて数ヶ月から1年程でオハネ17の改造種車となった中で、
唯一昭和43年まで存在した貴重な1両です。
スハフ34の種車となった車両でスロハフ30以外の車両としてはスロハフ31が2両存在します。 こちらは種車の番号のままではなく1→21・2→22となっています。 ちなみにこのスロハフ31は元々貴賓車のスイロフ30550で、
スイロフ30550→スイロフ30→スロフ34→スロハフ31→スハフ34→オハネ17
という複雑な改番・改造歴となっております。 |